「ライフプランナー(以下、LP)ってメッセンジャーみたいな仕事なんです。」
自身の体験と想いを重ね語る、大澤が思うLPの責務とは―――。
意志や想いを伝えることの大切さに気付かされた、大澤のライフプランナーストーリー。
―――自己紹介をお願いします。
大澤拓海(おおさわたくみ)と申します。
前職はミュージシャンとして活動をしており、アーティストのバックバンド演奏などをしていました。
プルデンシャル生命には2021年1月に入社し、現在3年目です。
―――なぜ、ミュージシャンからLPに転向されたのでしょうか。経緯と転職活動の様子を教えてください。
きっかけはコロナですね。
仕事が全く無くなってしまい、新たな仕事を探しました。
転職活動で選考を受けたのは、プルデンシャル生命だけです。
他の企業も色々と調べましたが、もしプルデンシャル生命に受からなければ、保険業界は諦めようと思っていたので。
―――プルデンシャル生命の選考を受けた理由は何だったのでしょうか。
フルコミッションという報酬制度に惹かれたからです。
ミュージシャンになる前は、証券会社に2年間勤めていましたが、当時は「業務量や業績が収入と比例しにくい」状態と、自分のことを第三者に評価されているという状況に違和感を抱いていました。
その点フルコミッションならば、自分の積み重ねた数字がそのまま自分に返ってきます。できなかった時も全て自分の責任です。
ミュージシャン歴が長かったこともあり、自分の好きなタイミングで休みを取り、好きな時に働ける。そして自分が残した実績・成果分が報酬として得られる、そんなフルコミッションの働き方に魅力を感じました。
―――全くの畑違いの業界・職種でしたが、不安や迷いはなかったのでしょうか。
不安は有りませんでした。そもそもコロナの影響でミュージシャンの仕事が無くなっていたため、他の業界で仕事を探すしかないと思っていました。
また転職活動中に営業所長と面談をした時、自分の想いに共感してくれたことも入社を決意する1つのきっかけになりました。
たまたまですが、僕の営業所長は大手上方演芸プロダクションでマネージャー業をしていました。
当時の僕の転職理由の1つに、高校生からのバンド仲間ある友人があったのですが、彼は、売れっ子でミュージシャン時代の僕と年収が全く違いました。一緒に食事に行くと全部ご馳走してくれていたんです。そんな彼に対して申し訳なさや「彼がコツコツと努力を積み重ねている間、自分はいったい何をしてきたんだろう」という苛立ちを感じていました。
営業所長は、同じ芸能業界に身を置かれていたこともあり、僕の想いに共感してくれたのです。
この方であれば、きっと色々と分かってくれると思い、転職への迷いも一切なくなりました。
―――大澤さんが入社して感じたプルデンシャル生命の魅力は何でしたか。
全員が独立自営家の一面を持っているところですね。
1人ひとり仕事への取り組み方が違いますが、それぞれのやり方や方法を尊重してくれます。
プルデンシャル生命のコアバリューにも” Respect for Each Other”という言葉があります。その言葉通り、お互いに尊重し合う風土が根付いていると感じますね。
正解を押し付けず、それぞれの違いを認め尊重し合う点は、本当に魅力に感じる文化です。
―――会社や働き方に魅力を感じる一方で、保険を扱うことに抵抗を感じたり、LPの職務と勉強の両立を大変だと感じたりすることはなかったのでしょうか。
どちらも全くなかったです。
保険は万が一の事があった時に、保険金を受け取れるというゴールが明確に定められています。ご契約の時点でお客さまのお役に立つことを約束するので、保険を取り扱うことに抵抗を感じることはありませんでした。
また勉強も、面白かったですね。
自分の思い描いていた保険の魅力的な部分やすごいと感じていた部分を、知識を用いて肉付けしてくれたイメージです。
もともと保険は素晴らしいものだと感じていましたが、保険を通じてできることの幅広さをどんどん知ることができ、毎日が楽しかったです。
―――では、大澤さんがお客さまと接する時に意識していることはありますか。
ご契約をお預かりした後よりも、初めてお会いするタイミングを大切にしているかもしれませんね。
