経営幹部候補生の1期生にインタビュー!5年目の業務について聞いてみました。~星加編~ | 株式会社メディクルード
今回の記事は、5年目を迎えた経営幹部候補1期生に、これまでのキャリアや5年目の業務、今後の展望などをありのままに語ってもらおうという企画です。メディクルードの新卒は経営幹部候補生として、社会課題...
https://www.wantedly.com/companies/mediclude/post_articles/911926
今回の記事は、「介護の"アクティ”を広める!最新の取り組みをご紹介!」です!
メディクルードが属するGenki Groupの中には医療・介護福祉・教育と様々な領域の法人があり、全部で30を超える法人と100を超える施設があります。それらの法人や施設と一緒に、経営幹部候補生が将来的に経営として担う業務もたくさんあります。これまでにも、メディクルードのWantedlyでは各領域で活躍する社員の業務についてご紹介してきました。そして、紹介した社員の一人、2024年4月で入社5年目を迎えた星加さんが介護領域で最近新しい取り組みを始めました✨
今回はその中でも「アクティ」を広める取り組みについてご紹介します!
経営幹部候補1期生 星加
【プロフィール】
祖母の介護をキッカケに医療・介護領域に興味を持ち就職活動を行なう。業界のイメージを変えるというビジョンや社員の方の人柄に惹かれ入社を決意。3年目以降の進路については、自分の適性に合わせて様々な業務に携わり、多岐にわたって活躍していきたいという思いから新卒採用責任者と社会福祉法人元気村グループの理事長室に就任。プライベートでは社会人楽団に所属しており、9月にはコンクールにも出場。
👆星加さんの5年目の業務について詳しく知りたい方はこちら♪
①そもそもアクティとは?
②最近の取り組みと目的
③アクティの魅力
④アクティへの想いや今後の展望
松本)それでは、よろしくお願いします!星加さんは介護領域でたくさんご活躍されていますが、その中でも最近取り組まれている「アクティ」についてお聞きしていきたいと思います!
さっそくですが、そもそも「アクティ」とは何か教えてください!
星加)アクティは、介護施設で行なう「アクティビティ」をキャッチーに表した言葉です。介護施設で行う日々の企画は、レクリエーションと呼ばれることが多いですが、Genki Groupではアクティビティという名称を使うことにしています。
松本)確かに、Instagramを見ても「介護レク」や「介護レクリエーション」というハッシュタグが多く使われていて、「レクリエーション」の方がよく耳にするなと感じます。どうして「アクティビティ」という表現にされたんですか?
星加)もちろん楽しいレクリエーションも多く存在していると思うのですが、「みんなで一緒にやる画一的なものというイメージに繋がっているのではないか?」という議論になったことがありました。それをきっかけに、Genki Groupでは「レクリエーション」から脱却し「アクティビティ」という名前を浸透させていこうということになりました。
松本)イメージを変えるための「アクティビティ」だったんですね!
星加)そうですね。レクリエーションだと、どうしても昔ながらの塗り絵や折り紙、体操みたいなイメージがついてしまっています。レクリエーションのイメージとは全然違う、例えばスポーツや料理、脳トレなど、もっと幅広いアクティビティを提供したいと思っています。
松本)いろんな種類があるだけでもワクワクしますね✨
星加)そうなんです。「アクティビティ」には本格的に大人が楽しめるものという意味が込められています。ただし、「レクリエーション」は「レク」と略して呼びやすく、「アクティビティ」という言葉はなかなか浸透しませんでした。そこで、「アクティビティ」を「アクティ」という略称で浸透させようとリベンジしています!
松本)確かにアクティビティの方が大人っぽくてかっこいいですね! 「アクティ」という略称も馴染みやすくてとても良いですね✨
👆とすけッカー(くじ引き×サッカー)という新感覚スポーツのアクティビティをしている様子です!
松本)アクティとは何かが分かったところで、最近の取り組みと目的も教えていただけますか?
星加)もちろんです!まず取り組みとしては、現場の職員さんも巻き込んでアクティビティを一緒に作り上げ、そのノウハウを広げる取り組みを行っています。
その目的は主に2つあります。
1つ目は、現場でアクティビティを考える人に必要な情報を届けることです。
2つ目は、素敵なアクティビティを考えている現場の方にもスポットライトをあてることです!
松本)現場にスポットライトをあてているのがGenki Groupらしいですね!
星加)Genki Group内には120施設ほどありますが、それぞれの施設で特色が違います。認知症ケアや口腔ケアに力を入れている施設、行事やアクティビティに力を入れている施設など、オリジナリティにあふれています。それ自体はすごく良いことだなと思っています。
一方で、良い取り組みはどの施設でも再現できるような仕組みづくりをしていきたいという想いがあります。やり方さえ分かればどの施設でもやりやすくなるので、まずはステップ1として情報提供をしています。
松本)どうしてこの活動に取り組もうと思ったんですか?
