【社員インタビュー vol.2】『私らしさ全開』が両立の鍵!トップセールスでありバレエダンサーとしても活躍するハイブリッド社員に密着!
皆さん、こんにちは!採用担当の黒岩です。いつも御覧いただきありがとうございます!!
今回は、先日開催したキックオフミーティングにて、個人賞で首位を獲得した顧問コンサルティング事業部の功刀 梓さんへインタビューしました!営業で好成績を出す傍ら、実は3歳からクラシックバレエを継続し、本業のコンサルタントとバレエダンサーとのハイブリッドワークを実践しています。まさに、「個人の才能を活かす」を体現している功刀さんが、日頃からどのような工夫をしているのか、秘訣を披歴いただきます!
目次
(1)社会人としてのスタート
(2)ハイブリッドワークの実践
(3)これからの意気込み
ーまず功刀さんの自己紹介をお願いします!
はい!2019年新卒でパソナグループに入社し、淡路島での全体研修を経て、パソナJOB HUBの顧問コンサルティング事業部の前身であるパソナキャリアに配属いただき、現在6年目となります。
社会人としてのスタート
ーご自身の希望で顧問コンサルティング事業部への配属だったのですか。
いえ、実はですね、そもそも民間企業への就職をする予定ではありませんでした。私は3歳の頃、母親の一声がきっかけでバレエを習い始めたのですが、高校時代からはバレエダンサーになることを夢見て取り組んできました。しかし、その夢は叶わず…。それでもバレエを続けていきたい気持ちは消えなかったので、バレエができる国立大学へ進学しました。
そんな私でしたので、大学卒業後は、当時アルバイトをしていた焼き肉屋さんに就職できればいいかな。と思っていました。しかし、厳しい父親から猛反対され、やむなく就職活動を始めました。
その際に、合同説明会に来ていたパソナの社員と出会い(今となっては上司にあたる方です^^)、「人材会社って人に向き合える仕事だから、人を直接幸せにできる職業だ」と感じ、人に興味がある自分は人材業界に惹かれていきました。その中でも、パソナの方は皆さんがイキイキ、キラキラしていて、対応の良さにも感動し、「とにかくこの人たちと一緒に働きたい!」とパソナ1本で臨むことを決意し、無事に入社することができました!
(6歳の発表会の様子)
(大学時代、ロシアへ1年間バレエ留学。写真左から2番目が功刀さん)
―紆余曲折ありながらのご入社だったのですね!…ところで、3歳から続けているバレエは、社会人となった今も変わらず、パソナJOBHUBの仕事と両立しながら取り組んでいるとのことですが、どのように両立を図っていったのですか。
顧問コンサルティングサービスは、経営者や顧問といった上層部の方々を相手に行う事業のため、入社して右も左も分からない1~2年目は、全くうまくできず、成績も最下位のような悲惨な状態が続いていました。実はその時から土曜日だけバレエ教室の指導をしていましたが、その後、2年目の夏頃から営業成績が徐々にあがり始め、ちょうどそのタイミングで、「ぜひ平日もバレエ指導の仕事をやってほしい」と依頼がありました。そこでひとまず、直属の上司に相談してみることにしました。
ただ、自分自身の中でとても葛藤がありました。当時は残業することもある中で、平日の仕事終わりにバレエの指導に行くことができるのか・・・。二兎を追う者は一兎をも得ずになってしまわないか・・・。そんな弱い気持ちを抱える一方で、仕事だけして終わりの日々を想像するとそれはそれでもっと嫌だ、これぞチャレンジの時だ!と自分を奮い立たせ、ハイブリッドワークにチャレンジすることにしました。
また、そんな自分を応援してくれるかのように、ちょうどパソナグループ全社でも「フレックスタイム制度」*の導入が始まった時期と重なり、会社内での承認を得ることが円滑に進みました!改めて、このような働き方が出来ていることに感謝の気持ちでいっぱいです!
