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「え、犬のために日本に来たの?」—韓国出身の彼女が見つけた「伝える」という仕事
Q1:まずは自己紹介をお願いします。カメラを始めたきっかけや、これまでのキャリアについて教えてください。イ ウンソと申します。ピースウィンズ・ジャパンには2019年3月に入社しました。出身は韓国で、大学ではペット学科を専攻していました。犬のトレーニングや基礎的な動物看護の知識を勉強していたのですが、正直に言うと、当時は机の上で学ぶことが多くて、実際の保護現場とはかなり違っていたなと思います。就職活動のとき、たまたまピースウィンズ・ジャパンが学校に説明会に来てくれて、それがきっかけで団体の活動を知りました。当時の韓国には、保護犬を支援するような団体がほとんどなかったので、「こういう場所で働...
NGOの遺贈寄付スタッフって、何をしてるの?
こんにちは。ピースウィンズ・ジャパンで遺贈寄付チームを立ち上げて、マネージャーをしている榛田(はりた)です。いまチームの新しいスタッフを募集しています。そこで、ちょっと敷居の高そうな「遺贈寄付」の担当者って、一体どんな仕事をしているの?について、ご紹介したいと思います。※ちなみに、チームで仕事をしているので、全員が以下の仕事をしているわけではありません。あなたの長所をいかして、参加していただければありがたいです。勤務場所:東京事務所(原則)。在宅勤務あり。出張あり(チームで調整するので難しい人もOK)。1、ご相談者・寄付者の方の声を聞くまず何よりも大切なのは、寄付をご検討中の方のお話を、...
ピースウィンズでYoutube作成を担当!カメラマンにどんな仕事か聞いてみた【動画クリエイター】
ピースワンコのカメラマンに聞く ―保護犬たちの今と未来を伝えるということピースウィンズ・ジャパンでコンテンツ制作を担う森田滉己さん。日々現場を駆け回りながら、写真や映像を通して「命をつなぐ」仕事をされています。今回はそんな森田さんに、活動のきっかけから撮影時の心構え、そして今後の目標までを伺いました。Q1:まずは自己紹介をお願いします。カメラを始めたきっかけや、これまでのキャリアについて教えてください。ピースウィンズ・ジャパンでコンテンツ制作マネージャーをしております森田滉己と申します。 子どもの頃からYouTubeが大好きで、思い切ってミラーレスカメラを購入したことをきっかけに、動画制...
災害支援事業って何?ピースウィンズのカメラマンはどんな仕事か聞いてみた【動画クリエイター】
ピースウィンズ・ジャパン広報カメラマンであり、空飛ぶ捜索医療団の一員でもある近藤さん。日々様々な現場に赴き、被写体を撮影する際の思いなどを伺いました。●自己紹介をお願いします!ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)でカメラマンをしています近藤史門と申します。学生時代からカメラ片手に生活をしてきましたが、大学卒業後に前職となるNGOに勤め始め、事業地の様子などを撮影して行く中でNGOカメラマンとしてのキャリアに興味を持つようになりました。前職では海外駐在員としてエチオピアでの簡易水道建設事業に携わり、20年10月からPWJで活動しています。●PWJに入職するきっかけは?前職で駐在員をしている際...
【Vo.2】先輩スタッフにインタビューしてみました!~海外事業部編~
ピースウィンズ・ジャパンにおける海外事業は、原点であり、非常に重要な活動となります。1996年にイラク北部のクルド人自治区で難民支援を開始し、それ以来、災害、紛争、貧困などの危機に直面している世界中の人々を支援してきました。私たちの活動は「現地での活動」を重視しています。迅速に現場に赴き、現地の人々の声を聞き、必要な支援を届け、人々が自立した生活を再建するまで寄り添います。今回は、ピースウィンズジャパンの海外事業部で働く先輩スタッフに入職のきっかけや、仕事のやりがい、働く魅力などについてインタビューしました。<No.1>海外事業部 本部担当高橋 あかり(たかはし あかり)【Q.1】入職を...
【最後まで諦めず挑戦する団体】ピースウィンズジャパンが目指しているもの
『この世界には「あきらめない集団」が必要だ。』これは、ピースウィンズが社会課題に対して掲げている根本的な考えです。今回は、ピースウィンズジャパンが活動をするにあたって、どのようなミッションやビジョンを掲げて活動をしているかについてご紹介していきます。<ピースウィンズが目指すもの>世界中で起きている災害や紛争、多くの人が「解決は不可能だ」と考えている社会課題に対して、わたしたちピースウィンズジャパンは決して解決することを諦めていません。行政の立場からでは解決が困難なことでも、「非政府」で「非営利」のわたしたちのような民間組織ならではの強みやできることがたくさんあります。どんなに綺麗事だと言...
空飛ぶ搜索医療団“ARROWS”とは?
今回は、ピースウィンズの活動のひとつである、空飛ぶ搜索医療団“ARROWS”についてご紹介します。<空飛ぶ搜索医療団“ARROWS”とは>大規模災害の被災地に、航空機やヘリコプター、船など様々な輸送手段を活かすことで、医師や看護師、レスキュー隊などの救助チームがいち早く赴き、救助・救命活動を行う医療を軸とした災害支援プロジェクトです。現場では自治体や病院、企業や自衛隊などとも連携を図り、災害直後の救命活動から長期的な復興のサポートまで、必要な支援を最適な形で届けています。ARROWSは、2011年の東日本大震災以降、ほぼすべての国内災害へ出動し、被災者の方々の支援を行ってきました。一秒で...
先輩スタッフにインタビューしてみました!
