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こんにちは!広報担当の松岡です。今回は、女性のための転職支援サービス「MAPウーマンキャリア」が生まれた経緯について、取締役の菊池を直撃インタビュー!彼女自身のこれまでのキャリアについても初めて詳しく話を聞くことができました。どうぞ!
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Wantedlyをご覧のみなさん、こんにちは!MAPウーマンキャリアの菊池です。今日は私のこれまでの経歴に絡めて、MAPウーマンキャリアのことを少しだけお話ししたいと思います。
大手企業の営業部エース!だった20代
前職は金融会社で個人向け営業を担当。とにかく負けず嫌いで、毎日全力で仕事に取り組んでいました。その甲斐あって成績はトップ。もちろんやりがいは十分でしたが、次第に自分の営業スタイルが他の世界でも通用するのかどうかが気になり、また、個人営業よりさらに提案力が必要になるであろう法人営業にチャレンジしたいという思いも芽生えてきました。
入社4年、業界の不振とキャリアアップへの気持ちの高まりが重なり、ついに転職を決意。まずは特に業界を絞らず、「スキルUPできる法人営業職」を求めて転職活動を開始しました。
実は私、自分が転職するまで「転職エージェント」の存在を知りませんでした。たまたま求職者として登録したMAPで、代表の飯田と話す機会があり、MAPは採用側の企業と応募する側の求職者、一人のアドバイザーがどちら(の営業)も担当するスタイルを取っているということを聞きました。
「転職エージェントのアドバイザーなら、これまでの経験を活かしながら、法人営業にもチャレンジできるのでは」
そう考え、以降は人材業界に絞った転職活動にシフト。加えて、人材業界ならば女性も多く活躍しており、長期的なキャリアプランを形成できるのでは、という期待感もありました。
その後よくよく調べてみると、MAPのような営業スタイルを取っている転職エージェントはあまりないと知り、そこで初めて「会社としてのMAP」に興味を持ったんです。
前職は安定した大手企業でした。一方、当時のMAPはまだメンバー10名にも満たないベンチャー企業。全く異なる業種、環境への転身ではありましたが、不安はありませんでした。まだ27歳と若かったせいもありますが、
「小さな会社のほうがよりパフォーマンスを発揮できそうだし、インパクトのある仕事ができる。企業が成長段階にある今のタイミングでジョインすれば、影響力の大きいポジションにつけるかもしれない」
そんな未来へのワクワク感のほうが遥かに大きかったんです。
今でも、27歳のあの決断は大正解だった!と、心からそう思えます。でも、もちろん全てが最初から順調にいったわけではありません。
MAP入社後にぶつかった壁…
MAPに転職してからも、とにかく全力で突っ走るスタイルは変えませんでした。猪突猛進、ひたすら営業活動に没頭する日々が続いていました。
しかし、いざ自分がマネジメントをする立場になった時、壁にぶつかりました。
前職では社内トップの実績もあり、営業力には自信を持っていた私。リーダーになってさらにトッププレイヤーとしての力を発揮し、メンバーを牽引して行こうと思っていたんです。
しかし代表の飯田に
「いくら立派な数字を上げても、菊池個人の営業成績は評価しないよ」
と言われたのです。ショックでしたね…。もうこれまでの仕事のやり方は通用しないんだ、と。
思えばこれまでの自分は、数字は出せていましたが、チームの中で「今自分に求められていることは何か」を考えるという視点が抜け落ちていたんです。
立場が変わり、初めて気づいた自分の弱点。仕事に対する意識を根本的に変えなければこれ以上成長できない。そう痛感した出来事でした。そこから、多くの人の意見を聞き入れて、少しづつ自分の考えやポジションを変えていきました。今まではメンバーの先頭に立って全力疾走するリーダーだったけれど、これからの自分に求められているのは、最後尾でみんなの後姿を見ながらの後方支援なんだと気付いたからです。
スタンスは急には変えられず、今でも完璧なリーダーになれたわけではありません。でも、理想のリーダー像は会社や自分の成長フェーズに合わせて徐々に変わっていくものなのだと理解できるようになりました。
自分のキャリアの中で、これはかなり大きな転換期でした。当時は苦しかったけれど、これも転職したからこそ得られた大事な経験だと思っています。
働き方の多様化と向き合う
さて、MAPの転職支援サービスを利用される求職者の約半数は女性です。MAPでは、ご自分のことを深く話していただき、想いを徹底的に深堀りする、言わばカウンセリングスタイルの面談をしているのですが、度々、「同性のコンサルタントのほうが話しやすい、本音を伝えやすいのではないか」と感じる場面がありました。(実際に女性コンサルタントの対応を希望するお声もありました)