*「フレックスタイム勤務制度」
多様化するライフスタイル、変化する生活環境に柔軟に対応し、社員それぞれが、自らの持つ能力、キャリアを活かしつつ、安心して働き続けることができるような勤務体系です。
ハイブリッドワークの実践
―実際に仕事とバレエの両立(ハイブリッドワーク)を始めてみて、いかがでしたか。
やる前は躊躇する気持ちもありましたが、実際にやってみると、プラスの効果が想像以上にありました!!業務サイクルが逆にうまく回っていったのです!
例えば、箇条書きで挙げていきますと、、
- オンオフの切り替えが明確になった
- 仕事で嫌なことがあったときに、仕事だけじゃなくて、バレエがあるから大丈夫とくよくよ悩まなくなった
- 上記における逆もしかり(バレエで嫌なことがあった際に、仕事でやり切れる)
- 心のよりどころが増えたことで、両方うまく回る感覚を味わえた
- 時間が限られているので、目の前のことにがむしゃらに取り組むことができる
- 副業した方が、一人ひとりのお客さんを大切にしようという思いが強まり、より寄り添えるようになった
―どれもすごい効果ですね!ただ、両立することで時間が削られてしまうイメージが強いのですが、もう少しこのプラスの効果について具体的に教えてください…!
そうですよね(笑)。やってみて自分でもこの変化に驚いたのですが、例えば、時間に余裕があると、あれもこれもやりたいとなってしまいますよね。でも、私にはスケジュールが明確に決まっており、限られた時間内でやり切らなければならない。その想いで、今自分ができることは何かを考えると、まず何よりも顧客を第一に考えて、お客様最優先で行動するようになりました。まずは、お客さん。未来への投資というよりも、今、目の前にいるお客さんファースト。このマインドになれたことで、先ほど述べた『副業した方が、一人ひとりのお客さんを大切にしようという思いが強まり、より寄り添えるようになった』を実感しています。
―なるほど!時間は有限であることを誰よりも強く感じられている分、一つ一つの行動に重みを感じます!
そんな功刀さんでも、入社後2年目の前半までは結果が出ず大変な想いをしたとのことですが、2年目後半からグングンと成果が出て「年間MVP」を受賞されましたね!この辺りの苦労とそれを乗り越えたご経験を教えてください。
まず入社して感じた一番のことは、とてつもなく優秀な人たちが多い環境で非常にレベルが高い…、ということです。そのような環境で自分にできることは、とにかくそれを真似しようと、自分の感情をなくして真似をしていくしかありませんでした。(今思えば、それは“売りに行っていた”。と捉えています。)
しかし、先輩の真似を続けていても、お客さんがどんどん離れていくし、お客さんと全く仲良くなれない…。と痛感し、自分はお客さんのことを思っているし好きなのに、なぜだろう…という悩みに陥りました。
そんな時、当時のチーム長に言われた言葉がターニングポイントでした。
「どうしたら、お客さんと仲良くなれるのか、功刀が思うように営業してみな」と。
○○さんだったらこうするだろうな~という自分ではない誰かを想像して動くのではなく、自分だったらどうするか、を大事にし、これまでの営業スタイルを見直しました。
お客さんと仲良くなって、いつでも連絡がくる。パソナさんではなく、「功刀さん」と呼ばれる。
そんな状態をつくりたい…!
