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【誰かの”WANT”を実現する方法を探すのが一番楽しい】メンバーインタビュー④

プラゴのメンバーインタビュー企画第4弾! 前回の鶴岡裕至さんからバトンを受け取ったのは、ハードウェア開発グループ基板設計チームの田中崇太郎さんです。鶴岡さんからの「田中さんのぶっとんだ発想や、どんな風にやりたいことを落とし込んでいくのか、インスピレーションについて知りたい!」という声にお応えして、田中さんの仕事についてお話を伺いました。

関連インタビュー:ハードウェア開発のチームインタビューはこちら。

<田中崇太郎さんプロフィール>

2022年7月入社。大学卒業後、技術者派遣企業やベンチャー企業で勤務。いずれも専門外の分野に飛び込み、エンジニアとしてのスキルを磨いたのち、中途でプラゴにjoin。現在はハードウェア開発グループ基板設計チームのリーダーとして活躍中。

Q.経歴と転職のきっかけを教えてください。

大学卒業後、就職したい企業があり学校推薦を受けて選考を受けたものの、残念ながら落ちてしまって。大学が主催する企業説明会に行ったところ、たまたま覗いた企業の人と仲良くなって、「うちに就職しなよ」と誘ってもらったことをきっかけに入社を決意。

入社後の担当を決める時に、電気回路を選びました。大学で化学や生物系を専攻していた僕にとってはまったく知らない、電気回路や電子回路といった電気系の分野で、回路の呼び方も全然わからない状態からのスタートだったので、回路を組んだ時に電流がどんな風に流れるのかというところから勉強しました。

技術者として企業に派遣されるという形で働き始めたのですが、派遣先の方針が「正社員だろうが派遣さんだろうが関係なく教育する」という考えの会社だったので、派遣先企業の全員から育ててもらった感じです。素人だった私が仕事ができるようになったのは、派遣先企業の方々のおかげですね。

勤めていたのはいわゆる大手企業だったのですが、それほど忙しい環境ではありませんでした。また、決められたやり方にのっとって仕事を進めていけば、それなりのものができちゃうんです。回路のことがよくわからないままこの方法で仕事をしていたら、スキルが身につかないのではないかという漠然とした不安を抱えるようになり転職を決意。

次に勤めたのは、ベンチャー企業です。ここでも専門外の分野での仕事が多い状態で入社したのですが、1から学んで回路を引かせてもらえるようになりました。5年ほど働いたのですが、任されていたIoTのプロジェクトを一通りやり切ったタイミングで2回目の転職をすることにしました。

Q.プラゴに入社を決めた理由を教えてください。

転職サイトに登録して、初めて来たスカウトがプラゴだったんです。

これまでは車に乗る側でしたが、車の充電を提供する側になるのが面白そうだと思ったのが最初の印象です。まずは話を聞いてみようと思い面接を受けました。そこで、プラゴが自社で充電器を作ること、将来的にはバッテリーや蓄電池を作りたいという話を聞いたんです。EV充電器って今ホットな業界でもあるし、何よりプラゴがやっていることが面白そうだなと思いました。正直なところ当時はなにをやっているかはよくわからなかったし、EVのことも全然わからなかったけれど、入社したら色々と知ることができそうだし、自分のスキルともマッチしていると思い入社を決めました。

Q.入社後はどんな仕事を担当されていますか?

ハードウェア開発グループで回路設計を担当しています。入社とほぼ同時にハードウェア開発グループが立ち上がったんですが、立ち上がったばかりだから、技術者は実質ひとり(笑)。

まずはプラゴがどのようなものを作っているのかを知るために、データや基板、回路図を見せてもらうところからスタートしました。

2023年6月に提供を開始した「PLUGO BOX」という壁掛け型の充電器があるのですが、僕が入社した直後からこの「PLUGO BOX」の開発が始まりました。「PLUGO BOX」を作るためにはどのような要素が必要かを洗い出していくうちに、電力量を測定するスマートメーターが必要であることがわかったのですが、高額だし、納品までに時間がかかることがわかったんです。そんなの、待ってまで買えないじゃないですか。だから、「PLUGO BOX の電力量を測るものだったら作れますよ」と声をあげ、自分が測定器の開発を担当しました。

開発自体は制約が多かったのでやりやすさはありましたね。一般てきには制約が多いとやりづらいように感じるかと思いますが、開発する時って「どんな方法でもいいよ」と言われるんですが、その方法というのが無数にあるんです。無数にあるからこそ何通りも考えて、そこから1つを採用して、テストして……というような、気の遠くなるような工程を踏むんです。だから制約が多いほうが仕事がやりやすいというわけなんです。

「PLUGO BOX」がリリースされてからは、ほっと一息…と言いたいところですが、来年リリース予定の新しいプロジェクトが現在進行中です。なかなか難しいのですが、難しいからこそ開発側としてはやりがいを感じています。

所属しているハードウェア開発の仕事の他にも、別チームのプロジェクトに関わることもあります。もちろん自分がメインではないですが、システムの精度を上げるために充電の仕組みや電気の流れなど、自分の専門知識が活かせる部分で参加することもあります。

Q.プラゴにいることで変わったことや成長を実感することはありますか? 

