〜ソフトウェア開発を管掌する執行役員を新たに創設し、Akerunの安定性、信頼性、提供価値をさらに強化 〜
株式会社Photosynth(東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大、以下フォトシンス)は、IoTやクラウドを活用したHESaaS(Hardware Enabled Software as a Service)として提供するAkerunのソフトウェア開発体制のさらなる強化を図るため、2023年1月より新たにソフトウェア開発を管掌する執行役員を創設し、安部晃嘉が就任したことを発表いたします。また、安部はソフトウェア開発部の部長も兼務します。
フォトシンスは、企業や施設のインフラである鍵のデジタル化を通じた入退室管理、勤怠管理、会員管理などの業務効率化を可能にするAkerunブランドのクラウド型IoTサービスを提供しています。Akerunは、様々なビジネスのインフラを支えるサービスとして、堅牢性や信頼性、安定性の継続的な強化に加え、ソフトウェアの新機能の提供などを通じて、業務効率化やセキュリティ強化を支援してきました。
今回、ファームウェアのエンジニアとしてハードウェアとソフトウェアのそれぞれの特長やメリット、そして技術を熟知した安部の執行役員への就任により、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたHESaaSのサービスであるAkerunのソフトウェア領域における開発体制の強化とさらなる価値提供に向けた取り組みを推進します。
Akerunの顧客基盤の拡大への対応やさらなる価値提供に向けたソフトウェア開発の強化
フォトシンスが提供する「Akerun入退室管理システム」をはじめとしたAkerunブランドのクラウド型IoTサービスは、クラウド型入退室管理システムやスマートロックの導入社数および利用者数でNo.1 *を獲得するなど、スマートロックおよびクラウド型入退室管理システムの市場をリードしています*。また、その用途も物理的なセキュリティの強化だけではなく、ソフトウェアを通じた認証、勤怠管理、会員管理、決済など多岐にわたっています。
フォトシンスでは、企業や組織のインフラとして導入が拡大するAkerunに求められる安定性や信頼性の向上に加え、働き方や社会情勢の変化に伴って多様化する様々なニーズに柔軟に対応するためのソフトウェア開発をさらに強化するために、ソフトウェア領域を管掌する執行役員を新たに創設しました。
*日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021年6-7月期_指定領域・日本国内における検証調査)
ソフトウェアとハードウェアが融合したサービスを支える組織体制
今回、新たに創設されたソフトウェア開発管掌の執行役員には、通信やセキュリティなどを含むファームウェアのエンジニアとして豊富な実績を有する安部晃嘉が就任します。安部は、これまでにプリンターや複合機などのイメージング技術を支えるファームウェア開発など、ハードウェアを起点としたネットワークやセキュリティにおけるソフトウェア開発での実績を有しています。フォトシンス入社後は、主力サービスであるAkerunを構成する各種ハードウェア向けのファームウェア開発をリードするとともに、Webやアプリケーションなどのソフトウェア開発をプロジェクトマネージャーとして統括するなど、ソフトウェア領域における幅広い業務に従事してきました。
安部は、これまでに培ったファームウェア開発における豊富な実績に加え、Webやアプリケーションを含むソフトウェア全般の開発・運用・保守における知見や経験を生かし、Akerunのサービス基盤の安定性や信頼性のさらなる強化に取り組むとともに、顧客ニーズに合わせた新機能の開発などの取り組みもリードします。
フォトシンスでは、新たな執行役員のもと、さらなる顧客基盤の拡大と事業成長、そして人々の暮らしやビジネスを支えるインフラとして活用されるAkerunのさらなる進化を目指し、ソフトウェア開発における組織体制や経営基盤の強化を引き続き推進することでキーレス社会の実現を加速します。
【略歴】
株式会社Photosynth
執行役員 ソフトウェア開発部 部長
安部 晃嘉(あべ あきよし)
大学卒業後、ソフトウェア受託開発の株式会社メタテクノに入社し、大型のプリンターや複合機向けのソフトウェア開発に従事。特に、ラスター・イメージ・プロセッサー(RIP)向けのファームウェア開発のマネージャーとして、プロジェクトの企画から管理までの幅広い業務を統括するなど、10年以上にわたるファームウェア開発の経験を有する。
2020年9月に株式会社Photosynthに入社。HESaaSによるクラウド型IoTサービスであるAkerunの通信技術などを支えるファームウェアの開発に加え、生産システムの開発、Webやアプリケーションを含む多岐にわたるプロジェクトを統括。2023年1月より現職。