その為に、『自分』は何ができるのか。と考えていくうちに、サービスを売りに行くのではなく、お客さん自身をちゃんと見ることの重要性に気づきました。まずお客さんの話をきちんと聞く、お客様からも連絡したいと思ってもらえるようにメール一通一通にこだわる、お客さんのためにできることは自社に関係ないことでも何でもやる、仕事しようというよりとにかく貢献しよう。そんなことを意識していきました。
顧問コンサルティング事業の特徴の一つとして、クライアント相手は皆さん経営者であることが挙げられます。もし、少しでも盛った話をしたり、知ったかぶりをした場合、絶対に見破られます。そもそも20代の若手コンサルタントに売りに来られるのは単純に嫌ですよね・・・(笑)。
そのような苦悩の中、自分らしい営業スタイルを築くためにマインドから変えていくと、それまでこんなに難しいと感じていたことが、全く難しさを感じなくなりました。
―今だからこそ、当時の自分を振り返って言えることは何ですか。
「お客さんと向き合えていない、きっと“向き合っている風”にしていて、心のどこかに『売らなきゃ』って思っている」そんな自分でしたね(汗)。
パソナとしてクライアントに向き合うだけでは足りないと思うのです。「顧客志向」という言葉も同様で、この言葉では、まだ自分目線になってしまっていると感じます。お客様の立場になれていないといいますか…まだ自分がお客様を向いていますよ、というだけの言葉な気がします。徹底して大事にしていることは、こちら目線からではなく、常にお客様の立場になって考えることです。
そうすることで、お客様から、さらに深いことを引き出せる感覚があります。仮にもし自分がお客さんだった場合、売りに来ないで一人の自分と向き合ってくれる方が嬉しいと思うので、私は必ず相手に対してそのように接しています。
社長さんがやりたいこと、目指したいことをお伺いし、それを実現するお手伝いをする。その際に、自分一人ではなく、社長さんと一緒に話しながら、アイデアや解決策を話していけばいい。そうした感覚で取り組みます。社長さんには考えが必ずありますので、後はとことん向き合います。テクニックよりも、相手といかに信頼関係を結べるかどうかだと思います。
―とっても大切な営業としての心構えを伺えましたが、そんな功刀さんが日頃、対人関係において意識していることや自分らしく工夫していることは何ですか。
- 基礎基本は当たり前。徹底して行うこと
- 嘘をつかないこと、盛ることもしないこと
- 目の前の人に喜んでもらえる努力をする
これらは常に意識しています!
先ほど述べたように、ちょっとでも変なことを言ったらすぐに信頼関係がなくなります。逆に信頼関係の構築ができたらいくらでも可能性は広がります。
また、私らしく工夫している点としては、
- 通り一遍のメールは送らない
- 一言でもいいので即レス
- 会話終わりは必ずこちらからのメールで終わらせる(「承知しました。」だけでもいいので、こちらボールで終わらせない。)
- 必ず、「追伸」を入れる(仕事相手ではなく、ひとりの人として関わろうという気持ち)
- 電話は移動時間にする(自分が電車を降りてからバレエスタジオまで歩く時間帯とかを使っています)
ただただ仕事に追われていたら、余裕がなくなることもあると思いますが、自分はこの会社でバレエとの両立を受け入れていただいているので、「私らしさ全開」でいることができます。もちろん、顧客や顧問の方も私のハイブリッドワークについては、知ってもらっています。
「とはいえ忙しいから、、~~だ」と考えることはしません。「やりたいから、やる。」それに対しての工夫は後から考えれば大丈夫と思っています!
―そんな功刀さんの一日のスケジュールを教えてください!
バレエにふれない日はないので(笑)、曜日単位で整理するとこんな感じです。
◆(月)(水)(木)
9時~16時半 仕事
17時~20時 バレエ指導
20時~22時 仕事
22時~終電 自身のバレエレッスン
◆(火)(金)
9時~18時 仕事
19時~バレエレッスン、または会食
◆(土)(日)
もちろん、バレエ。
(バレエ教室で指導する功刀さん)
(30分単位で細かくその日の予定を立て、終わったタスクは黒く塗る。終わらなかったらそれを翌日以降のスケジュールに反映させてタスク管理)
―スケジュール上での色分けの活用方法、参考になります!それにしても、スケジュールがびっしりですね…!
夕方はほとんど会社を早めに出てバレエに行ってしまう日々ですが、このような独自のスケジュールで動けているのは、やりたいことを両立させてもらえる環境があるからです。この環境に感謝しつつも、少し申し訳ないという気持ちもあります。私のような複数のことをしている人よりも、1つのことを頑張り続けている人の方がよっぽどすごい…!と思います。しかしその分、自分は頑張らなきゃいけないと奮い立たしています!会社はじめ、身近なチームメンバーにはリスペクトの気持ちで溢れています。
―そんな功刀さんの所属するチームについて、眞野チーム長にインタビューしてみました!