技術面ではやはり、EVや充電器に関するスキルがついたことですね。前職ではIoTやビデオカメラの開発をしていたのですが、今扱っている充電器は明らかにこれまでのものとは違います。交流電力だし、電圧は10倍も20倍も大きくて、パワーがあるんです。だからこそ扱いが非常に難しいと感じますね。

充電器を開発するにあたって必要な法律もそう。こちらが必要とすることが法律の条文に明記されていないことも多くて、「この条文はこう解釈できるから、そのように対処してください」なんて言われたりもして。大変ですが、条文に明文化されていないほど、新しい領域にチャレンジしているんだなという実感があります。

プロジェクトを自分ひとりで担当していると言うと、他の企業の方にはよく驚かれますよ(笑)。よく「失敗するのが怖くない?」と聞かれますが、失敗は怖くありませんね。失敗したときに理不尽に叱られるような環境の会社だったら怖いでしょうけれど、プラゴではそんなことはありませんし、開発って失敗がつきものでしょう? 

対人面で変わったのは、人当たりがよくなったことかな。前職の2社では、入社した時は僕が最年少だったこともあり教わる立場でした。でも、プラゴに入ったら、ハードウェア開発に関して知見がある人は僕しかいなくて。教わる立場から人に教える立場になり、気持ちの切り替えができつつあることが変わった理由かもしれませんね。

プラゴにはいろいろな職種の人がいます。例えばハードウェア開発のエンジニア同士なら一言で伝わることでも、別の職種の人にはきちんと説明しなくちゃいけない。このような環境だからこそ、人に対してきちんと伝えるというスキルが身についてきたのかも。

Q.プラゴではどんな人が働いていますか?

自分の仕事が好き!という人が働いていると思います。先ほどの理不尽に叱られることがないという話にもつながるのですが、人のやることを否定するような人はいませんね。やってみたい仕事があると言えば、すぐに「やってみよう!」というノリでプロジェクトが始まったりします。メンバー同士の年齢が近いこともあってか、協調性もあると思います。

あとは、仕事に対する責任感のある人が多い。まだメンバーが少ないこともあって、仕事は自分ひとりでやりきれるものではないと認識しているからだと思います。だからこそ、みんな周囲に対する思いやりがあると思いますね。

Q.どんな人がプラゴに合っていると思いますか?

既存のプラゴメンバーと同じように、責任感のある人、そして協調性のある人が合っていると思います。そして、自分の仕事を全うするという強い気持ちがある人かな。

デジタルネイティブ世代が多いこともあって、プラゴは情報のやり取りがとても早いのが特徴です。チャットもじゃんじゃん流れてくるので、あふれる情報を取捨選択して自分に取り込める方だといいと思います。

同じチームでエンジニアとして一緒に働くなら、どんどん挑戦できる人がいいですね。エンジニアって自分が作ったものを世に出して、使った人に喜んでもらう仕事だと思っているんです。送り出すまでの過程には難しいこともあると思うのですが、「自分には難しいからできない」と尻込みするのではなく、「面白そう」という気持ちを持って挑戦できる人だといいですね。自分の力を伸ばしつつ、世の中のためになるものを送り出すために踏み出せる人と働きたいです。さらに言うなら、自分の作った基板を愛せる人ですね。僕が今作っている基板なんて、めっちゃかわいいですよ!(笑) 

Q.次に個人インタビューしてもらいたいメンバーと、選んだ理由を教えてください。

セールスの弘田さんです。僕は今31歳なのですが、弘田さんはもっと若い!若い人はどんな風にプラゴという会社を見ているのか興味があります。シニアセールスのポジションに就いている人ではなく、プレイヤーである弘田さんのフラットな視点が知りたいですね。

弘田くんのお仕事は営業なので、お客様にプラゴを説明する機会が多いと思います。会社に詳しくないと説明はできないから、彼の視点でどうプラゴの事業の魅力を伝えているのかも気になりますね(笑)。

あとは、弘田さんがこれからプラゴでやりたい事や今のプラゴでどういうものを見て感じてきたか興味があります。だからこそ、弘田さんのお話しを聞いてみたいです!

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