急成長を続けるマッチングプラットフォーム「ミツモア」は超少数精鋭のエンジニアチームに支えられています。ヤフオクの2トップ、Uberのトップエンジニア、Google Play1位を達成したAndroidエンジニアといった精鋭が集まるチームにおいて「新人王」と呼ばれるインターン生。それが今回ご紹介させていただく大橋啓介君、通称「王」です。
なぜインターン生が超少数精鋭チームにおいて「王」と呼ばれるまでに至ったのか。圧倒的成長力の秘密、王から見たミツモアについて聞きました。
王がミツモアを選んだ理由
――王はそもそもなんでミツモアを選んだの?
はじめは経営陣のキラキラした経歴に目を惹かれました。そのあとミツモアのことを調べていったら、ヤフー出身のCTO柄澤さんだったり、元Uberのトップエンジニアeugeneだったりとエンジニアチームの豪華さを感じて、とりあえず話を聞いてみたいと応募しました。
ちょうどその時にインターン先を探していて、いくつか受けてはいたのですが、ミツモアに入れば、すごいエンジニア陣の書くコードを見て学べるし、裁量も大きいので自分で積極的にコードを生み出して機能を追加してというところで成長できるだろうと思い、入社を決意しました。また、エンジニアリングだけでなくビジネスサイドにも興味があるので、一流のコンサル出身の経営陣がどのような意思決定をしているのかを間近で見たかったというのもあります。
――コードを見て学ぶんだね。丁寧に教えて欲しいみたいなニーズはなかったの?
エンジニアにはコードレビューという、自分が書いたコードを見てもらって、こうすればもっと良くなるよとフィードバックをもらえる機会があるのですが、そういったものは求めてましたね。ミツモアでは一流のエンジニアにコードレビューをしてもらえるので。
一方で、1対1で手取り足取り教えてもらうことは、ミツモア入社時点である程度力がついていたので必要と思っていませんでした。
――ある程度力がついていたというのは、具体的にどの程度のレベル?
いい質問ですね(笑)
勝手に自力でドキュメントを読んで、知識をつけてコードを書いていくと、自走力がついて勝手に成長していく段階になるんですね。そこの段階に入社時点で達してはいました。
――ということは、あえてミツモアに入らずとも、ある程度勝手に成長していけたかと思うのだけど、それでもミツモアに入って実際に働いてみてどうだった?
ミツモアに入る直前は創業間もないベンチャー企業でエンジニアをしていて、そこでももちろん成長することはできたのですが、レベルの高いメンバーに囲まれて自分の基準を上げたいと思ってミツモアに入ったという経緯があります。
はじめの数ヶ月はコードを見て、どことどこが繋がっているのかを把握することがメインでした。だいたい把握できたところでハウスクリーニングプロジェクトにアサインされて、やりがいと充実感を感じながら働いていました。ハウスクリーニングプロジェクトでは、柄澤さんと一緒にコードを書く経験ができて純粋に楽しかったです。
ビジネス的な面では、一流のコンサルタントの「数字へのこだわり」に驚きました。こんなに数字を見るのかと。すべてのものごとには理由があって、データがあって、仮説があって、仮説を検証するために施策を打って、という一連のフローのひとつひとつに明確なロジックと数字を用いていることに驚きました。
圧倒的活躍を見せたハウスクリーニングプロジェクト
――ハウスクリーニングプロジェクトでは主にどういった機能を担当していたの?
僕がメインで担当していたのはカレンダー予約機能でした。ハウスクリーニングを依頼する人のペインとして「スケジュール調整がめんどくさい」というものがあるのではないかという仮説のもと作られたもので、カレンダーで事業者が空いている日時を確認して、そこを選択するだけで予約出来てしまう機能です。
アルゴリズム的に計算量が多く複雑で、技術的にチャレンジングなところもあったのですが、根本的にデータの構造を変えることによって計算量を大幅に減らして処理をめちゃくちゃ速くすることができました。その機能をゼロから作ってほぼ予定通りにリリースすることができ、大きなバグもなかったのでよかったなと。
――チャレンジングな仕事を自走してこなすことができた要因はなんだったのかな?
一番大きな要因はおそらく「気合」なんですが(笑)
コードを書いていておかしくなりそうな前兆が見え始めた時に柄澤さんに相談して軌道修正できたのも大きかったと思います。
――裁量の多い仕事を渡されて、それに伴走してくれる超優秀なエンジニアがいたのが大きかったんだね。
はい、それが自身の成長にも、大きな成果にもつながったと思います。
――成長というのは具体的にどういったところで感じる?
ミツモアに来てから技術の幅が広がって、UI/UXまわりの根本的な考え方が身に付きました。あとはやっぱり開発速度ですね。まわりのエンジニアは自分の何倍ものスピードでコードを書いて、さらにミーティングもこなすなど密度の高い仕事をしているので、自分にちょうどいいプレッシャーがかかって、開発速度はかなり速くなったと思います。
王の目から見たミツモア
――ミツモアの雰囲気は、王の目からどう見てどう?
非常に人間関係がフラットで心地いいなと思います。CTOの柄澤さんにも気軽に話しかけられますし、誰かに質問したらたらい回しにされることもないので楽しいですね。CEOの彩子さんとも一緒にランチをする機会があって、いればいるほど楽しくなる職場だと思います。勤務時間が少ないと僕のようには楽しめないかもしれませんが。
あと、コロナの真っただ中ではありますが(7/2にインタビュー。この日東京では107人の感染者を記録)、コロナを感じさせないような依頼数・GMVの伸びを見ると、波が来ているなと。このビッグウェーブに乗るしかないという感じが最近のミツモアですね(笑)
――ミツモアの一番の魅力をあげるとするなら何になるかな?
僕がエンジニアというところが大きいですが、超少数精鋭のエンジニアチームですね。この人数とは思えないくらいの規模とスピード感で開発が進んでいきます。1週間ぶりに別プロジェクトを見てみると、まったく知らないプロダクトが生まれて、ガラッと変わっていたこともあります。今まで経験したことがないようなスピード感です。
――今後ミツモアでは何を目標に働いていく予定?
短期的には開発速度を上げることが目標です。開発速度を上げることができれば、自分が担当しているプロジェクトがもっとスムーズに進行していきますし、余裕をもってまわりを見渡して、カスタマーサクセスやビジネスサイドにとって使いやすいプロダクト設計を考えることもできるようになるのではないかなと。
あとは会社の成長を見ていきたいという思いがあります。そしてその成長の中で、自分が一役買っていられたら幸せだなと。そうなれるように努力していきたいです。
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