10年目を迎えた今「大好きなこの仕事が、僕の天職だ」と胸を張って言えるようになった【ライフプランナー安田 顕秀】
今回は、首都圏第八支社に在籍するライフプランナー(以下LP)安田 顕秀へのインタビュー。
「本当に大好きなんです。LPという仕事が。」
LPの仕事について“天職だ”と語る安田。
彼は今、LPなら誰もが憧れるような華々しい道を順調に歩んでいるように見えた。
一方で、インタビューでは、「辛い日々だった」と回想するシーンも。
今年で10年目を迎える安田のLP人生は、どのようなものだったのか―――。安田のLP人生の変遷に迫った。
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―――自己紹介をお願いします。
プルデンシャル生命 首都圏第八支社に所属しております、安田顕秀(やすだ あきひで)と申します。
福岡県で生まれ、5歳から大学まで柔道一筋。大学卒業後は、大手証券会社に新卒入社し、2年半務めた後、2015年にプルデンシャル生命に転職しました。
―――前職での仕事の様子を教えてください。
前職は、中小企業のオーナー様に対して資産形成に関するコンサルティングセールスを担っていました。金融業界ということもあり、“知らないことが許されない世界”。また、会社を運営するトップ層の方々と日々接する毎日だったため、知識面のみならず、人としての様々な力が磨かれたと思います。自分の行動によって目の前の人の人生が豊かになることに貢献できる、誇りある仕事だと感じていました。
――― 一見すると、転職する動機が見当たらないようにも思いますが、なぜ転職するに至ったのでしょうか?
当時、転職するつもりはありませんでしたが、たまたま3つのきっかけが重なり、今に至っています。
1つ目のきっかけは、入社2年目の時に保険について勉強したこと。その時、保険に対して「思いや願いを形にできる」「人が抱える不安や恐れを解決できる」とても良い商品だという印象を受けました。一方で保険営業にはあまり良いイメージはなかったんです。
そして2つ目のきっかけは、東京オリンピックです。2013年に東京オリンピックの開催が決まり、同世代の選手たちがまさに一意専心にスポーツに取り組んでいました。一方、証券会社に入社した自分は、絵に描いたようなサラリーマンに落ち着き、入社当初に思い抱いた「実業団よりも成功する」という熱い想いはすっかり冷めきっていました。
そんな時、3つ目のきっかけとして、大学の後輩からプルデンシャル生命のLPを紹介されました。私も証券会社のセールスマンだったため、興味を抱き勉強の一環として話を聞くことに。ただ、正直驚きましたね。“必要性”に訴えかける営業手法を展開するLPに、「同じ金融業界でもこんなにも違うのか」と、衝撃を受けました。
保険の奥深さや可能性に惹かれる最中、LPと出会い、プルデンシャル生命であれば、柔道をしていた時や新卒入社時のような熱い想いを持てるのではないかと思い、転職を考え始めるようになりました。
―――ありがとうございます。前職とプルデンシャル生命では、どのような違いを感じましたか。
全てが真逆でしたね。もちろん、以前在籍していた企業も素晴らしい会社でしたが、組織の在り方やベクトルの向きが全く違ったんですよね。
前職はどちらかというと、主語が会社と上司。また、全国転勤があるため担当するお客さまが変わることも多々ありました。一方、プルデンシャル生命は、主語がお客さまとLPです。成果報酬型で一度担当したお客さまは一生涯担当し続けることができる。
親もお世話になった柔道の先生も自営業であったため、自営業(独立)にも関心がありましたが、このような違いに惹かれ、プルデンシャル生命への転職を決意しました。
―――保険という商品を取り扱うことに不安はありませんでしたか。
正直、不安でいっぱいでした(笑)日本では約89%(※1)方が民間の保険に加入済です。そのような市場に参入し、どのようにして自身のマーケットを開拓していくのか…。という不安はありましたね。
ただ、前職では、満足できるような成績を残せていませんでした。そのため、当時は「環境を変えたら現状も変えられるのではないか」そのような淡い期待も併せ持っていました。
不安はありましたが、全てをリセットする覚悟でこの世界に飛び込みましたね。
―――プルデンシャル生命に入社した後、LPとしての活動はすぐに軌道に乗りましたか。
全くうまくいきませんでした。入社してからしばらくは、保険を販売することの難しさを痛感していました。
ただ、その中でも当時支社長だった成田さん(現、執行役員)や先輩LPを中心とした多くの仲間の存在が支えになりました。
成田さんからは日々のトレーニングを通してLPの目指すべき姿を教わり、その頃の教えが今の私にとっての「理想のLP像」になっています。また、先輩LPは私を指導・サポートする必要のない立場でありながら、年齢や社歴が近いこともあり、常に気にかけてくれていました。仲間達の支えがあったからこそ、3年目頃から少しずつ活動が軌道に乗り始め、業績も伸びていくようになりました。
―――決して順風満帆な道のりではなかったのですね。続いて、LPに転身し、最も成長した、もしくは変わったと思うことを教えてください。
ビジネスパーソンとして大きく成長できていることでしょうか。特に「ライフプランナーシップ」「アントレプレナーシップ」「セールスマンシップ」の3つについては、成長を実感しています。
ライフプランナーシップは、お客さまに焦点を当てて貢献する姿勢。アントレプレナーシップは、“起業家(企業家)精神”とも呼称される通り、独立自営家として道を切り拓く突破力。そしてセールスマンシップは、結果を出すことへの姿勢や仕事への取り組み方。
これらは、LPとしてお客さまと向き合う過程で磨かれたと感じています。
