Plott(プロット)は、IPコンテンツの企画から制作、ビジネス展開までを一気通貫で手掛けるスタートアップです。
『混血のカレコレ』『全力回避フラグちゃん!』はチャンネル登録者数200万人を突破。
『テイコウペンギン』は2022年にテレビアニメ化され、『私立パラの丸高校』はKADOKAWAグループ運営の「次にくるマンガ大賞2024」Webマンガ部門にてU-NEXT賞を受賞しました。
YouTubeの累計チャンネル登録者数は1,000万人、月間再生回数5億回を突破しました。
webtoon(※)事業にも参入し、新作『小さな皇子を拾ったら溺愛されました』は、LINEマンガ新着カテゴリ(総合)第1位を獲得。多様なジャンルで、次世代ヒットIPの創出に取り組んでいます。
※webtoonは、NAVER WEBTOON Ltd.の登録商標です。
そんなPlottでは、事業成長にあわせて組織も拡大しており、新しい仲間を積極採用中です。
今回は、Plottで働く長期インターン生 犬飼・かにちゃん・ナガミの三名にインタビュー。
Plottにかける情熱と、長期インターンとしての業務や働く環境などについて聞きました!
プロフィール
社内ニックネーム:犬飼(2024年5月入社)
IP展開事業部 音楽チーム
慶應義塾大学法学部在籍。大学三年生。大学ではドイツ語や国際法などを学ぶ。また課外活動としてオーケストラサークルに所属し、運営を務める。推しはおおよそ黒髪のデカ男。
社内ニックネーム:かにちゃん(2024年8月入社)
ショートアニメ事業部
国立大学在籍。大学四年生。大学では農村ツーリズムによる経済効果の研究をおこなっている。音楽や芸能にも関心があり、アイドル系コピーダンスサークルの立ち上げを経験。
社内ニックネーム:ナガミ(2024年10月入社)
ショートアニメ事業部
国立大学在籍。大学二年生。高校から現在まで、趣味として小説を執筆。Plottの脚本トライアル通過後に「制作のもっと根幹の部分にかかわりたい」と考え、インターンに参加。大学ではゼミ長を務める。
「共に生きてきたエンタメを仕事にしたい」情熱を持った3人がインターンでPlottを選んだ理由
ーまず、エンタメ業界のインターンを志望した理由を教えてください。
犬飼:昔からエンタメが好きだったんです。
小学校の時に友達の影響でオタク文化に触れて、中高生の時はエンタメにどっぷりはまっていました。『文豪ストレイドッグス』や『あんさんぶるスターズ!』などの漫画・アニメや、ジャニーズやK-popなどのアイドルグループに触れていました。ボーカロイド・歌い手にもはまっていましたね。
この通り、エンタメが大好きなので、就職活動の一貫としてエンタメ業界からインターンを探し始めました。
あとは、スーツを着て働きたくない気持ちもありました。エンタメ業界なら、スーツを着なくても働けるだろうと思いました。
かにちゃん:私は、人生の中でつらいことが多かった時期に、エンタメに勇気や安心感をもらった過去があります。身の回りにもそういう人がたくさんいて。身近にいる人よりも、遠くの存在であるはずのアイドルや推しの言うことに心を動かされている人や、好きなコンテンツのおかげで救われていたりする人を見ることも多くて、エンタメが持つ影響力の強さを感じる瞬間が多々ありました。
自分の生活に密接に結びつき、大きく影響を与えたもの、それがエンタメなんです。そんなエンタメを私も作る側になって、人々に希望と勇気を与えたいと思い、エンタメ業界を志望しました。
ナガミ:僕も、生まれた時からゲームやアニメに触れてきた人生で。一時期は、友達と遊ぶのを断って、ゲームやアニメに没頭していた時期もあったくらい、自分の中でエンタメは比重が大きいものでした。
エンタメ業界で働くことは苦労もあるかもしれないけれど、どうせ働くなら作る側に回ってみるのも面白いんじゃないかなと考えていました。 それに、僕は多分好きなことじゃないと続かないと思ったので、エンタメ業界に行こうと決めました。
ーありがとうございます。そもそも、なぜ長期インターンをしようと思ったのですか。
犬飼:就職活動を考え始めたタイミングで、エンタメや広告などを希望業界として見ていました。ただ、私は法学部で、それらの業界につながるようなことをできていないと感じていて、経験を積むことができる長期インターンを探していました。
かにちゃん:私は長期インターンをしようと思ったというよりは、選考を受けるために採用直結のインターンを受けていました。
ーなるほど。最初から就職を見据えていたのですね!
