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※この記事はMOLTSのコーポレートにて、2019年8月21日に投稿した記事の転載となります。( https://moltsinc.co.jp/recruit/4584 )
ネットの広告代理店で人材、不動産、EC等、業界を問わず様々な分野の広告に従事し、ディスプレイ広告領域では月間数千万円規模の運用に携わるなど、ディスプレイ広告運用を得意とする、高橋翔太。
2018年8月よりMOLTSの子会社であるデジタルマーケティング領域のエージェンシー事業を行うSTAUTにジョイン。前職の知見を活かし、ディスプレイ領域を中心に広告運用、改善案の策定、KPI構築の支援等を行っている。
独立採算制をとるMOLTSで働くことは、ある意味 “独立” に近い働き方が求められるが、それでもなぜ彼は、MOLTSで働き続けるのか。その理由に迫る。
「これまでとは違った世界が見れる」モチベーション高く成長できる環境に身を置きたかった
―― MOLTSに入社した経緯を教えて下さい。
もともと新卒でネット広告代理店に入社し、新規の営業や既存顧客の広告運用や提案をしていました。勤めてちょうど4年が経った頃、業務にも一通り慣れ、クライアントの成果拡大や、中規模以上の新規受注も出来るようになっていました。ですが次第に、自分が会社に貢献したインパクトと、実際の評価にギャップを感じるようにもなってきていて。
給与や評価だけが全てではないと分かっているものの、今後のキャリアを考える上で、これらの要素は僕にとってモチベーションを維持するための大切な要素であることに気付かされました。
それであれば新しい別の環境で、モチベーションを高く維持でき、成長できる環境に身を置きたい、と思うようになったんです。
そこで、たまたまWantedly経由でMOLTSの存在を知り、一度面談をすることになりました。そしてSTAUT代表の松尾と話をしていく中で、「MOLTSであれば、これまで僕が抱えていた漠然とした悩みが解決できそう」だと思い、1時間の面談が終わった後にはもう握手をして、入社することが決まっていました(笑)。
―― MOLTSが魅力的だと思ったのはどういった点ですか?
一番は松尾に惹かれた、というのが大きいです。
これまで自分が仕事で関わってきた人たちと比べて、人間のタイプや、広告出稿に対する考え方が、大きく異なっていました。でもだからこそ、「これまでとはまったく違った世界が見れる」と思いましたし、そんな松尾から「ぜひ来てほしい」と強くオファーを出してくれたことが素直に嬉しかったのを覚えています。
また、MOLTSのことをよく知らずに面談をしていたため、「MOLTSは独立採算制で自由」だと言われてもピンときておらず、よく分からなかったんですけど、なぜかワクワクしていました。
というのも、入社したらデジタルマーケティング領域のことをやる、というのは分かっていたのですが、「何時に出社すればいいですか?」と聞けば「会社に来なくてもいいよ」と返されるし、「何をすればいいですか?」と聞けば「何がしたい?」と返ってくるような感じだったんです。
MOLTSに入ったら自分で仕事をつくって自分で売上を組み立てていかなくてはいけない、そんな責任が伴う自由な環境だからこそ「この環境に飛び込むことは、自分にとって良い影響がある」と直感で思えました。
他メンバーとの圧倒的知識量の差。「自分は本当にここでやっていけるんだろうか」と不安だった
―― 入社してちょうど1年が経とうとしていますが(取材時点)、振り返ってみていかがですか?
始めはやはり、自分でゼロから仕事を生み出す、ということが出来ませんでした。前職で営業を経験していたとは言え、それまで当たり前に掲げていた会社の看板を下ろし、“ただの高橋翔太”としてゼロから仕事に繋がる人間関係を構築していくのは、簡単ではありませんでした。
そのため、MOLTSに入って「あの人に会って話をしてみよう」といった営業活動は、すぐには行えませんでした。
そこである時、在籍メンバーに自分がどんなキャリアを経て、いまどういったことができるのかなど、僕自身のスキルを社内プレゼンする機会を設けました。プレゼン後、「みなさんのクライアントで、僕ができることはないか?」と尋ねて回り、あるメンバーから「アポがあるけど来る?」と声をかけてもらい、早速クライアント先に訪問出来ることに。
結果的に、周りの方のサポートを受けながら、案件を受注することが出来ました。入社して日も浅かったので、純粋にとても嬉しかったですし、貴重な経験となりました。
ただこの1年間は、他メンバー経由での紹介案件が中心で、まだ本当の意味で自ら新規案件の獲得ができていないため、これからは自分発の案件をつくっていきたいです。
―― この1年で、難しかったこと、辛かったことはありますか?
