MATCHAでは月に1〜2名がユニークな福利厚生の一つである「旅するワークスタイル」を使い、日本各地で仕事をしています。
行き先は、札幌、大阪、宮崎など様々で、取材を兼ねたワーク寄りのメンバーもいれば、旅中心のメンバーもいて、それぞれのバランスで旅と仕事を楽しんでいます。
今回は、メディア事業部の石井と繁体字編集者のフミの旅するワークスタイルをレポートします!
■山梨県の清里へ メディア事業部 石井の場合
「昨年、Greater Tokyoで(英語版編集者の)ラモーナさんが書いた八ヶ岳・清里エリアの記事を見てから、いつか行ってみたいなぁと思っていたんです」
今回の旅するワークスタイルのきっかけをそう話してくれた石井は、初日で旅するワークスタイルを使い山梨県の清里へ。到着するとレンタサイクルを使い、カフェや観光施設を巡った後、夜には長野県に移動し、2泊3日の旅を楽しみました。
清里産の原料を使った乳製品、大豆製品、ジャム、洋菓子の4つのファクトリーが集まるモール「ともにこの森」で見つけた牛のオブジェ。
今回有給ではなく旅するワークスタイルを利用した理由を尋ねると、
「もし誰かと一緒の旅行だったら有給をとって完全に休みにしたけれど、一人旅だったので自分のタイミングで仕事ができるし、それなら旅するワークスタイルを使うのがいいなと思って。行きの特急あずさの中や萌木の村のテラス席で仕事をしました」
石井がまとめた旅するワークスタイルの動画より
小海線の車窓から。こんな風景を横目に仕事ができるのも旅するワークスタイルの醍醐味!
旅するワークスタイルでは、メンバーから連絡があった際にすぐに対応できる状態であれば、どのように過ごすかはそれぞれに任されています。
石井の言うように自由のきく一人旅なら、行きたい場所に行ける上に、新鮮な環境で仕事ができますね。
■奈良のかき氷取材へ 繁体字編集者 フミの場合
繁体字編集者のフミは、旅するワークスタイルと有給、週末を合わせて使い3泊4日の奈良一人旅へ。
今回の目的は2つ。
1つ目は奈良のかき氷記事を作るためにかき氷店を取材をすること。
2つ目は特別史跡キトラ古墳の壁画のレプリカを鑑賞すること(歴史と城を愛するフミらしい!)。
かき氷記事制作のためにフミが取材で訪れた店は1軒でしたが、この滞在中では合わせて5軒をまわったそう。
フミの話を聞いていると、旅の要素が少なく、仕事そのものという印象です。それにもかかわらず旅するワークスタイルを使った理由を聞くと、こんな答えが返ってきました。
「実はかき氷の記事は編集部内の優先順位としてはそんなに高くなかったんです。だから仕事で奈良に出張するのは難しくて。でも、これから暑い夏がやってくるし、かき氷のニーズは増えるはず。どれくらい読んでもらえるかはわからなかったけれど、旅するワークスタイルを使ってでも記事を作りたいと思いました。私は数字ももちろん大事に思っているけれど、その場所のよさをもっと知ってほしいという気持ちで記事を作るタイプだから」
こうして公開されたのが「本当に鹿だけ?奈良の超美味しいかき氷5選」というタイトルのこの記事(現在は繁体字版のみ)。
【奈良】真的不是只有鹿好嗎?冰都奈良不可不吃超美刨冰5選
https://matcha-jp.com/tw/7763
フミイチ押しのcafe R+の「Re:モン」。レモンのシロップだけでなく、中にもレモンゼリーが入っている。「酸味が好きな人におすすめ!」
これまでにフミは家族や友人を連れて5回も奈良を訪れたことがあるそう。
その度に「奈良の魅力は鹿と東大寺だけじゃないのに!」という思いが募っていき、今回初めて一人で旅をしてみて、あらためて奈良の深い魅力を感じたと言います。
7世紀末から8世紀初め頃に造られたキトラ古墳。フミが撮影した南壁に描かれた「朱雀」のレプリカ。
「古都といえば京都をイメージする人が多いけれど、奈良の方が歴史は古い!京都に比べて少し地味かもしれないけれど、深くて、渋くて、めちゃくちゃ面白い。その魅力をどうやって外国人や日本人に紹介したらいいのか……。これから力を入れていきたいです」
旅するワークスタイルを利用する姿勢にも、そこで過ごす時間にもメンバーの個性が浮き彫りになって興味深い!
メンバーの旅と仕事を今後もレポートします!