―――入社後は苦しい時期が続いたとのことでしたが、ここまでLPを続けてこられた安田さんの原動力は何だったのでしょうか。
やはり、家族と仲間ですね。
特に両親は、5歳から始めた柔道に打ち込む自分に惜しみのない情熱とお金をかけてくれました。私は、その両親の教育が正しかったと証明したい。新卒で大手と呼ばれる証券会社に入社したのも、両親の教育が正しかったと伝えたかったからです。私がプルデンシャル生命で活躍できれば、きっと両親も喜んでくれるでしょう。
そして、苦しいLP時代を支えてくれた妻と2人の娘。首都圏第八支社の仲間たちにも私が成績を残すことで恩を返していきたいと思っています。
―――今年で入社10年目を迎えますが、今後安田さんが目指していきたいと考えるLP像を教えてください。
“医師や弁護士のような知的なアプローチができ、顧客に寄り添う温かい感性を持ち、経営者感覚溢れる営業パーソン“
これが、私の理想像です。プルデンシャル生命に入社して2・3年が経った頃、成田さんが“どのようなライフプランナーが長く活躍できるか”についてお話しくださった時に仰っていた言葉です。今でも折に触れてメモや手帳に書き、自身の理想像を問われた時には、必ず先述した理想像を答えるようにしています。
プルデンシャル生命には、この理想像に近いLPがたくさんいます。そういった方々に少しでも近づけるよう、自分を更に高め続けていきたいですね。
―――ありがとうございます。続いて、LPという仕事を通じて得られるモノやコトは何だと思いますか。
報酬や自由な時間、仲間、加えてライフプランナーシップ、アントレプレナーシップ、セールスマンシップ。本当にたくさんのモノやコトを得られる仕事です。
また、辛いことや悲しいことを得られるのも、LPだからこそではないでしょうか。LPは辛いことも悲しいこともダイレクトに返ってきます。そして、辛いことが多いほど、嬉しいこともダイレクトに響くものです。
エッジが利いた人生が得られるのもLPならではなのかもしれませんね。
―――将来的に営業所長や支社長など、マネジメント職への道は、視野に入れていますか。
LPとして前線で活動し続けたいですね(笑)
LPという仕事が、本当に大好きなんです。
自分の価値をもって目の前にいる人の人生に新たな価値を生み出し、その価値が次のご紹介に繋がり、自分のもとに新しい仕事として戻ってくる。僕はこのサイクルがすごく好きなんですよね。柔道に打ち込んでいた時と同様に、LPは僕にとって人生の全てを捧げ、打ち込む価値のある仕事だと思っています。
ずっとLPを続けることができるのであれば、まさに本望です。
―――安田さんにとってLPは、まさに天職とも言える仕事や生き方なのかもしれませんね。
そうですね。今では“天職”とも言える仕事です。ただ、プルデンシャル生命に転職したばかりの頃は、成績も伸び悩み、自分に自信を持てずにいました。
大きな転機が訪れたのは、入社5年目の時。苦労して、やっとの思いでMDRT(※2)への入会基準を達成しました。そのことで自信が持てたとともに、より一層の高みと成長を目指す意欲が湧いてきましたね。この時も本当に多くの仲間が応援してくれました。また、MDRTへ入会したことで、同じように志を高くもった方たちとの交流の機会が増え、多くの刺激を受けました。今思えば4期連続社長杯(社内コンテスト)入賞も、3期連続COT基準達成も、MDRTから得た仲間と経験によるところが大きいと思います。その頃から、LPという仕事を通じて、目の前にいる方々の人生に一生貢献していくのだと感じましたね。
―――ありがとうございます。続いて、プルデンシャル生命で実現したい安田さんの夢を教えてください。
「お客さまにとってNo.1の担当者であり続けること」です。
また、夢とは別に目標が3つあります。1つ目は、40歳までにLPの最高峰と呼ばれる『エグゼクティブ ・ライフプランナー』になること。2つ目は、社長杯の最も高い基準を達成すること。3つ目は、MDRTの最も高い基準である『Top of the Table(トップ・オブ・テーブル)』を達成すること。そのためにも、まずはこの3つの目標に見合った人間力を磨いていかなければならないと思っています。
また、45歳以降は、週休4日を実現したいと思っています。計画性のないダラダラとした働き方をしないための目標ですが、この仕事が大好きなので、実際は45歳以降も同じようなペースで活動しているかもしれません(笑)
―――では最後に、転職を考えている、もしくはキャリア選択に迷われている方に一言お願いいたします。
LPは生半可な気持ちで始められる仕事ではありません。辛いことや悔しいことがたくさんあります。ただ、一方で成長や喜びが自分にダイレクトに返ってくる醍醐味もあります。
また、プルデンシャル生命はシェアとケアの文化が浸透している組織です。良いことは仲間同士でシェアし、辛い仲間がいれば手を差し伸べる。独立自営家という厳しい環境ではあるが、自身のことに注力するだけでなく仲間が困っていた時には、シェアとケアという温かい文化で包み込んでくれる最強の営業集団がプルデンシャル生命です。こんな会社、なかなかないと思います。
苦労してでも何かを掴み取りたいという強い意思を持つ方は、勇気を持って飛び込んできてほしいです。
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(※1)生命保険に加入している人はどれくらい?|リスクに備えるための生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター (jili.or.jp)
(※2)MDRT :Million Dollar Round Table の略。1927年に発足した卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織