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写真:BeGlobalマネージャー 大久保
2019年1月には社員数3名だったところから、2020年5月には社員40名と、完全テレワークの組織を拡大してきたBeGlobal。中小企業/ベンチャー企業の月額制の採用代行「まるごと人事」の要として、クライアントへ採用戦略の提案や採用計画立案を担うマネージャーには、人事に加え様々なキャリアを積んできた経験豊富な仲間が集まっています。
社員数2万人超の大手企業で子会社の立ち上げを経て、当時1人目の正社員としてBeGlobalへ転職したマネージャー大久保に、入社の決め手・やりがいについて聞いてみました。
−これまでの経歴について教えてください。
新卒で大手通信キャリアに入社し、法人向けサービスの営業や企画に6年間携わりました。その後、社内の起業制度を利用し、子会社の立ち上げに3年間従事しました。本社へ戻った後は、組織人事として、評価制度の取りまとめなど働き方の整備や全社施策の落とし込みなどを経験し、2019年1月にBeGlobalに入社をしました。
常に“変化”のある環境を求めて
−最初の1社目で多様な経験をされていますね。なぜ新卒で通信キャリアを選んだのですか?
就職活動をしていて自分自身の性格を振り返り、ビジネスモデルに大きな変化がないような業界よりも、常に変化がありスピード感のある業界が向いているんだろうなと考えていたんです。
当時は今ほどIT業界に対する注目度は高くなかったですし、金融企業やメーカーに人気が集まっていましたが、そんな理由から、私は無形の商材やサービスを扱う業界を調べていました。
そこで、インフラを使ったサービスが提供できる領域の幅広さや今後の可能性に魅力を感じ、通信キャリアに興味を持ったんです。特にモバイル業界は技術の発達次第で、まだまだこれからダイナミックな変化が起きるのではないかという期待もあり、入社を決めました。
実際、スマートフォンの普及によって会社は急成長。入社してからの10年間で社員数も3倍になり2万人を超えました。
とても動きがはやく、朝令暮改は当たり前。決算発表会や新作発表会で、社員も初めて情報を知るなんてこともざらでした。そのスピード感についていくのは大変でしたが、いつも新しい何かが始まる予感が感じられる、ワクワクできる環境でしたね。
より事業の本質に迫る仕事がしたい
−なぜ転職しようと思ったのですか?
もっと事業にとって本質的な価値に直結する仕事をしたいと考えたからです。
大手企業、しかも国の規制なども影響するインフラサービスを提供する企業となると、どうしても自分のところに情報が降りてくる段階では、すでに方針が決定されていることが多く「そもそもこの事業をどうしていくか?」「なぜこの施策をするのか?」というところから考えることは難しかったんです。
また、関わる部署も多いので調整業務や会議に割く時間が多く、その点において私がやりたかった事業を成長させるような本質的な仕事からはかけ離れているように感じ始めたのがきっかけです。
−採用以外の業務もされていたと思うのですが、BeGlobalに興味を持った理由は?
子会社の立ち上げを経験したからこそ、「人が会社をつくる」ということ、それゆえ採用がいかに重要かをよく理解していました。そのため、採用に特化した事業で多くの企業の成長を支援できる環境は魅力的でした。
また、2019年1月当時のBeGlobalは、社員はおらず代表の今さんと業務委託のメンバーのみでした。創業期で何でもやらなきゃいけないフェーズだからこそ、やりがいもあるし貢献できると思いました。
また、全員フルリモートワークという点にも興味を持ちました。リモートワークを制度として取り入れてる企業は多く存在しますが、そもそもオフィスを構えず、採用面接から入社時研修、実際の業務までフルリモートという会社は珍しく、どんな人が働いているんだろう!?と興味津々でした。
いずれ当たり前になるであろう働き方が既に浸透している点に、他の企業にはない新しさを感じました。
落ち着いた社風と誠実な経営姿勢に共感
−最終的には何が入社の決め手だったのでしょうか?