僕の場合、他のライフプランナーと違い、お客さまからのご紹介で新しく契約に繋がるケースはほとんどありません。自分の友人がお客さまになる場合が多いため、お客さまと友達関係にあることが基盤になっています。そのためお客さまになったからといって、特段接し方を変えることもありません。
しかし、ご紹介が少ない分、自分の友人・知人を増やさない限り新規のお客さまは増えません。常に新しく出会った人と仲良くなり、プルデンシャル生命の商品を通じてお役に立てることがあれば、保険のご案内をさせて頂きます。
―――大澤さんはどのように人脈を広げているのでしょうか。
友人からの紹介で友人が広がっていくこともあります。
ただ僕の場合、一人でBarに飲みに行き友達を作り、そこからマーケットを広げていくパターンもありますね。
僕はプルデンシャル生命に入社した時、友人・知人からマーケットを広げていきました。
入社時と同じような方法でマーケットを広げていくしか思い付かなかったため、友人のコミュニティに呼ばれる機会があれば参加するようにしています。
そこからもどんどん友人が増え、コミュニティが広がっていく感じですね。
―――大澤さんらしいスタイルですね。続けて、大澤さんが思う“LPの責務”とは何かを教えてください。
『ご加入者様の想いや意志を、ご遺族様に伝えてあげること』ではないでしょうか。
直近、僕の友人が亡くなったのですが、彼は僕のお客さまでもありました。
彼は僕が保険の案内をした時、保険に加入する理由を話してくれました。
普段“親孝行”なんて言葉を決して言わないような友人が僕に対し、「すごく迷惑かけたから、老後の生活費に充ててほしい」「旅行とかに行ってほしい」と、ご両親への深い想いを話してくれました。
その時彼には証券ファイルに同封されている、『ラブカード』にメッセージを書くよう伝えました。ラブカードは、ご加入者様が大切な人に宛てるシンプルな白地のカードです。
しかし彼は、ラブカードに何も書いていませんでした。
僕は、残された彼のご両親や未記入のラブカードを見て、「ラブカードを書いているか、書いてないかで遺された人の心境は全然違う」と気付きました。
同時にラブカードでは伝えられなかった彼の両親への想いや愛を、伝えていかなければならないとも感じました。
ご加入者様が独身だった場合、ご遺族様(ご加入者様のご両親)は自分の子どもが最後にどんな人生を送っていたか知らないままになってしまう場合がほとんどだと思います。
友人や同じ会社の人たちであれば、故人の最後の様子や直近の会話の内容などをご遺族様に伝えてあげられます。
それに加えLPは商談中に「なぜ保険に加入するのか?」その想いや背景もお伺いします。そのため友人や会社の同僚・上司の立場から伝えられる内容よりも、もっと深い感謝や愛の気持ちといった故人の想いをご遺族様に伝えてあげられるのではないかと思っています。
人生は本当に何が起こるかわかりません。
もちろん病気などで余命が分かっていれば、自分の大切な人に対して愛や感謝の気持ちを伝えることもできるとか思います。しかし病気や事故で突然お亡くなりになる方もたくさんいらっしゃいます。
最後の言葉として一筆だけでもメッセージが残されていたり、代わりに想いを伝えてあげることができれば、ほんの少しかもしれませんがご遺族様も救われるのではないかと思います。
プルデンシャル生命に入社した時も、LPはお客さまの想いや意志を伝える重要な役割を担っていると思っていましたが、改めてその大切さを学び責務の重要性を再認識しました。
だからこそ、胸に秘めているお客さまの想いや大切な方への愛の気持ちを聞くためにも、そして万が一の事があった時に、ご遺族様にその想いや意志を伝えていくためにも、もっとお客さまと仲良くなり知っていかなければならないと感じています。
―――まさに、LPだからこその責務ですね。それでは最後に転職を考えている、もしくはキャリア選択に迷われている方に一言お願いします。
迷っているのであれば、まずは1回挑戦頂きたいですね。
迷っている時間がもったいないですし、もし失敗だったとしても戻れば良いと思います。
もし成功すればずっと続けたら良いですしね。
まず『やってみる』という行動を起こしてください。