皆さん、はじめまして。プロトソリューション仙台本社の西野と申します。
仙台本社では、エンジニアの皆さんと人事が協働で様々な取組みをしています。今回は背景をお話しさせてていただきます。最後までご覧いただけましたら幸いでございます。
自己紹介
沖縄出身。県内の大学を卒業後、コールセンターでスタッフィングマネージャー職、県立高校で進路指導員、NPO法人で若年者・子育て層の就労カウンセラーを経て、2012年に株式会社プロトデータセンター(現・株式会社プロトソリューション)へ入社。入社後は、採用事務職を経て、人事担当となり、新卒・キャリア採用、人材育成・組織開発、制度企画を担当。
沖縄→仙台へ1,800キロも北上し、今働く理由
2012年に入社し4年程が経った頃、プロトデータセンターは、仙台にある「株式会社 アイソリューションズ(ソフトウェア業)」と合併をし、株式会社プロトソリューションへと商号変更をしました。合併というのは企業にとって大きな出来事であることは、想像に難くないと思います。
合併をした当時、私は沖縄で勤務していました。沖縄や東京で活躍する方たちも、もちろん沢山おり、そんな中で「仙台のエンジニアすげぇ」という声をよく聞くようになっていました。そんなとき、専任の人事担当がいなかった仙台本社に人事機能を置くという話を聞きつけ、即決で「行きたいです」と手を挙げました。「成果を上げている方たちを見てみたい。そこから成功法を導き出したい」突き動かしたのは、人事として純粋な人への関心でした。
ターニングポイント
手を挙げてから2週間後には、仙台にいました。(このスピード感も、この会社の良いところです(笑))
私のミッションは、合併という大きな節目を経て、新たな会社として人材視点でシナジーを得ることでした。
着任してからの約6ヵ月の期間にタイトルを付けるとしたら、「仁義ある戦い」かもしれません(笑)
一見、角が立つタイトルかもしれませんが、そう言えるのは、今ではお互いの仕事へのリスペクトがあったからこその議論だったと分かっているし、当時の話を笑いながら肴にも出来ますしね。
そんな衝突も多かった頃だからこそ、私が勝手に感じてしまって、同じ目標に向かえていないかもしれないという漠然とした不安で、諦めそうになったこともありましたが、ある一言から、変わっていきます。今でも鮮明に覚えています。
雪がしんしんと降る夜でした。飲み会の帰り道に定禅寺通りで、現在の仙台開発責任者の進藤に言われた言葉です。
(この日の写真ではありません(笑) 写真は2018年の冬、飲み会の帰り道の写真です)
「自信がないとか言うな。信頼していないと同義だぞ。
相手に失礼だし、俺たちを見くびるな。だって俺らチームじゃん」
その瞬間スパーーーーーーーンと、開眼しました。
エンジニアや人事という機能を超えて、共に目標に向かうチームであることを再認識しました。ここから、協働での取り組みが目まぐるしく加速していきます。
共に目指す想いと目標
ウィットに富んだビジネスアイディアで地域・社会を牽引するリーディングカンパニーになる
東北や社会の持続的な発展のため、技術開発力、人材力、経営力を発揮して、ITソリューションの分野でオンリーワンの結果を出すことです。大規模Webサービス開発、自社SaaS開発、先進的な技術開発と出来ることは多くなってきました。課題を解決するだけでなく、今までに無かったものを世に生み出し、多くのお客様に感動を届けたいのです。
働く一人ひとりが自分の仕事に誇りを持ち、仕事が楽しいと言える会社に
「明日も会社に行きたい」そう思える会社にしたいということです。
これは決して楽しい仕事を見繕ってあげるという意味ではありません。仕事の楽しさを見出せる、それは、どんな状況でも、技術開発力・チーム、その他の資源を駆使し、本気で考え、お客様に満足していただける成果を出せるということを、たくさん経験出来る場にしていきたいということです。スタイルは人それぞれでいいんです。一人ひとりが自分の強みを遺憾なく発揮しつつ、お客様のために力を出し切れる環境を目指したいのです。