かにちゃん:私は元々絶対にエンタメ業界に就職したいと思って就職活動をしていたのですが、大手エンタメ企業で結果がなかなか出なくて…。選択肢を広げてスタートアップ企業も調べている中で、求人サイトでPlottが出てきました。他のスタートアップ企業も受けましたが、事業展開の幅が広いことに興味を持ったことと、応募後の反応が一番が早かったこともあり、ここに決めました。
ナガミ:僕の場合、「早いうちからエンタメ業界に関わりたい」とは漠然と考えていて。作りたいエンタメがゲームなのか、アニメなのか、それとも出版系なのかと迷っていた時に、『ウマ娘 プリティーダービー』の映画を見たんです。その映画に感動して、「アニメ業界行くわ!」ってなりました(笑)
そこから、アニメ会社のインターンにいくつか応募したのですが、軒並み選考に落ちてしまって。どうしようか悩んでいたとき、趣味で小説を発信しているXアカウントにPlottから業務委託シナリオライターとしての依頼が来たことが、Plottを知ったきっかけでした。シナリオライターのトライアル課題を受ける中で、「ショートアニメもおもしろい!」となり、Plottについて調べたらインターンも募集していたので、選考途中で「長期インターンでも応募できませんか?」と問い合わせたのがきっかけです。
ーインターンとしてジョインした決め手を教えてください。
犬飼:私自身、すごく人見知りなんですが、面接で最初にオフィスに訪れた時に、社員さんがとても丁寧に対応してくれたことがとても印象的でした。社長の奥野さんと面接した時に、「卓球台あるし、オフィス内に芝生エリアがあるし、社員さん同士があだ名で呼びあってるし…すごい会社ですね!」って感想を伝えたら「うちの会社、自由な人が多いんですよね」と話をされました。その時に、人見知りだけどここなら私でもいけるかも、と思ったのが決め手です。
かにちゃん:私は結構シンプルで、就職活動のときから「自社でIPを保有している企業」が外せない軸で、Plottがその軸に当てはまっていた、というのが決め手です。作品の企画段階から携わって大ヒットIPを生み出してみたいと思っていたので、Plottがぴったりだなと。あとは、事業の幅の広さにも惹かれましたね。アニメや漫画だけでなく、音楽やゲームなどの事業展開もしていたり、型にとらわれずにいろいろなことをやっていて、規模感の大きい仕事ができそうだと感じました。
ナガミ:僕は、長期インターンを探していた時は、「自分の好きな作品を作っている企業か」を結構重視していました。
Plottを知って、どんな作品があるかを調べてみたら、中学生のころにハマって見ていた『秘密結社ヤルミナティー』が出てきて。他にも『テイコウペンギン』や『混血のカレコレ』も知っている作品だったので、「ここだ!」と思いました。
あとは、面接での印象です。一次面接のとき、面談で採用担当の方と20分くらい『エヴァンゲリオン』の話で盛り上がって楽しかったんです。また、初めてオフィスに来たときにオフィスの雰囲気が良さそうだなと感じました。社長との面接と聞いてガチガチに緊張していたのですが、奥野さんの雰囲気が柔らかくて話すうちに緊張も緩んで、すごく良い会社なんだなと思ったのが決め手です。
インターンでも裁量が与えられる環境!IPをつくり、育てる経験ができる
ーインターン生の業務内容について教えてください。
犬飼:最初は、インターン全員で同じIPの動画テーマの企画立案を担当します。どのIPの担当になるのかは時期によって変わります。
かにちゃん:私は『ハンドレッドノート』からスタートしました。
ナガミ:僕は『ドラゴン娘になりたくないっ!』の担当でしたね。
犬飼:私は『テイコウペンギン』『ブラックチャンネル』『ハンドレッドノート』の動画テーマを担当しました。
ーいろいろなIPを担当するのですね!
