今回お話をお伺いするのは、クリエイティブディレクターチームのリーダーを務める垰 亮太(たわ りょうた)さんです。
岡山の服飾専門学校を卒業後、様々な職種を渡り歩き5年間フリーランスカメラマンとして活躍。その後2019年にNateeヘ入社し、現在はクリエイティブディレクターチームを率いるリーダーとして高難度案件でも数々の結果を出している実力派のメンバーです。
垰さんはなぜフリーランスを捨て、Nateeという会社にジョインすることを選んだのか。垰さんが目指す姿とは。そのストーリーに迫ります。
【自分が成長し続けられる環境を探した2年前】
――Natee入社までに垰さんが歩んできたキャリアを教えてください。
僕は岡山の服飾専門学校に通っていたのですが、卒業後はバンドマンとして上京しました。
学生時代からバンド活動をしていて、人生で一度は音楽で勝負してみたいと思っていました。
ですがなかなか道は険しくて、生活をしていくためにカメラマンを始めました。正直カメラマンの仕事を始めたのはノリと勢いだったのですが色々な出会いやきっかけがあり、気づけばそれが本職になっていました。
5年間ほどフリーランスカメラマンとして活動をしていたのですが、25歳を迎えたタイミングで自分の中にある葛藤が出てきたんです。
それは、自分自身の成長が止まってしまったかのような日々にモヤモヤしていたことでした。
フリーランスなので技術を教えてくれる上司もいませんし、生活が懸かっていたので自分のできる案件だけを取りに行く保守的な姿勢になってしまっていて。そんな自分に対して、「このままじゃいけない」という思いが出てきたんです。
「写真」以外で勝負できるスキルがほしいと強く感じるようになり、新たな挑戦をしてみようと決心しました。
――転職活動の中で、Nateeへの入社を考えたのはどのような背景があったからなのでしょうか?
当時は「自分が成長できて、カメラ以外のスキルが身に付く環境」が転職の軸になっていたので、多くの人の目に触れる作品を生み出す広告業界に興味を持ちました。
でも、電通や博報堂の求人はどれも”ディレクターやプロデューサーとして2年以上の経験必須“と書かれていて、未経験の自分にはハードルが高いのかもしれないと思い始めていたんです。
そんな時にWantedlyで偶然Nateeの記事が目に留まりました。当時はTikTokが今ほど世間に浸透していなくて、僕自身も一応アプリはインストールはしているくらいだったのですが、Nateeは当時から「TikTokは絶対にあたる!!」と断言していて、TikTokに全張りした事業展開をしていました。
その自信と熱量に興味が湧いてきて、面談をしてみることにしたのがNateeとの最初の接点です。
――Nateeへ入社するときに決め手になったものは何ですか?
決め手は、面談で代表の小島とざっくばらんに色々なお話をさせてもらったときに単純に面白そうだと思ったことです。
また未経験の僕にもまっすぐ向き合って一緒に働く意志を示してくれたことが嬉しくて、「絶対に結果出すので未経験ですけど入れてください!」と伝えて入社が決まりました。
【クリエイティブ志向の僕にはNateeの自由さが心地いいんです】
――服飾の専門学校やバンド、カメラマンとクリエイティブな面が沢山出てきましたが、垰さんは昔からクリエイティブが好きだったんですか?
子どもの頃から何かをつくることは好きでしたね。
幼いころはいつか自分でディズニーランドをつくりたいと思っていましたし、小学生の頃から一番得意な科目は図工でした。(笑)
――入社して感じたNateeの魅力にはどのようなものがありますか?
働き方や仕事の進め方の自由度が非常に高いことがとても魅力的でした。
Nateeでの初めての仕事が、TikTokでプロモーションを兼ねた恋愛ドラマを作成するというものだったのですが、1人で脚本から撮影まで担当させてもらいました。
入社して間もない人間に、そこまで自由を与えてくれる会社はそう多くないと思うんですよね。
それに当時からNateeはリモート勤務で、長時間のコアタイムも存在していなかったので自由に働き方を選べることも魅力でした。
長い間フリーランスとして活動していたこともあって、コアタイムが設けられてオフィスに出勤する働き方はあまり望んでいなかったんです。
働き方・仕事の進め方どちらにおいても、自分の話をしっかり聞いてくれて、自分のやりたいことを受け入れて、やらせてくれることはNateeの大きな魅力ですね。
ーー垰さんはNateeに入社してからずっとクリエイティブディレクターを担当されているのでしょうか?
いえ、実は入社から今までの約2年間で、8回部署が変わっています。(笑)
これもベンチャーならではの特徴だと思っていて、Nateeはどんどん新しいことをやってみてダメだったらすぐに軌道修正して次のステップに進む、ということを繰り返してきました。
ダメだったものを素直にダメだと認めて、次に繋げるための意思決定やそれに伴う行動のスピードがとても速いんです。
3ヶ月置きに業務が変わるので大変なときもありましたが、人生の中で一番、成長することができたと思っています。
【ロジカル×ピュア=Natee】
――Nateeという組織は、垰さんから見てどのようなチームだと思われますか?
一言で言うと「ロジカルピュア集団」ですね。
今のNateeは、超ロジカルで理系脳という印象があるのですが、そんな中目指しているゴールは『クリエイターを幸せにする』というめちゃめちゃピュアなものなんです。
ロジカルだけだと面白みがないし、ピュアだけだと成長はしないと思うのですが、Nateeはその辺のバランスが絶妙に良くて。
だからこそ、Nateeは真っ直ぐに成長していけているのかなと思います。
あと、Nateeの代表(小島)って、全然調子乗ってないんですよ。(笑)
大きな態度を取ったり偉そうにすることが一切なくて、常に同じ目線からフラットに接してくれます。
今まで出会ってきた社長の中でいちばん好きですね。
代表に限らずNateeは役職や年齢で壁を作ることがない組織だと思います。僕よりも年下の子がマネージャーをやっていたりもしますが、年齢や役職に関係ないコミュニケーションが出来ています。
上司がランチに居て、気まずくて話しづらいってことが起こり得ない環境ですね。
――垰さんがNateeで今後達成したいゴールを教えてください!
クリエイティブディレクターとして、Nateeの存在感をもっとアピールしていきたいです!
手数料だけ抜いて伝書鳩のような介在をする会社には絶対にしたくないと思うんですよね。
僕が目指していることは、「このプロモーションはNateeが介在しているからこそ成果が出せている」と認識してもらうことです。
クリエイターさんの強みが活かされるクリエイティブの方向へ導き、『バズる』だけではなくその先にある『売れるクリエイティブ』をクリエイターさんと共創したいんです。
クリエイターさんから「垰さん専属がいいです!」と言われたり、クライアント様からも「垰さんのおかげで成功しました!」と言われることが多くなってきたんです。
そういう瞬間に、自分の介在価値が実感できて嬉しくなります。
これからはさらに、「Nateeの垰と一緒にやりたい!」と言ってもらえるよう、個人としてもチームとしても、クリエイティブのレベルを底上げしていきたいと思っています。
Photo by Kaito Kobayashi