(トリプル受賞を果たした功刀さん)
―功刀さんを一言で表すとどんな方でしょうか。
「圧倒的な人想い」ですね。
お客様のために自分は何ができるかを常に考えていて、“モノを売る営業”ではなく、話をしている人の課題を“横に並んで一緒に”解決するパートナーとして動いていますね。お客様からもそのスタンスや考え方を感じて信頼してもらったうえでの関係性があるなと感じます。
また、それは会社で働くメンバーに対しても発揮しています。チームメンバーの成長に向けた振り返り表の運用を自発的に始めたり、コミュニケーション活発化プロジェクトに取り組んだり、活気のある組織を作りたい!と表彰制度を再構築したりと、社内外問わず、周りの人のために何ができるか、人を想って動いている人ですね。
―チームの雰囲気やチームならではの良さは何ですか。
月並みですが、和気藹々とした賑やかな仲の良さがあることですかね(笑)!チャットでも仕事に関係ない話もたまに飛び交っています。
ただ、これはチームの目標や個々人の成長への相互の協力体制の現れだと思っています。各々、営業としてのフェーズや取り組まないといけないポイントは違いますが、お互いにフォローやアドバイスをし合って、全員で目標や成長にコミットしよう!と一丸で頑張っています。功刀さんも考え方や営業ノウハウを、余すことなく他のメンバーへシャワーのように浴びせてくれていますね。そうやってお互いがお互いへ関わっている分、ねぎらいや称え合い、笑い話が増えているのかなと思います。結果、和気藹々と賑やかなチームができあがっています!
―素晴らしいですね!功刀さんの『圧倒的な人想い』がチームにも還元されていますね。その他、何かチームで意識していることは何かありますか。
“できたこと”、“できなかったこと”、“チャレンジした結果”の棚卸しと具体的な目標を立てることを意識しています。
“着実かつ圧倒的な成長と一番存在感のあるチームに”をチームのテーマにしていて、そこに向けてのアクションと振り返りを大切にしています。
振り返りで自分の現在地を棚卸ししたうえで、積み上げるためのアクションを起こしていくことを考えているようなイメージですね。そういった意識があって、功刀さんはじめチームの雰囲気にも繋がっていると思います。
(功刀さんの所属するチームメンバー)
これからの意気込み
―今後の目標について教えてください。
ハイブリッドワークとしての働き方は、今後も続けていきたいと思っています!実は、今年5月にバレエの舞台で初めての主役として出演することができました!引き続き、バレエの指導だけにとどまらず、プレイヤーとしても、また来年チャレンジしていきたいと思っています。
(主役を務めた2024年5月の公演)
そして、会社内ではハイブリッドワーク実践者としての存在になることで、誰かの希望になることをしていきたいです!二兎を追う者は一兎をも得ずにならないように、「二兎を追う者は二兎を得る」になっていきます!
―最後に、ハイブリッドワークの醍醐味、実践したい人へメッセージをお願いします!
まず、ハイブリッドワークを実現するためのアセットがパソナJOB HUBにはあります。
それは、
- 人として思いやりの精神溢れる方がいて、応援してくれる土壌があること
- 営業としての目標を達成して自分の時間は自分でつくることができること
これらのアセットに加え、マインドとしてお伝えしたいことは、
「やりたくても出来ないは嘘。絶対できる。気持ちがあればできる。」です!
―功刀さんの『らしさ全開』のお話からたくさんのパワーを受け取りました!!ありがとうございます!
今回は、本業とバレエのハイブリッドワークを実践する功刀さんに密着取材しました!その両立の背景には、3歳から継続するバレエで培われた粘り強さ、負けず嫌いがあり、日頃の営業スタイルにおいても、苦悩の経験から確立した独自スタイルでトップセールスとして輝いている姿が印象的でした!
次回の掲載もお楽しみに!
パソナJOBHUBはパソナグループの戦略子会社として、新しい挑戦をさらに促進するために誕生し、「HUBa good future―すべての才能が、輝く社会へ―」という理念を掲げ、全ての方がいつでも、どこでも、誰とでも働ける環境を作り、志や夢を持って才能を活かすことができる社会の実現を目指し、事業展開を行っています。
このストーリーを読んで
- 顧問コンサルティング業界に興味を持った方
- 顧問コンサルティングの営業職についてさらに知りたいと思った方
- パソナJOBHUBについて話を聞いてみたいと思った方
是非一度お話ししませんか?「話を聞きたい」ボタンからエントリーをお待ちしています!