CCDI所属のタカ(菊地孝明)。興味の羽を広げながらアドベンチャーパークの新しい可能性を探っています。
アドベンチャーパーク設計の可能性
昨年3月に入社して、1年とちょっとになりました。
入社して3日でいきなり現場に行き、右も左もわからないままコースの施工に関わり始めました(笑)。思っていたよりも力仕事でびっくりしたことをよく覚えています。
前職では配筋図という図面を作る仕事でした。鉄筋をどうやって配置するかということですが、ルールが決まっているので工夫をする感じではなく、ただ作るという感じでした。もっと自由度のある設計やデザインをしてみたいと思って入社しました。
この春から開発部門に移りました。設計だけではなく新しいアドベンチャーパークの形や、今までにないエンターテイメントの形を目指したいですね。みんなが笑顔になる設計やデザインをしていきたいです。新しい可能性を目指して、いろいろな方向から探っていきたいです。
最近、アドベンチャーパークのレイアウトを担当し始めたのですが、レイアウトにもさまざまな可能性があります。スタートとゴールが同じ位置にあればオペレーションスタッフが1人で大丈夫とか、エレメントを円形に設置すれば、子どもが挑戦している間、親御さんたちが下で見渡しながら待っていられるなどの工夫ができます。今、さまざまな方法を吸収しているところです。
アドベンチャーパークは、普段味わえないスリル、チャレンジする勇気、前向きな気持ちを持つことができます。日常生活ではだいたいの場面で安全が担保されています。アドベンチャーパークでももちろん安全は担保されているのですが、実際に感じるのは、ドキドキや本来人間が持っている恐怖心などの感情が出てきます。普段味わえないスリルを体感してほしいですね。
コースのインスペクション(検査)で全国に
先週までインスペクション(検査)で日本全国を回っていました。いろいろな土地や施設のスタッフの方と関わらせてもらいました。
器具の保管ひとつとっても、きれいに整理されているところではスタッフのやる気もあり、お客様も楽しんでいるように見えました。ちょっとしたことでもスタッフがお客様に話しかけていたりしているのが印象的でした。面倒くさそうにオペレーションをしているとお客様たちもやること以上の何かが得られないと思いました。人の気持ちがあるのはとても大事なんだと改めて思いました。
これからやりたいこと
プロジェクトアドベンチャージャパンに入社するときに面接でも話したのですが、年代や性別を問わずに集まれる場を作りたいです。アドベンチャーパークだけだとアドベンチャーパークをやりたい人だけの場になってしまいますが、それ以外にも広場やお茶が飲める場所などもあり、お年寄りや若いお母さん、学生などいろいろな人に来てもらえる場づくりをしたいです。その場に居合わせた人が一緒に何かをしたりする仕掛けなどもいろいろ考えていきたいです!
都会の生活では日常生活で他の人と関わる機会は少ないですね。道端で知らない人と話したり、デパートでお買い物しているときに話しかけたりしません。もっと協力したり、関わったりする機会があったらいいなと思うので、アドベンチャーパークがそういう場になったらいいなと思います。
今はいろいろなことに興味があります。インターネットや雑誌などで見て面白そう!と思ったものはすぐに調べたり、実際に見に行っています。それがどんな感じで稼働しているのかなどとても興味があります。プロジェクトアドベンチャージャパンに入社する前から、寂れた公園などを見ると、「もったいないなー、どうしたら面白くなるだろう」と考えるのが好きでした。今、公園は「あれやっちゃダメ、これもやっちゃダメ」が多くて、誰のための何の公園なのかなと疑問に思います。誰でも来やすくて、行ってみたら何かが起こる、そんな場を作りたいです。
(20180427)