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「何をすべきか」を突き詰め価値を生むECチームとは

FABRIC TOKYO・広報チームの月橋です!

私たちFABRIC TOKYOは、中間流通を通さずに直接お客さまへ商品をお届けする「D2C」というビジネスモデルでブランドを運営しています。

商品を企画し、お客さまへお届けする。そしてその商品を長く愛用いただくためのサポートを行い、またFABRIC TOKYOをご利用いただくまでの一連の流れを「バリューチェーン」と呼んでおり、社内にはさまざまな役割を担う部署、チームが存在しています。D2Cである分、この「バリューチェーン」が他社より長く複雑なことも特徴です。

そんなバリューチェーンを担うチームをいくつか今回も紹介していきたいと思います。

第三弾は、バリューチェーンの中で製品・サービスといったプロダクトの価値を向上させ、より高い収益の達成に導くための責任を担う「ECチーム」より、メンバーの2人に話を聞いてきました。

ECチーム所属 プロダクトマネージャー 坂田明日香
2020年3月に入社。新卒で食品宅配の会社に入社し企画や販促やUI/UX改善を担当。システム開発企画など、より幅広い範囲にチャレンジしたいと考えるようになった頃、FABRIC TOKYOに出会い、決められた領域以上の知見や視野の拡大にチャレンジするために入社。社内ではキレキレで物申す関西ガール。仕事をする上での信念は「餅は餅屋」。ECチームのプロダクトマネージャーとして活躍中。

ECチーム所属 中澤優輝
2020年4月、新卒で入社。入社後約2年間は店舗で、コーディネーターとして接客業務を担当する中で、ECチームに社内留学(※1)の機会がありチャレンジ。2022年の7月から、ECチームに異動。現在は、プロダクトマネージャーを目指して日々奮闘中。得意技はなぜなぜ攻撃。デスクの上にはポケモンの「ヤドン」が沢山。


※1 社内留学とは… 異動を伴わずに、他の部署の業務を経験できる社内制度

Q.FABRIC TOKYOにおけるECチームとは?わかりやすく教えてください。

坂田:
ECチームのプロダクトマネージャー(以下、PdM)という仕事に関しては、定義が企業によって多少異なるんですが、PdMと呼ばれる企画者とエンジニア・デザイナーで構成されているのがFABRIC TOKYOのECチームです。
FABRIC TOKYOのECチームが取り組んでいる課題のひとつに、「どのようにしてお客さまにECでリピートしていただくか」ということがあります。
そういった課題に対して、「ECでは何をすべきか」を検討し、企画に落とし込み、リリースし、お客さまの反応を見て改善していくといったことを繰り返し行っています。
その時々の事業の状況によって、ECの観点で解決しなければいけない課題に対し、UI/UX改善をはじめ、コンテンツ制作や、コーディネートの撮影まで業務範囲は多岐にわたります。

Q.FABRIC TOKYOのECチームの魅力や、やりがいを実感したエピソードを教えてください。

中澤:
まず一番わかりやすい所で言うと、自分が企画やリリースを任されたものが、EC上に反映されて、お客さまに商品を購入していただけたことはシンプルに嬉しかったです。自分で担当したものが実際に世の中に出て、それにお客さまが反応してくださったことへの喜び、やりがいを感じました。
もちろん上手くいくことばかりではなくて、私は新卒入社で、未経験からの挑戦だったので、わからない事も未だに沢山ありますし、働き方に順応するのも大変で、店舗で接客をしていた時とはガラッと変わったこともありました。
今までは接客を通してお客さまにご満足いただくことに尽力していましたが、現在は社内のオペレーションの改善やECの仕組みであったり、バリューチェーンが長い分の他部署との関わりなど、お客さまに喜んでいただくためということは同じでありながらも、携わる領域は異なってくるのでそういった点では少し苦戦したかなと思います。
実際にもう乗り越えられているかと言ったらまだ苦戦中ではあるんですけど、、、
積極的に他部署の人とコミュニケーションを取りに行って、関係値を少しづつ築くことができており、コミュニケーションコストは少し減ってきたと感じています。小規模なリリースなどを徐々に任せてもらえているので、もっと経験を積んでできる範囲をこれからも拡大していき、更にいろんな事にチャレンジできるようになりたいなと思います。

坂田:
お客さまが実際にECを使ってくださってこれは良いと感じてくれ、実際に数字としても改善されているのが見れたり、これまで起きていたクレームの改善、減少に貢献できたり、そういう事で返ってくる価値がやりがいにつながっていると感じています。
難しい点を挙げるとすれば、オーダースーツという商材が少し特殊ということです。具体的に言うと、例えば在庫の考え方にしても、個数で持つのではなく、生地をメートル単位で持っており、受注をいただくごとにアイテムごとに異なるメートル数で生地在庫が減っていくんです。
通常のECサイトならば、基本は売れた数だけ在庫が減っていくのでわかりやすいのですが、オーダーメイドの場合そのような生地の状況であったり、スーツの納期も工場さんの状況などで時期により変わったりすることもあります。そういったことも在庫の考え方に関わってくるので、その点複雑さがあります。
また、仮に新しい商品のカテゴリーを追加するということが決まった際は、発注方法などにもPdMが関わる必要があるので、ECでオーダーメイドを取り扱うことの大変さを感じました。とはいえ理解していくしかなかったので、がむしゃらにいろんな部署のメンバーとコミュニケーションをとったり、SCM(※2)の社内留学に参加して、商品が作られてお客さまに届くまで「ああ、そうやって流れているんだな」と理解し、時には壁にぶつかりながら乗り越えていきました。

※2 SCMとは… 生地や原材料の手配、生産から物流まで、多岐に渡る「サプライチェーンマネジメント」

Q.ECチームの雰囲気はどのようなチームですか?

中澤:
第一印象は、リスペクトがお互い強いなと感じました。みなさんプロフェッショナルなので、いい意味で役割をしっかり分担していて、それぞれ担当している人が考えたことなど、お互いの選択や思考を尊重しているチームだなと思いました。

坂田:
ECチームの中では結構、「本当にやる必要があるのか?」といったことも話題に上がってきます。例えば経営層がこれをやってはどうか、と言ったから盲目的にやるというような忖度はありません。ひとつの課題に対し、どういう方向性で解決をしていくのか、そもそも今取り組むべきことなのかなど、常に議論をしています。
プロフェッショナルの知見を持っている人たちが集まってるから、きちんと議論しあって、「その時の最適なあるべき」を見つけ出すような話し合いが自然とできるチームです。

Q.最後に今後どんな方にECチームにチャレンジしてほしいですか?未来のメンバーへメッセージをお願いします。

中澤:
面白いから、好奇心で調べる、学ぶ習慣がある人。自分で課題を見つけられる人にはいい仕事だと思います。
PdMは、「なぜやるべきなのか?」を常に考えていないと、自分が何か企画する時など考察や仮説立てが弱くなってしまうので、やるべき理由を常に意識しながら、日々業務に取り込めると良いと思います。僕も引き続き頑張ります。

坂田:
入り組んだものを紐解く作業が楽しいと思える人は大歓迎です。
システムを作っても物がないと売れないし、逆にフロント面だけ作っても裏側でオペレーションがちゃんと整ってないと売ることができません。その様な部分が複雑に絡んでいるのがFABRIC TOKYOのECです。そのため、PdMに求められるスキルは結構高めではないかと感じますね。
自分で課題を見つけてお客さまにとって、より素晴らしい購買体験を目指せば目指すだけできることはたくさんあるので、問題解決が好きな人が向いているかもしれないですね。

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