ピースウィンズ・ジャパンは、1996年に設立され、それ以来国内外問わず紛争や被災地での人道支援や地域創生事業など、様々な社会問題に対して解決に取り組んできました。今回は、そんなピースウィンズで働く先輩スタッフに実際の担当業務ややりがい、今後の目標等についてインタビューしました。<No.1>海外事業部アフリカ地域サブマネージャー薄井 真希【Q.1】ピースウィンズへ入職したきっかけを教えてください。【A.1】中学高校をインドのインターナショナルスクールで、大学はアメリカで心理学を学び、海外での就職を考えていたところ、東日本大震災が発生したことがきっかけで、日本に帰国しました。その後障がい者支...
【世界の平和という目標に本気で挑戦しています!】ピースウィンズジャパンで一緒に働きませんか?
ピースウィンズジャパンでは、1996年以来、世界各地での人道支援、地域再生事業、保護犬事業など、様々な社会課題に対して解決に取り組んできました。ピースウィンズジャパンは、厳しい審査を通過した認定NPO法人であり、世界各国の地域で人道支援のプロフェッショナルとして活動しています。それぞれ現地でのニーズを的確に把握し、適切な支援を行い、人々が命の危機に晒されることなく生きられる世界を目指すために、支援のプロである「フィールド・コーディネーター」が共に活躍していますが、それ以外にもまだまだたくさんの力が必要となります。これからは、より良い社会を作るためにNGOによる支援という枠を超えて、様々な...
【数字でわかる】ピースウィンズジャパンが取り組む支援活動
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、自然災害や紛争、貧困などの人為的要因によって引き起こされる人道的危機や生活の脅威に晒された人々を支援するための国際協力NGOです。1996年に大西健丞によって設立され、これまでに世界36カ国で活動しています。また、東日本大震災以降、国内のほぼすべての大災害で支援活動を展開し、多くの被災者に対して支援を提供しています。過去にはイラク、アフガニスタン、モンゴル、東ティモール、南スーダン、スリランカ、インドネシア、ハイチなど、世界36か国および地域で支援活動を実施してきました。現在も、日本を含む20か国および地域で積極的に活動しています。今回は、ピースウィ...
大西健丞-代表理事からのメッセージー【ピースウィンズ・ジャパン】
こんにちは。 ピースウィンズ・ジャパンの代表理事の大西健丞と申します。 約25年間を通して、これまでイラクやアフガニスタンをはじめとした世界36の国と地域で支援活動を実施し、海外人道支援や災害支援および復興・開発支援を行ってきました。 この活動を最大化し、よりよい社会をつくるには「参加型社会」の構築が必要となります。政府や官が公共サービスを全て引き受けるのではなく、NGOも企業も、そして、国民も各々の立場で公益の実現に関われる社会があれば、もっと多くの人たちに支援を届けることができます。難民支援も災害支援も、地域復興支援も、すべては一つの糸でつながっているので、その仕組みづくりに今後も...
【アフガニスタン】食糧支援と人々の暮らしの様子
2020年から食糧支援を実施アフガニスタンでの人道危機が過酷さを増している中、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は今年8月からナンガルハール県にて食糧支援事業を開始いたしました。現地では、タリバンによる首都制圧から1ヶ月が経ったところです。未だ不透明な状況も多く心配もありますが、食糧を必要としている人々のもとへ安全に支援を届けるための準備を進めています。PWJは、昨年9月から今年3月までの半年間もナンガルハール県にて緊急食糧支援を実施しており、現場スタッフは支援を必要とする人々のもとに足を運び続けていました。今回は、前事業を進める中で鮮明に見えてきた人々の暮らしについてご報告します。 ナ...
【ハイチ】8月14日ハイチ大地震 1カ月間の活動報告
地震発生から1カ月8月14日に、ハイチ南西部で破壊的な地震が発生してから1か月が経ちました。マグニチュード7.2の地震により、家屋、学校、病院等が倒壊し、少なくとも2,248人が死亡し、112,763人が負傷、329人が行方不明となりました。地震による被災者の数は690,000人を超えることが調査で明らかになっています。また、この地震以来、これまでに900回以上の余震が発生しており、震度3以上の揺れも確認されています。特に影響を受けた震源地周辺の農村地域では、家屋や様々なインフラ、生計等は大きな影響を受けており、現在もまだ支援物資が届いていない地域があります。これまでに確認された被災家屋...
すぐそこに迫る「命の選別」~クラスター支援の現場から、坂田医師にきく~
日本中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。各地でクラスターが発生し、一部の地域では医療崩壊が始まっています。この状況下で、本来受けられるはずの医療が受けられず、救える命が救えないということが起きています。私たち空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、2020年4月から医療チームを派遣していますが、昨今のクラスター発生施設の状況は特に深刻です。今回は、クラスター発生の現場に何度も支援に入っている坂田医師からの報告です。──坂田先生は、数多くのクラスター発生施設に支援に入られています。どんな現場に入り、どんなことを現場で感じられたかお聞かせください。坂田医師:「これまで小規模から大規模...
災害支援広報にかける思い-現場の声を届ける活動-
こんにちは!空飛ぶ捜索医療団 広報の町と申します!私たちには、医療・レスキュー・救助犬・航空・船舶・ロジスティックスなど様々なチームがありますが、広報も空飛ぶ捜索医療団を構成する重要なチームの1つです。災害が発生すると、広報チームも即座に緊急体制となります。そして、活動を発信する広報担当、メディアとのやり取りをするメディア担当、ファンドレイジング担当、撮影担当、現場とのやり取りをする担当などに分かれます。空飛ぶ捜索医療団は「一秒でも早く、一人でも多く。」をとても大切にしているため、全てにおいて遅れは許されません。私たちの活動や映像などを通して、多くの方に現地の状況を知っていただき1人でも...