なぜ、エンジニアと人事が協働でやるのか
先に挙げた2つを達成するためには、言われたとおりのことを実現するだけの集団では到達できません。そのためには、資産の中で重要と言える”ヒト”。ヒトの力を最大化する人材フローの視点を通じて、私たちらしさを突き詰め、戦略的に発展させていく必要があるのです。
だからこそ、私たちは、エンジニアと人事が協働で、採用、育成、組織開発、企画といった色々なことに取り組んでいます。一介のエンジニアではなく、ウィットに富んだアイディアを実行できるエンジニア集団になり、これから突き進んでいくためにも、必要な取り組みだと考えています。
- 「人に教えてみたい」そんな一言が繋がった企業連携実習。弊社エンジニアが専門学校で講師を担当する
- 「テクノロジーの可能性を後世に伝えたい」宮城県内高専や大学での講義
- 自ら作ったもので人を喜ばせる。からあげ作りからシステムエンジニア仕事体験インターン。そのほかにもWebエンジニア5daysインターン、初学者向けAI開発インターンを開催
- 自分の経験から次の世代にポリシーを繋ぐプレゼン「ジブンプレゼン」。他にも、マリオーカートをプレイするメンバーの横に立ち、ネガティブ・ポジティブフィードバックを即座に行うというマネジメント研修をしたこともありました
- 個人のタレント性にフォーカスしたカラフル採用、未経験採用、女性エンジニア採用強化、外国人採用
なんのために技術力を高めるんだっけ?なんのためにチーム力を発揮するんだっけ?なんのために失敗するんだっけ?何のためにワクワクするんだっけ?
それぞれの過程で、自分自身の成長とは何かを自分と向き合って考えた瞬間がそこにはあります。
これらの活動を通じて、一人ひとりが、技術力+αの経験が価値あるものであるという手ごたえを感じることができ、自分の可能性を信じ、お客様のために力を発揮することが出来るようになると思います。
さいごに
仙台本社で働く約50名のうち約9割がITエンジニアです。
作ったものが動くという原始的な楽しさをきっかけに、この道に進んだ方が多いです。
きっかけは共通していたかもしれないけれど、色んな経験を積んだ結果、やりたいことは十人十色に広がっています。
・世の中の人の未来に自由を与えたい
・テクノロジーを駆使して、人々が驚き、感動するようなサービスを作りたい
・首都圏のエンジニアに引けを取らない自分たちの価値を世の中に広めたい
・東北から日本をリードするプロダクトを創出したい ・・・
ITエンジニアの皆さんが主役の組織。彼らが作ったサービスやアイディアで、お客様が幸せになったり、世の中が変わっていく瞬間を見届けたい。私の今の原動力は、それらであり、私たちは成し遂げられると思います。だって、こんなに胸をはれる取り組みが、彼らの力で生まれ支えられているんですもん。本当に本当に尊敬しています。
簡単な道では決してありませんが、目の前にいるメンバーやお客様、関わっていただいたすべての方の笑顔がアンカー(錨)となり、着実に一歩ずつ、実現に向け進んでいます。
私は、中途入社でこの会社に入りました。転職活動をしているときに、読んだ記事ですが、年齢を重ねてくると、今の仕事内容が何かよりも「何を目指して誰と働くか」が大事であるという記事を読みました。すごく記憶に残っています。
今回の記事では、エンジニアの皆さんとの取り組みをお話しさせていただきましたが、もしかしたらそんな取り組みはやりたくない!というエンジニアの方もいるかもしれません。しかし、自分の活躍フィールドをロックせず、これまでの経験で得た技術力に加え、事業成長と組織のフィット感を高められるスキルが加われば、めちゃくちゃ強いと思いますし、目指せる選択肢が格段に増える思います。
皆さんの目指したいコトがあれば、ぜひカジュアル面談でお聞かせください。
プロトソリューションには、挑戦のフィールドがあります。
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