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目指すはクリエイターエコノミーの第一人者とGreat Company 〜CEOインタビュー後編〜

今回お話をお伺いするのは、代表取締役の小島領剣(こじまりょうけん)さんです。

前編では、Natee創業のストーリーやNateeが掲げているミッションの元となった原体験をお伺いしてきました。後編である今回は、小島さんが今後どのような未来を構想しているのか、その全容に迫ります。

前編はこちら:https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/326290

ビッグトレンド「クリエイターエコノミー」の第一人者へ

ーーここまで、Natee創業のストーリーを中心にお伺いしてきました。ここからは未来の話を聞いていきたいと思います。小島さんはNateeの未来をどのように構想されていますか?

僕らは日本で「クリエイターエコノミー」の第一人者になりたいと思っています。「クリエイターエコノミー」というのはアメリカの著名ファンドa16z(Andreessen Horowitz)が言い出した概念で、日本ではNewsPicksで特集されかなりの話題を集めていました。

NewsPicksの特集記事はこちら:https://newspicks.com/news/5685141/body/
小島執筆のクリエイターエコノミー関連記事はこちら:https://note.com/kojimaryouken/n/neb3c6da10629

アメリカを中心にこの領域では大規模な地殻変動が起こっていて、例えばを語れば限りがないですが、一番を挙げるなら、「広告によるマネタイズではなくファンからのマネタイズ」というのがど真ん中にあるトレンドではないかと思っています。

今まではクリエイターが注目を集めて、それがメディアとしての価値を産み、広告主がそのメディアとしてのインフルエンサーに広告を出稿する、という形でのインフルエンサーマーケティングが主流なクリエイター産業でした。

しかし最近、「広告主から案件を受けずに自分たちでブランド作ればよくない?」と考えるクリエイターが増えていて、彼らが作るクリエイターブランドというのがアメリカではたくさん生まれてきています。同じ発想で、「ファンから直接的にマネタイズした方がみんなhappyじゃない?」と、PatreonやCameoといったクリエイター支援のサービスがアメリカではかなり伸びてきている。

もう一つの大きな流れとしては、「事務所のアンバンドル」が挙げられます。アンバンドルとはつまり大きな事務所がどんどん小さな個人事務所などに分散していくことです。アメリカを見ても中国を見ても、事務所が分散市場になるのは間違いないです。「みんなが知ってるあそこに所属する」よりも、「自分たちのチームはこれ」といった風にクリエイターたちの価値観が変わっていく、という話です。

一方日本を見てみると、日本はまだまだ前述した世界の大きな流れに乗れていないと僕は見ています。たとえば日本のインフルエンサーマーケティングの中身をドリルダウンして見ていくと、ブランド→広告代理店→事務所→クリエイターといった感じで、ミドルマンの多い3次受け4次受けのような構造になってしまっているんですね。

その中でNateeは、広告代理店と事務所の機能両方を持つようにして、ブランドとクリエイターのWin-Winが取れるようになるべく距離を縮めようと工夫はしていますが、最終的には定型的なコミュニケーションなど人間が介在する必要がない部分はすべてシステムで自動化され、価値の源となるクリエイティブディレクションの部分のみに我々が介在する形が理想的だと考えています。

現在はメインで広告事業を展開していますが、そちらは朝戸(朝戸の記事はこちら:https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/322257)を中心に既存メンバーに任せつつ、僕はクリエイター向けの新規事業にリソースを配分しています。

アメリカでうまくいっているPatreonやCameoを日本にただ輸入するだけでは、前提条件が違いすぎるためうまくいくとは考えておらず、マイクロリリースとピボットを繰り返しながら、クリエイターがもっと楽になり、もっと本質的に自分の活動に専念できるようなサービスを創っていきたいですね。

僕らは一部のトップスターをプロデュースしたい会社ではなく、昨日まで無名だったクリエイターが他に仕事をしなくてもいいくらいに稼げるようになる世界を実現したい、というのが一番目指したいゴールでしょうか。

Nateeはこの業界では少し変わっていて、ほとんどが広告未経験だったり、インフルエンサービジネスを経験したことのない社員ばかりです。そして今後も、同業界の隣接企業からだけではなく、別業界の優秀な方を積極的に採用していきたいと思っています。

なぜなら、今広告やインフルエンサーの業界はすごい勢いで変遷していて、この波を作り出す主体者が我々でありたいと思っているので、既存の業界のフォーマットを踏襲する人だけではなく、新たに作り直すという意志と新鮮な思考フレームを持った人がたくさん必要だからです。

Nateeもこの地殻変動に乗り遅れないようにしたい、という温度感ではなく、むしろガンガン地殻変動を起こしていく仕掛け人の立場でありたいなと思っています。

これからこの業界もNateeもますますおもしろい状況になっていくのは間違いないかなと。

市場を切り開き地殻変動をもたらすGreat Companyへ

ーー「クリエイターエコノミー」を日本でリードしていくという高い視座を伺うことができ、非常にワクワクしました。組織としては、Nateeをどのような企業体にしていきたいですか?

一言で言うと、「Great Company」でしょうか。「Great Companyってなんだ?」と聞かれたらいろいろな回答があることは予想できますが、個人的には「お手本とされる会社」のことを指しています。

たとえば僕が一番社内で出す事例はVISIONAL。在籍していた唯一の企業なので当たり前かもしれませんが、ものすごく参考にしています。そしてリクルート、電通、サイバーエージェント。だいたい事例に出てくるのはこの4社ですね。まさに、お手本となるGreat Companyかと思います。

もう少し深ぼって言うなら、たとえばビズリーチというサービスが日本で生まれたことで、それまで日本ではほとんど誰も知らなかった「ダイレクトリクルーティング」という採用手法は当たり前になりました「インターネット広告の市場を創ったのは誰?」と聞かれれば、みんなサイバーエージェントの名前を挙げるでしょう。Great Companyと表現できる会社はすべからく何かしらの市場を切り開き、数多の戦いを勝ち上がってきたカテゴリーリーダーであると言えます。

Nateeも「個人の時代を創ったのは誰?」という質問に真っ先に名前が上がるようなGreat Companyになることが一つの目標です。現状はギャップがありすぎますが、どんな大企業も創業期はベンチャーだったわけですから、一つ一つのステップを大切にやっていきたいと思っています。フェーズで言うとまだ高校野球の地方大会って感じですが、ここで負けていては甲子園はおろかプロにはなれないし、メジャーリーグなんて夢のまた夢ですからね。

ーーありがとうございます。最後に、Great Companyをともに築いていく未来の仲間にメッセージをお願いします!

僕らNateeの最大の特徴は「ミッションを泥臭く追える集団」であることです。決して天才集団ではないけれど、やるべきことを愚直に積み上げることができるメンバーが揃ってきている

広告やクリエイターエコノミーという華々しいドメインにおいて、業界に地殻変動をもたらせるような挑戦を泥臭く本気でやりたい人にとっては、最高のタイミングと最適な会社であることは間違いありません。

ぜひ一緒に「個性と才能が生きる社会」を実現させにいきましょう。僕らはそのミッションにコミットメントする組織です。


Photo by Ryota Tawa

前編はこちら:https://www.wantedly.com/companies/natee/post_articles/326290

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