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船に乗る人・船を漕ぐ人・船を作る人。あなたは、どんな人になりたいですか?

先日、「経営者と従業員は理解し合えますか?」と題して、経営者の説明責任と従業員の質問責任についての編集長ブログがありました。

経営層と従業員層がそれぞれが持つ「説明責任」と「質問責任」をバランスよく果たすことで、互いに理解や思いやりを持つことができ、全体が心地よく働ける組織になるのではないか

組織運営、企業経営においてはこの両者の相互理解が必要不可欠。


先日の弊社全体会議でも、このようなテーマが挙げられました。



一言で言えば、従業員やインターン生からすれば視点や業務内容がまるで違う経営者の視点で、この日は全員会議に臨んでみようというテーマです。

その中で、このような問いかけがありました。

「船に乗る人、船を漕ぐ人、船を作る人がいたとしたら、今日は1日だけ船を作る側に立ってみよう。」


          *   *   *


船を作る側の人たち…一言で言えば、組織目線で問題発見や問題解決、改善を続けるような人たちと言えるでしょうか。

例えば会議をしている場面で言えば、受け身姿勢でほぼ聞き手に回ってしまう人、積極的に自分の意見を発言する人ではなく、そもそもどうしたらこの会議が生産的、かつ良い時間になるかと考え、求められる行動や言動を起こす人は「自分が船を作っている意識のある人」と言えるかもしれません。そうした人たちは、船に乗る人、船を漕ぐ人に比べ、当事者意識が強い。

従業員規模がそう大きくなく、まだ解決すべき課題が多くある中小・ベンチャー企業の中には、(役職や勤続年数にかかわらず)手を挙げれば船を作る側としてのチャンスにたくさん触れられる企業があります。

冒頭で触れた問いかけにもあるように、弊社オンリーストーリーもこの後者に該当する企業の1つ。過去、インターン生が船を作る側の視点で問題発見→行動し、実際に今の会社の一部になっているものが幾つかあります。

「ありがとうカード」
…毎月一回開かれる全体会議の最後、感謝の気持ちを伝えたい人へ直接メッセージカードを贈る。

「給与体制の改善」
…より働きがいを持てるよう、それまでのインセンティブ項目と仕組みを見直し、改善した。

このような問題発見→解決・改善の例がいくつもあり、その全てが今のオンリーストーリーの土台を作り上げてきました。

また、先日で言えば、社長からも社員・インターン生へ、新規事業立ち上げにあたっての意見やアイデアを募る場面がありました。こうした場面も、毎朝行う朝礼のなかで数回に一回は見られる日常の光景です。ふと口にした自分の意見が新規事業の仕組みの1つになることもあれば、新たな社内制度を作るきっかけになることもある。

このように、船を作る側に回ると乗る側・漕ぐ側では味わえない達成感や変化を得られるようになり、より働きがいのある日々を送っていけるでしょう。


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とはいえ、こうしたお話をすると、「デキる人たちだから、そういうことに参加できるんだ」という声があがることがあります。

船を作る側への入り口が常に開かれている当社では、当事者意識に加え、発見した組織上、仕事上の不都合・不具合を「不満」とせずに「課題」と捉えられる姿勢さえあれば、手を挙げてくれた人が(役職や勤続年数は関係なく)船の作り手として活躍できるフィールドが整えられています。

むしろ、発展途上な当社では一人でも多くの作り手に参画いただき、それぞれの視点で発見した課題を一つひとつ解決していっていただきたい!


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『日本一学生が集まる中小企業の秘密 | 株式会社Legaseed 代表取締役・近藤 悦康氏』によれば、(従業員が300人未満の中小企業において)今の採用市場は1人の学生に対して約10社が内定を出す空前の売り手市場だと言われています。また、乗る側・漕ぐ側の仕事の一部は次第にAI・ロボットによって取って代わられてきている現状もあります。

このような現代だからこそ、「どの船(会社)に乗るか」だけではなく、「どんな船を作っていけるか」「その船の中で何が作れるか」と考えながら、当事者意識と船を作る視点を持って就職活動やインターン生活を送ってみてはいかがでしょうか。

作り手として関わる仕事は、きっと、もっと面白い。


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山崎

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