犬飼:IPごとに重視される内容が違って、得意な分野もあれば、自分の過去に触れてきたエンタメの経験が活かしにくい作品もありました。
すべてにおいて共通して大切なことは、自分がおもしろいと思うものや、「これは動画テーマとしていけるんじゃないか」という企画をいかにロジックで説明することだと、いろいろなIPでの企画立案を経験して学びました。
ナガミ:ロジックで考えるのはすごく難しいけど、「なぜ面白いのか」「どこが面白ポイントで目立たせたい要素なのか」を意識できるようになったと思います。
かにちゃん:訓練になるよね。立案したテーマの動画が伸びると考える具体的な根拠を出すことで、言語化力が鍛えられました。
犬飼:実際に動画公開できるようなテーマのレベルを求められるので、インターンだからといって妥協はありません。求められる水準は高いし、厳しい評価が返ってくることもよくあります。
かにちゃん:『ハンドレッドノート』での動画テーマ立案をしていた時、ミステリーが全然わからなくてすごく苦戦しました。だからこそすごく勉強になりました!
ー他の業務についても教えてください!
ナガミ:他には、SNSでPlottアニメの制作をお願いできるクリエイターさんを探す、採用業務の手伝いがあります。
かにちゃん:犬飼これ得意だよね。
犬飼:私が元々絵を描くのが好きだったから、っていうのは大きいかも。この人の絵の描き方は、PlottのアニメならこのIPと合っていそう、などを考えることができたと思います。
かにちゃん:私はその辺未経験だったから最初は難しかったな。
ナガミ:クリエイターさんは幅広い分野から探しています。それこそ僕はシナリオライターとして声をかけてもらったことがきっかけで入社したので、同じようにシナリオ制作をお願いできる方を探す業務を任せてもらうこともあります。
かにちゃん:IPにマッチしたクリエイターさんを採用する業務は入ってからマストになると思う。何かアドバイスするとしたら……
犬飼:イラストのテイストや特徴など、クリエイティブを言語化できるといいと思います。
ナガミ:それ大事ですね。言語化できるとクリエイターさんに対して「なぜ今回声をかけさせてもらったのか」をご提案しやすくなるし、Plottのアニメの理解につながって日頃の業務にも役立ちます。
ー企画出しとクリエイターさんの採用活動。この二つが主な仕事ですね。
犬飼:あとは、各事業部からタスクが依頼されることもあります。私の場合だと、『混血のカレコレ』のSNS運用に関しての施策立案を任せてもらいました。かにちゃんは先日開催されたファンミーティングの台本を制作していたよね。
かにちゃん:そうそう。私はファンミーティングの台本を元に、イベント当日に流す映像の演出を考える仕事をお願いされました。具体的には、カメラワークやテロップの作成、使用するBGMと流すタイミングの選定、キャラクターにつけるエフェクト提案などです。
犬飼:そんなことやってたんだ、すごい。ナガミもいろいろやってたよね。
ナガミ:入社してすぐの頃に、ちょっと時間があったので「何かできることありますか?」って聞いたんですよ。掃除や書類整理くらいを想定していたら、ゲームプランナーの採用記事の文章作成をお願いされて。「そんなことまで任せてもらえるの?」ってびっくりしました。
ー幅広い業務をおこなうんですね。今はどのような業務を担当しているのですか?
かにちゃん:配属になった事業部の仕事をメインにおこなっています。私とナガミはショートアニメ事業部で新規IP立ち上げに関連する業務を担当していて、犬飼はIP展開事業部に配属になってます。
犬飼:今は音楽チームに入って、マーケット調査やメンバーの業務サポートを担当しています。具体的には、SNS(X、TikTok等)運用に関する提案や、新曲のMVの絵コンテ制作、音楽を主軸とした新規IPの企画提案などもおこなっています。他にもwebtoon事業部で編集アシスタントをしているインターン、広報チームで採用広報記事作成を担当しているインターンもいますね。
ーいろいろな事業部へ配属されていますね!どのように配属が決まったのですか?
犬飼:私は、IP展開事業部でチャレンジしてみたいと希望を出していました。何か一つのIPに向き合うのもいいと思うのですが、私は多くのIPに関わりたいなと思ったので、案件ごとに社内のIPに横断して関われそうなIP展開事業部でのインターンを希望しました。
かにちゃん:私は作品の企画段階に携わりたかったので、ショートアニメ事業部を希望しました。IP展開事業部もちょっと興味あったけど、「プロデューサーの業務に興味あります」と以前から話していたこともあり、ショートアニメ事業部に配属になりました。正直「どこに行っても頑張ってやろう」とは思ってましたね。
ナガミ:僕は、応募した求人が「ショートアニメインターン」だったので、そもそも他の選択肢はないと思い込んでいて。加えて一次面接で「何がやりたい?」と聞かれた時に答えた「誰もが悶絶するような恋愛アニメを作りたい」という、僕個人のビジョンをかなえられそうなのは、やはりショートアニメ事業部でした。
「唯一無二」があふれる会社。Plottは“良い人”たちが集まる場所
ー長期インターンを続けられる理由は何ですか?