星加)施設の職員さんたちは「ご利用者を楽しませたい」という想いから、忙しい合間を縫って創意工夫を凝らした素敵なアクティビティを届けていますが、これがなかなか大変なんです。事前準備があったり、「材料をどこで買ったら良いのか、どれくらい難しいのか、どれくらい時間がかかるのか分からない」という声もあります。
そこで、「アクティビティの情報があったら準備が楽になるな」と考えました。そして、良い取り組みがどうやって準備されているのかや、どうしたら安価な材料でもクオリティ高く見えるようにできるかを知ってもらおうと始まったのがアクティの取り組みです。
松本)確かにそうですね。私も現場体験に行かせていただきましたが、日々の業務の中で「楽しい」と思ってもらえるようなアクティビティを毎日考えるのはとても大変だと思いました。
👆実際に介護でアクティビティをしている風景です!脳トレで数字を揃えるゲームをしています♪
星加)先ほど伝えた120ほどの施設で行われているアクティビティをまとめるとかなりの量になります。アクティを広めることで、アクティビティを考えたり試行錯誤しながら準備したりといった負担を減らせることにつながりますし、なによりもっとたくさんのアクティビティをご利用者に届けられることにつながりますね。「こんなアクティビティもあるんだ!」、「低価格でもこんなにクオリティ高くできるんだ!」ということを、「まずは知る」というのがアクティの目指しているところです。
松本)いろんなアクティビティを知っているだけでも、アクティビティを考えるときにかなり手助けとなりますね!今はどうやって広められているんですか?
星加)写真や動画の方が伝わりやすいので、Instagramに注力して施設での取り組みを発信しています!
👆Instagramの「アクティ」アカウントです!キャッチーなフレーズと色合いがマッチしています♪
☞アクティのInstagramはこちら
👆アクティの投稿です!運動系、クラフト系、料理系などバランスよく投稿されています♪
松本)とても素敵ですね!アクティの取り組みをしているメンバーについても教えていただけますか?
星加) はい。そもそもアクティは元気村グループ※の業務として関わっていて、東京・千葉・神奈川の施設の方と進めています。
👆元気村グループについて詳しく知りたい方はこちら♪
星加)一緒に取り組みをしているメンバーには、介護業界に入ってから10年以上の方、管理者の方や相談員の方など、様々な役割を持った方がいます。現場を熟知していることはもちろん、アイデアもたくさん持っていらっしゃる方々です!ご利用者に楽しい時間を提供したいというポジティブな想いを持っています。
松本)元気村グループの皆さんは明るい方が多いですよね!
星加)そうですね!メンバーの中には1,2年目の現場体験や部署ローテーションでお世話になった方がたくさんいらっしゃって、今でも繋がって一緒にお仕事ができてるのがとても嬉しいです。
松本)NLP(育成期間)の2年間の経験や人間関係が3年目以降の業務に活きているんですね!
松本)ここまでアクティの内容についてお聞きしてきたのですが、星加さんが思うアクティの魅力は何だと思いますか?
星加) アクティの魅力は、介護施設でのアクティビティが単なるレクリエーションではなく、もっと大人が楽しめるものとして提供されることです。例えば、季節ごとのイベントや、ご利用者の趣味に合わせたアクティビティを企画しています。最近では、料理教室や手芸教室、さらには軽い運動を取り入れたプログラムも人気です。
松本) とても楽しそうです!アクティビティを考えて広める際に何か意識されていることはありますか?
星加)そうですね。最初に少しお話ししたとおり、アクティビティといっても、スポーツ・脳トレ・料理・制作など色々なカテゴリがありますが、それぞれでポイントがたくさんあることに気づきました。
例えば料理だったら①時間がかからない、②工程が簡単、③火を使わないなどたくさんあります。
片麻痺のご利用者さんも参加しやすい工程をつくったり、なめらかで食べやすい食感になるようレシピをアレンジしたり、1つのアクティにもたくさんの工夫が盛り込まれています。
多くのことを考える必要があるからこそ、施設でアクティビティを企画する方にアクティを参考にしてもらいたいですね!
松本)確かに、忙しい業務の中で費用や安全性が考慮されたアクティビティを知ることができると、とても嬉しいですね!
👆実際の投稿です!とても簡単で美味しそうなレシピが投稿されています!
松本)それでは最後に、今後の展望について教えてください!
星加)まずはグループ内への浸透率を高めることを目指しています。今はGenki Groupの施設でやっている素敵なアクティを発信していますが、これからは新たに開発しているアクティも形にして発信していきたいですね。今期、脳トレでオリジナルアクティも出来上がる予定なので、いつか商品化できるほどクオリティを上げていきたいと思います!
松本)これからのアクティの取り組みがとても楽しみです✨改めまして、星加さんインタビューにご協力いただきありがとうございました!
以上、星加さんへのインタビューでした!次回もお楽しみに✨
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