2021年5月、medibaではテレワークとオフィスワークが選択できるハイブリッドな「新しい働き方」の制度を導入。新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言が明けた同年10月より、制度を本格始動しました。
このハイブリッドな働き方の参考として、medibaコーポレート本部では「ワークスタイルガイドライン」を作成しました。そこで、この作成に携わった3名に背景や内容について話を聞きました。
ハイブリッドワークの定義統一に向けて
「新しい働き方制度」の導入後、まず初めに「ハイブリッドと言われても働くイメージがつきにくいのでは?」という意見があがりました。
その認識をある程度統一するために作ったのが「ワークスタイルガイドライン」。社員がオフィスとテレワークを効果的に使い分け、業務に活かせられる文化醸成の促進を目的としています。
生産性の向上に欠かせないのは、仲間への“思いやり”。
medibaがこの「新しい働き方」を導入した一番の目的は生産性の向上です。テレワークを運用していく中でさまざまなメリットが見えてきました。
一方で、ひとり悶々と悩んでしまったり、うまくコミュニケーションが取れなかったり、体調を崩してしまったりなど、自宅に居続けることの弊害を訴える人が増えてきたのもまた事実です。
そこで、業務や職種、家庭環境など、一人ひとりが異なる状況で働いている中、臨機応変に働き方を選択できることが、業務の生産性やワークライフバランスの向上につながると考えました。それには個人だけでなく、 “チームとしてどうするべきか”について、コミュニケーションを取りながら判断していくことが重要です。
このワークスタイルガイドラインは、チーム全体、そして会社全体のパフォーマンスを最大化するため、社員一人一人がイキイキと働くことのできる環境の整備を目指し、オフィスでの働き方を主とした参考事例を紹介しています。
それでは、実際のガイドラインの一部をご覧ください。
■オフィスワーク推奨シーン
■その他、出社しないと対応できない場合
事例 詳細例 事務処理 ・紙の請求書や契約書などの処理 ・押印処理 ・公共機関等への申請書類処理 会社保管の機器や設備等の利用 ・検証用端末の利用 ・セキュリティルームの利用 会社払い出し物品の授受 ・PCや業務端末の受け渡し ・ビル、オフィス入館用ICカードの受け渡し
【働き方の例】
■終日テレワーク
■午後からオフィスワーク
■終日オフィスワーク
※テレワーク指示期間およびテレワーク推奨期間、感染症対策が継続している間の過ごし方については、別途働き方のルールを提示しています
ハイブリッドワーク本格始動から2ヶ月。さまざまな工夫も
「新しい働き方」の本格始動から2ヶ月ほど経過し、社員それぞれのスタイルが確立されてきつつあります。
例えば、会議のアイデア出しで行き詰まったとき、オフィス出社して対面でブレストしたらスムーズに話が進んだという事例や、一人暮らしの社員が気分転換にオフィスで仕事してはかどった、など。
また、曜日を決めて出社することで、対面で話をしたい人がいつでも相談しやすい環境を作っているというマネージャーなど、コミュニケーションへの配慮の様子も見られます。
これからも、medibaでは引き続き定期的な社内ヒアリングや説明会の開催などを行っていき、会社や世の中の状況に応じて社内ガイドラインをアップデートし続けてまいります。