犬飼:私は、入社してしばらく、大学のサークルとの兼ね合いですごく忙しい時期があって。就職活動も大変で、Plottでの勤務時間を週20時間確保するのも必死で…。途中で「このまま続けていくのは無理かも」と思った時期もありましたが、とりあえず3か月続けてみようと、諦めずに取り組みました。
そんな中、『ブラックチャンネル』で私が企画を出して公開したショート動画がすごく伸びたんです。ファンの方からのコメントを見て嬉しくなって、「やっぱり続けてみよう」とやる気が出ました。
結果、今とても楽しいし、社員も良い人ばかりだし、やりたいことができているし、忙しくはあるけど、諦めずに続けてよかったです。
かにちゃん:インターンであっても裁量の大きな仕事を任せてもらえる点です。私は今新規IPの動画企画立案を担当しているのですが、担当が私と社員の方の二人なので、意思決定のスピードも早いですし、決定権もあります。責任を感じる分、モチベーションにつながっています。
ナガミ:僕は、Plottから業務委託のお話を受けたときに時に印象的だったことがあって。
ありがたいことに、個人的に書いていた小説は、サイトのランキングに載るくらい人気があったんですよ。その小説を見て、実は他の会社さんからも「その作品をうちで出しませんか?」と声をかけていただいてました。だけど、それは僕自身じゃなくて、僕の「数字のある作品」を求めているんだなと感じてしまって…。お声がけいただいてもお断りすることがほとんどでした。でもPlottは、「あなたのスキルをうちに貸してくれ」みたいな感じで声をかけてくれて。作品の数字ではなく、僕のスキルを必要としてくれたのが嬉しかった、というのが原動力の一つです。
あとは、純粋に今楽しいですね。大学ではできないエンタメの話ができたり、毎月末の締め会とかも楽しいし。
犬飼:確かに!気付いたら週に3日間、Plott開催のご飯だったこととかあった。
かにちゃん:結構金曜日はデリバリーのピザやお寿司を頼んで、ご飯食べながらの交流会も多いよね。いつの間にか輪に入れてもらって、ちょっといただいたりすることもあります。
ー交流が多いのは楽しいですね!他にPlottの環境の中でいいなと感じるところを教えて下さい!
犬飼:あだ名文化はいいですよね。自分の本名と全く関係ない呼び方をされるのは新鮮です。
かにちゃん:初めて話す人でもあだ名が話のきっかけになったりしていいですね。私も入ってすぐの頃に、あだ名を決めるためにいろいろな人と話しました。
ナガミ:僕は元々使ってたペンネームを流用しました。ネットで使っている名前がここまでついてくるとは思わなかったですね。
ナガミ:あと、助かっているのは出社時間です。インターンは週3日以上出社・週20時間以上勤務というのは決まっているのですが、それを守れば出社時間は比較的自由なので大学での講義やゼミの時間と調整ができます。僕は家が遠いので助かってます。
犬飼:オンラインの併用が許されているのも助かります。大学の空きコマでちょっと稼働できたりして便利です。
ー最後に、どんな人にPlottの長期インターンに来てほしいですか?
犬飼:良い人で、明るいオタク!
ナガミ:シンプルですね(笑)。でも、実際そうかもなぁ。あとは、何かに熱中している人や、自分の好きなことを情熱的に語れる人がいいですね。コミュニケーションがしっかりとれるのは大事です。
かにちゃん:社員の方と話していた時に聞いたことがあるのは、「社会人経験がまだないから、能力よりも「必死に食らいつこう!」、「いろんなことを学ぼう!」、熱意がある人が合う」ということです。私もそう思います。社員に近い距離で学べる環境だからこそ、人にいろいろ聞いて、吸収していこうとする人が活躍できると思います。
犬飼:そうですね。「Plottでの業務を通じて成長したい、学びたい」というビジョンがある人に来てほしいです。
ーありがとうございました!座談会は以上となります!おつかれさまでした!
犬飼・かにちゃん・ナガミ:ありがとうございました!