最近、某転職広告で
「条件は、今よりいい会社。以上!」
なんて流れてますね。とてもキャッチーなフレーズです。
フレーズの良し悪しはさて置き、ここでは(転職に限らず)人が環境を選ぶ上において重要であろう条件について軽く触れたいと思います。
常日頃から『人は環境がすべて』だと感じます。
幸いにもわたしたちは、自由にみずからの環境を選ぶ=変えることができます。
そして環境を変える時、変化を通じて何らかの成長や達成を求めます。
つまり、「ポジティブな変化」です。
では、ポジティブな変化を求め、より良い環境を選択する上において大切な条件は何でしょう?
それは3つあります。
まず、そこに情熱があること
これは、やりがいや目的と言い換えてもよいでしょう。
環境を変えるということは、時に多くの犠牲や代償を伴い、そこには必ずストレスが生じます。このストレスこそが環境への順応に必要なプロセスであり、越えられなければいけない壁です。壁が高ければ高いほど、そこに情熱がないと乗り越えられません。
次に、Comfort Zone(居心地のよい心の安全地帯)の外にあること
ポジティブな変化を生む新しい環境は、一定の緊張感をもたらさなければいけません。環境に適応(=サバイブ)しようとするからこそ、人は必死になって努力します。仮にゼロからのスタートであったとしても、惜しみない努力によって環境に追いつくことができると思いますし、逆に環境が追いついてくることもあるでしょう。
最後に、自らの意志によって決断し、選ぶこと
独立不覊(フキ)などという言葉がありますが、ようは大事は己で決断するということ。これは、自らの覚悟にも繋がりますし、何より結果がどうであれ、人のせいにしなくて済みます。仮に選んだ環境が失敗だったとしても挑戦したことで次へ繋がりますし、何より自らに素直でいれることが人生の道になると思います。生まれもった宿命は選べないけど、運命は自分で選ぶことができます。
わたしにも人生を変える環境の決断が幾度かありました。
中学での寮生活、高校での海外留学、初めての就職、移住、起業などが大きなものですが、どれも「ポジティブな変化」を求めた選択であり、今日のわたしを形成する上で欠かせない、life-changingな決断です。
そして、何より共通して言えるのが…
“条件は、今よりいい(=たぶん茨の道だけどめちゃくちゃ行きたい/創りたい)環境。以上!”