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はじめまして、栗田といいます。
今回、「社会人1年目を振り返って」というテーマで、これから社会人になって活躍していく皆さんに、参考になるかどうかはわかりませんが、いろいろ述べさせていただきたいと思います。
まず私の実際の「社会人1年目」とはどんなものだったのか、ですが、私は大学を卒業後にWebとは全く関係ない非破壊検査の開発などを行っている電子部品の会社で、コイル巻きや電気抵抗を計測する日々を送っていました。
大学時代はアルバイトで貯めた泣け無しのお金で買ったPC9821シリーズで、あれこれ自力で調べてPerlで掲示板やチャットを立ち上げ、スノーボードのサークルのホームページを作ったりしていました。大学の勉強と言えば、単位取得のための最低限のことしかした覚えが無いのですが、パソコンやインターネットについての勉強(?)は、まったく苦にならず、ただただ楽しくて楽しくて、プログラムを書いてるうちに、気がつけば朝、ということがよくありました。
そんなわけで、最初の入った電子部品の会社は一年しか続きませんでした。どうしても、大学時代から好きでたまらなかったインターネット関連の仕事がしたくて、転職してしまったのです。
大手印刷会社の関連デザイン会社で、Webオペレーターがほしい!
という求人を見てすぐに飛びつきました。
電子部品の会社では正社員でしたが、転職した会社では実務未経験だったので、最初はアルバイトのWebオペレーターという役割でした。とはいえ当時は、パソコンが得意というだけで随分優遇してもらえました。アルバイトにも関わらず、右手にWindows、左手にMacintoshをいうすばらしい環境を与えられ、本職デザイナーやプログラマ、ディレクターから降りてくる雑務処理をひたすら捌く日々でした。そうして気がつけば、パソコンで困ったことがあるなら、私に相談ください!と胸を張っていえる状況にまでなりました。
当時20代前半だった私は、実務経験が諸先輩に比べてとても少なかったので、とにかくできることを増やすことを意識してひたすら勉強しました。先輩が「誰か」宛てではなく、「私」宛に仕事をくださるように!
そう願って、日々躍起になって勉強していたことが身になったのではないかと今では思います。
基本的な根源は、「負けず嫌い」なのかもしれないですが・・・
その後私は、半年ちょっとで、正社員になり、Webオペレーターからシステムプランニングチームのプログラマを任されるようになります。その2年後には、一念発起して、独立することになるのですが、今思えばこの会社での最初の1年間こそが、自分が何をやりたいのかを見つけ、スキルを伸ばすことが成長につながると信じる、今の自分の人格形成に最も重要な時間だったように思います。
現在私はWebクリエータを企業に人材派遣する「株式会社メンバーズキャリア」という会社で、ディレクターをしています。大手Webサービス企業に常駐し、Webエンジニアとして業務を行っています。
この会社に入社して現在1年が経ちましたが、今でも、昔と同様に、スキルを磨き続ける毎日です。
勉強は大嫌い。でも、業務スキルを磨くのは楽しい、というのを相変わらず18年も続けています。
これから社会人1年目を迎える方へ伝えたい事
というわけで、私の経験則からみなさんに伝えたいことは、以下の3つです。
(1)なにかモチベーションになるような材料を見つけろ!
(2)嫌いなものを克服するより好きなものを増やせ!
(3)好きなことならとことん突き詰めろ!
これから、何かを頑張ろうとしている方。特にスキルを売りにしているエンジニア職の方にはもしかしたら共感してくれそうなものがあったら幸いです。Webを仕事にする方は、日々進化していくこの業界、常に新しいことが増えて目移りすることもあるかと思いますが、どんなに技術が発展しても、プログラム言語が進化したとしても、それを使うのは人であり、それを作る我々も同じ人。難しく考えず、今自分がやりたいことを突き詰めて楽しんでみてはいかがでしょうか。
こんな私が、皆さんの良い手本になれるとは思いませんが、少しでもお役に立てればと思います。
もし、私と同様に、
“ 一生コードを書き続けられるWebエンジニアになりたい!”
“ 一生クリエイティブを追求するWebクリエイターになりたい!”
と思える方がいたら一緒に仕事しましょう!
・大手企業案件×勉強会×スキルアップ支援充実!《Webデザイナー》
・《ディレクター》解析ツールを用いて有名サイトを改善
・平均残業20時間・持続可能な環境でコードを書きたいフロントエンドエンジニア
そして、一緒に「もんじゃ」たべませんか?