BeGlobal代表である今さんの人柄や、誠実な考え方が決め手でした。今さんの会社ならクライアントに対して誠実なサービスがつくれると確信できたからです。
他にもスタートアップやサービスの立ち上げの求人はありましたが、ノリがよすぎる社風は今の自分が求めるカラーではないと感じていて。初めて今さんと会った時、柔らかいコミュニケーションの取り方や、個人の人生のスタイルを尊重する考え方に安心したことを覚えています。
また、組織の現状も包み隠さず話してくれましたし、いい会社・サービスを作りたいという嘘のない気持ちがよく伝わってきました。
−大久保さんにとって“いいサービス”とは?
世の中には多くの会社やサービスがありますが、最終的に選ばれるのは、クライアントに対して誠実な会社であり、サービスだと思っています。
経営者がどんな理念に基づいて会社を経営しているのかは、必ずサービスにも表れるし、クライアントにも伝わります。
入社当時は支援実績も多くはなく、まだまだこれからという状況でしたが、自分が自信を持って提供できるサービスだと思いましたし、自分の手でさらによくしていきたいと思いました。
今は社員も増え、クライアントへ提供できる価値も幅広くなりました。クライアント毎に課題も解決策も異なりますが、本当に必要なことを支援できる、柔軟で良いサービスになっていると思います。
その分大変なことも多いのですが(笑)。BeGlobalが成長しサービスが形を変えていっても、誠実さは失いたくないですね。
−現在の仕事内容を教えてください。
「まるごと人事」のマネージャーとして、スタートアップ・ベンチャー企業を中心に採用支援をしています。
チーム制で複数の企業を担当し、マネージャーが採用の戦略や方針の決定、手法の提案、体制づくりやKPIの設定を行います。面接の日程調整やスカウト送信などのオペレーションは主にメンバーが対応しますが、マネージャーもメンバーもチーム一丸となって、クライアントの採用成功に向けて活動しています。
まるで顧客企業の中の人。目に見える企業の成長が、やりがいに
−フルリモートでどのようにマネジメントをしているのでしょうか?
自律して業務に臨むことが前提なので、行動をモニタリングするようなマネジメントはしていません。それをしなくても目標達成できるように、メンバーの1日のタスクを午前・午後・夕方に分けて、細かく決めています。
何かを依頼するときは、依頼背景や期限、求めるクオリティは丁寧に伝えるようにしていますね。
また、報告・連絡・相談はこれでもかというくらいに徹底しています。業務量や体調など、目では見えない分、細かく状況を共有するようにしています。
−どんなところにやりがいを感じていますか?
スタートアップやベンチャー企業の成長に貢献している実感を持てることです。
例えば、20名弱だったクライアントの採用が順調に進み、1年半ほどで100名規模の組織になる見込みが立ってきたり、ずっと支援させて頂いていたお客様が上場されたり。
スタートアップ企業は斬新なアイデアや独自の技術を持っている会社も多く、採用が軌道に乗れば、短期間でビジネスも一気に成長します。
普段、本当にその企業の一員になった気持ちで向き合っているので、目に見える形で企業の成長が感じられることがあると、自分のことのように嬉しく感じます。
また、自分がスカウトした方が入社された後、その会社の中途採用の面接官に選ばれ、一緒にお仕事をするケースもあります。入社後にご活躍されていることを知ると、とても嬉しくなりますね。
コンサルティングから運用まで一貫した採用支援ができる
−入社後に“採用のスペシャリスト”として成長を感じるのはどんな時ですか?
クライアントの採用課題の解決策が、自分で導き出せるようになった時です。
クライアントの業界・業種は多岐にわたるため、自社の採用だけを行なっているインハウスの人事より、多くの課題を経験することになります。それゆえ、引き出しの多さも必要になります。
また、コンサルティングのみ、オペレーションのみという採用支援会社も数多くある中で、BeGlobalは戦略から運用まで一気通貫した採用支援を行なっているので、断片的ではなく採用活動全般において解決策を提示することも求められます。
期待に応え続けることは大変ですが、頼りにされていることを感じられると嬉しいですよ。
もし行き詰まったとしても、マネージャーだけのチャットや毎月マネージャー同士がペアになって、ノウハウをシェアし合う場があるので、そこで学びを得て解決しています。
−どのように学びを得ているのでしょうか?