自分の強みをつくる、難しさを感じています。現在、僕は基本的に広告運用の案件を担当しているのですが、STAUTの松尾、菊池、長澤というコアメンバーに対して、圧倒的に知識量に差があることに、当初は不安だらけでした。
彼らがやっている仕事は、僕が前職でやっていた仕事レベルとは異なっていました。日々の会話の中でも耳に入ってくる言葉一つをとっても「そんな言葉、聞いたことないぞ」と思うことも多かったんです。
「MOLTS、STAUTに入れば成長できそうだ」と思って入社したけど、いざ入社したら「本当に大丈夫か、自分」と正直とても不安でした。
しかし、自分にできることで仕事をつくっていかなければ売上を組み立てることができません。そのため、他メンバーの案件の一部に携わって売上を作る社内売買制度を上手く活用し、前職でずっとやってきたディスプレイ広告運用を武器に仕事をつくってきました。
現時点での僕の強みは、クライアント企業に最適な配信面、成果に繋がる配信面をいち早く見つけて最適化していくこと、そしてディスプレイ広告運用が伸び悩んでいるという企業に対して、最適なアドバイスができることだと考えていますが、それだけに甘んじるのではなく、自分にしかできないことをもっと尖らせ、インパクトを出せるようになりたいと考えています。
どんなに成長したとしても、他メンバーはもっと成長している。高みを目指す理想の環境がここにはある
―― この1年、MOLTSの理念である「美味い、酒を飲む。」ことを体験できましたか?
自分が担当した案件でKPIを達成できたり、クライアントに満足してもらった経験はありますが、まだ「美味い酒が飲めた」と胸を張って言えるような体験はできていません。
きっと、自分で新しい案件を生み出し、それをしっかりと成果として形にし、「また一緒に仕事がしたい」と思ってもらえた時にはじめて本当の意味で美味い酒が飲めるのかなと思っています。
また、当然クライアントに対して「さらなる成果を出してあげたい」という思いがある一方で、常に「ユーザーのためになる広告配信」を大切にしていきたいと思っています。昨今は広告に対して嫌悪感を抱くユーザーもいますが、本質的に広告は悪ではないと思っています。
なぜなら、企業も「この商品、このサービスを使ったら何かしら利用者の生活が良くなる」という想いを持っているため、僕たちの仕事はより多くのユーザーに「こんな良いものがあるよ」と伝える“手段”の一つとして広告配信を行っていると考えているからです。
クライアントの成果に貢献し、さらに良い商品、良いサービスを多くのユーザーへ伝えることができた時には、さらなる美味い酒を飲むことが出来るんだろうなと思っています。
―― 今後チャレンジしたいことはありますか?
やはり、まずは “自分にしかできないこと” を見つけていきたいと思っています。専門性を高め、他メンバーが分からないこと、疑問を感じていることに対して相談される立場になりたいですし他メンバーのクライアントが抱える課題に対して、「高橋を打ち合わせに連れていったほうが早い」と思われる存在になれれば、ひとつ自分の地位を確立できるのかなと。
―― 最後に、高橋さんがSTAUTに在籍し続ける理由を教えて下さい。
どんなに自分の専門性を高めて成長できたとしても、そのとき他メンバーはもっと成長しているんですよ。みんな常に走り続けているので、僕がどれだけ走っても追い越せる気がしないんですね。よくて横並び(笑)。
そんなメンバーと共に仕事ができる環境はなかなかないと思いますし、尊敬できるメンバーだらけですから、STAUTを離れる理由はないなと感じています。
そしてMOLTSは独立採算制で、決まった道、用意された道はありません。
当然、容易な道ではないのですが、どんなに難しい道でも助け合えるメンバーがMOLTSにはいるので、自分自身を成長させ、高みを目指すのであれば理想の環境だなと思います。