面談の中で、ご自身の潜在的な希望や価値観に気付いてもらうことは、経歴や保有資格など、履歴書の内容より重要かもしれません。人それぞれ、仕事に対する価値観は違って当然です。ずっと働き続けたいという人もいれば、ライフステージの変化に応じて働き方を柔軟に変えていきたいという人もいる。女性は特に、プライベートと仕事のバランスを考える人も多くいます。働き方も生き方も多様化する現代、どんなスタイルがいい悪い、正解不正解と簡単に割り切ることはでません。一番大切なのは、自分が何を望んでいて、どうなりたいか。
面談でご自身の想いを言語化していただくことで、
「自分の中にこんな価値観や希望があったんだ!」と気付かれる方はとても多いです。その発見は転職活動を始めるにあたってとても大切なので、希望職種や条件面以外に、仕事に求めている「真の希望・要望」を徹底的にお聞きするように心がけています。
ライフステージと女性の働き方
一昔前は、やむなく仕事を諦める女性も多くいました。しかし、現代においては、その考えはもはや古いものです。
ライフステージの変化に影響されず、社会で活躍し続けたい。
そんな考えを持った女性が年々増えていると、ここのところ強く感じています。
現在、MAPには子育て中の時短社員やリモート勤務の女性社員がいます。彼女たちは短時間しか仕事にコミットできない分、集中力がすごいんです。仕事に対する熱意も、他の社員に決して引けを取りません。働く時間に制約のある社員の業務範囲を明確にし、無理のない範囲で高いパフォーマンスを発揮してもらう。これは会社にとって非常にチャレンジングな試みではありました。それでも現場に協力を仰ぎながら試行錯誤し、一旦仕組みを作ってしまえば後はうまく回っていく。時間的な制約があっても、これまでの経験(と、やる気)があれば、存分にそれを発揮する道が必ず開けてくるんです。
ライフステージの変化に左右されない強いキャリアは、必ず財産になります。
つまり、若いうちから経験を積んでいれば、スキルを武器にして働き方も選べる、後々の選択肢が広がる…ということですね。
将来を見据え、自由に働き方を選べる自分になりたい。そんな女性たちの声を受けてスタートしたのが、「MAPウーマンキャリア」です。
MAPウーマンキャリアは、MAPから派生した女性専用転職支援サービス。女性向けの転職情報サイトや支援サービスはたくさんありますが、MAPウーマンキャリアの特徴は
- 女性が働きやすい環境が整っている企業を中心に紹介
- 入社をゴールと捉えず、活躍を目的にした転職支援
- MAPで経験を積んだ女性コンサルタントによるサポート
- 専用チャットアプリを使った迅速かつ密なコミュニケーション
- カウンセリング型の丁寧な面談により、長期的なキャリア形成のための仕事探しが可能
のような部分。特に独自のMAPメソッドを用いたキャリア面談では
「今まで気付かなかった、仕事に対する希望・要望に気付いた」「自分の経歴をきちんと整理でき、強みや得意なことが明確になった」
といった声を多数いただいており、私たちも特に自信を持っています。
転職したいけれど、どうしていいかわからない。将来を見据えた時に、今のままでいいのか不安。そんな女性にこそ、ご利用いただきたいと思っています。
ライフステージの変化を、ポジティブに捉えて欲しい
20代の女性に伝えたいのは「ライフステージの変化をネガティブにとらえないで欲しい」ということ。面談の中で、結婚や出産の他、これまでの転職経験などが今後のキャリア形成において不利に働くと考えている女性が少なくないんです。男性に比べて女性はライフステージの変化によって、仕事にも影響があるケースが多数です。でも、これまで積み重ねたキャリアや経験がゼロになるわけではありません。いろんな経験をしたからこそわかること、できること、誰かに与えられることが、必ずあります。それは今までと同じ形ではないかもしれない。でも、経験は必ず活きるのです。
女性の働き方に正解なんてありません。人それぞれ、その時々のストーリーを描けばいいのです。だからこそ、「将来働き方を選べる自分」になるためのキャリアプランを、20代の頃から作っていって欲しいなと思います。
私にとって仕事とは、自己表現、自己実現。プライベートの楽しさとはまた違う、自分自身をのびのびと表現できる場であり、成長できる舞台です。大変なこともあるけれど、努力は成長に繋がるので、苦しくはありません。 どうせなら、夢中になれる仕事をしたいですよね。ぜひ、みなさんも入社をゴールと考えず、その先の活躍をイメージして欲しいと思っています。転職は、みなさんがより輝くための手段の一つです。そしてそのサポートをすることが、私たちコンサルタントの使命だと考えています。
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菊池さん、貴重なお話ありがとうございました!みなさんにとって、この記事が「自分にとっての仕事とは何か?」を考えるきっかけになると嬉しいです。