それぞれが出身業界や得意分野の強みを生かして、知識を補い合いながら学んでいます。
例えば私は、他のBeGlobalのマネージャーと比べると採用人事としての経験は多くないので、採用戦略の立て方などはアドバイスを求めることもあります。
その分、グループ会社の立ち上げや営業、企画など事業側の経験は豊富なので、クライアントの事業理解や採用ターゲットのイメージがつきやすいという強みを活かして他のマネージャーにも知識をシェアしている、という具合です。
こういったノウハウの蓄積により、BeGlobal内には、採用オペレーションの構築はもちろん、あらゆるニーズへの対応できる体制が整いつつあります。
様々なバックグラウンドのある採用のスペシャリストが集まっているので、この会社内で解決しない採用課題は無いと思います。
通勤時間がなくなり、時間を有効活用できるように
−入社前後で感じたギャップはありますか?
ネガティブなギャップはなかったですね。社員第一号だったので、最初は仕組みも何もなく、とても大変でしたが、逆に仕組みをつくるところから携われることが嬉しかったです。
採用活動はどこまでIT化が進んだとしても、最終的には人と人との繋がりなので、どうしてもアナログな対応が必要となり今でも大変な時はありますが、チーム全員で乗り切っています。
ポジティブな点で言うと、フルリモートワークは想像以上に素晴らしいです!
やるべき仕事に集中できるだけでなく、晴れた日には朝から洗濯ができて、布団も干せる。ランチもオフィス街の混雑した飲食店ではなく、きちんとした食事を摂ることができる。以前に比べて睡眠時間も増え、人間らしい生活が送れるようになったと思います(笑)
通勤時間がなくなった分時間ができ、自己研鑽や趣味に充てる時間も増えましたね。
基本はチャット。会議も飲み会もすべてオンライン
−社内コミュニケーションはどのように行われているのでしょうか?
採用支援業務も連絡事項もチャットでやりとりをしていますが、重要なことは週1のオンラインマネージャー会議で発信されます。月初には当月の入社者の自己紹介もありますし、全員のプロフィールが1つのスライドにまとめられているので、そこでお互いを知ることができます。ミーティングや打ち合わせなども全てオンラインです。
業務外では、雑談用のチャットがあったり、定期的にオンライン飲み会も開催しています。参加したい人たちが、自宅でビールやおつまみを持ってパソコンの前に集合し、いくつかのルームに分かれて会話をするスタイルです。
仕事の後に仲間との親睦を深めるというのはどの会社でもあると思いますが、参加自由、好きなタイミングで抜けて、すぐに寝ることができるのはオンライン飲み会のいいところです。
”新しい働き方✖️やりがい”で人生にプラスの変化
−ご自身の今後の目標を教えてください。
まずは、目の前のクライアントのために、採用人事のスペシャリストとしてのスキルを極めていきたいです。
将来的には、人事領域以外でも、スタートアップやベンチャー企業に求められていることに応えていけるような力が身につけられたらと思っています。
2020月1月に「まるごと採用広報」というサービスをスタートしましたが、他の領域でも「まるごと◯◯」がつくれないかなと、妄想したりしています。
−最後に、BeGlobalへの応募を検討している方に向けてメッセージをお願いします!
採用に興味を持っていて、普遍的な価値がある良いサービスを提供したい、より専門性を磨いていきたいと感じている方にはぜひ一度話を聞きに来ていただきたいです。
クライアントは成長真っ只中のスタートアップやベンチャー企業、BeGlobalもまだまだ創業期で刺激の多い環境です。手応えのある仕事とフルリモートという働き方はご自身のキャリアや生活に大きなプラスの変化を与えてくれると思います。
一緒に会社とサービスを創っていってくれる方をぜひお待ちしています!
以上、BeGlobalでマネージャーとして働く大久保に話してもらいました。少しでもご興味を持っていただいた方は、お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンを押してください! みなさまのご応募、お待ちしております。