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就職活動で心底「スーツにうんざり」していた私が、新卒でFABRIC TOKYOに入社した理由

FABRIC TOKYO・広報チームの月橋です!

FABRIC TOKYOは、「Lifestyle Design for All」をミッションに掲げ、カスタムウェアの民主化を通じて人生や世界を楽しくすることを目指し、オーダービジネスウェアブランド「FABRIC TOKYO」、働く女性のためのオーダーウェアブランド「INCEIN」を展開しています。FABRIC TOKYOのブランドコンセプトである「Fit Your Life.」には、体型はもちろんライフスタイル、そしてその人の「心」にもフィットするオーダーウェアを提供したいという思いが込められています。そんな思いから生まれたのが、すべての性別の人がメンズパターンのスーツをオーダーできる「Men’s Suit for ALL GENDER」という取り組み。

今回はこの取り組みがきっかけで2020年4月に新卒として入社した、店舗チームに所属する釜谷さんに話を聞いてみました。この取り組みが彼女にどんな影響を与えたのかぜひご覧ください!

Q. 簡単に自己紹介と現在の業務について教えてもらえますか?

はじめまして、2020年に新卒として入社した釜谷諒子(かまたに りょうこ)です。入社から現在まで、店舗UXチームに所属、店頭での接客を通し、お客さまのニーズを元に採寸や提案などコーディネーターとしてサービス改善に努めています。

現在、FABRIC TOKYOの渋谷MODI店は、常に全ての性別のお客様の対応が可能な「ALL-Gendere Store」として運営していますが、そちらに勤務しながら教育チームにも所属し、コーディネーターの新人教育も担当しています。

Q. FABRIC TOKYOの入社経緯と志望動機は?

私はお客としてFABRIC TOKYOを知りました。
昔から体のラインを強調した、いわゆる「女性らしい」といわれる洋服が嫌いだった私は、就活用のスーツを探さなければならない事にうんざりしながらネットで検索をしていました。
そんな時に、目に止まったのがFABRIC TOKYOで2019年8月に開催されていた「女性のためのメンズオーダースーツ採寸イベント(現・Men’s Suit for ALL GENDER)」のイベント広告でした。
一般的なウィメンズスーツは体のラインを強調するものがほとんどですが、仕方なくウィメンズの中から就活用のスーツを探していた私は「あなたの『着たい』に、メンズという答えも」という広告の中のフレーズにひきつけられ即座に申し込みをしたことを覚えています。
イベントに参加し実際に採寸をしてもらい、オーダーして、ようやく自分が納得できるスーツに出会うことができました。そして、この体験を通して得た喜び、楽しさを同じような悩みを持っている人に伝えたいなと思うようになりました。

その後、実際に新卒採用に応募しましたが、志望動機は2つあります。
まず1つ目は、先ほどお話した、FABRIC TOKYOで自身が体験した感動体験を未来の誰かに届けたいと思ったこと。
1人のお客さまの声からスタートしたイベント、「女性のためのメンズオーダースーツ採寸イベント(現・Men’s Suit for ALL GENDER)」に参加したことで、私は初めて着たいと思ったスーツに出会うことができました。
元々自分が感じていた、女性はウィメンズパターンのスーツを着なくてはいけないという固定観念に疑問を投げかけ、新しい当たり前を提案するブランドの姿勢に共感しましたし、自分の思いとブランドのビジョンの重なりがある中で働くことができらた幸せだなと思いました。価値観の多様化はどんどん進んでいくとも感じていたので、「Fit Your Life」というブランドコンセプトのもと、次は自分が悩んでいる方に選択肢を提示する側になりたい、とも思いました。
2つ目は、自分らしさを大切にしながら成長できる環境だと感じた事です。
就職活動では、数社で面接を受けていました。FABRIC TOKYOでは、入社面接前のカジュアル面談、実際の面接を通して、非常にリラックスして話すことができました。面接を担当してくれた社員も、歩み寄ってくれていることが感じられたので、普段の自分らしく話ができた事を覚えています。
この会社で働き、色々なことにチャレンジし、成長したいと感じました。

女性のためのメンズオーダースーツ採寸イベント at FABRIC TOKYO表参道、8/25~8/31限定開催。あなたの「着たい」に、メンズという答えも。
Fit Your Lifeをブランドコンセプトに掲げる、オーダースーツECサービス『FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)』 (代表取締役:森 雄一郎) は、2019年8月25日(日)~31日(土)の1週間限定で、FABRIC TOKYO表参道を女性のために解放し、メンズで作る女性のためのオーダースーツイベントを実施します。 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000013830.html

Q. 入社時にチャレンジしたかったことについて教えてください。

入社当時は取り組みを主導していたマーケティングの部署にいき、「Men’s Suit for ALL GENDER」の企画を担当したいと思っていました。

多くの人が、新しい選択肢を選ぶことができるように、今は店舗や期間が限定されている「Men’s Suit for ALL GENDER」の取り組みを、いずれ全店舗で常に実施できるようにしたいと考え、店頭でお客さまと接するからこそできることから取り組みはじめました。

Q. 入社後、チャレンジしたかったことは実現できていますか?

少しずつですが、実現できています。「Men’s Suit for ALL GENDER」のプロジェクトメンバーとして店舗UXチームから参加し、定期的な開催を推進しています。
また、これまでは各店期間限定の開催だったのですが、今年の3月に渋谷MODIのFABRIC TOKYOが「All-Gender Store」としてリニューアルし、常に性別に関係なくメンズパターンのスーツをオーダーいただけることになりました。入社時から関わってきたので、社会人になってはじめて「働きがい」というものを強く実感しました。
その後も日々の接客を通してお客さまの声を伺いながら新たに得た気づきを活かしてアクションしています。

All-Gender Storeがオープンするまでの準備期間は苦戦の毎日でした。
お客さまへのサイズの提案がうまくお答えできなかったり、厳しいお言葉をいただいたりと、考えさせられることがとても多かったです。
どうすればお客さまに喜んでいただけるのか、考え悩み続ける日々が続き、苦しかったですが、今となっては成長する為に必要な事だったと感じています。
オープンしてからは、以前イベントでご利用いただいた方からのご紹介でAll-Gender Storeにご来店くださった方や、SNSでシェアされたお客さまの体験記を読んで来てくださった方など、お客さま同士でFABRIC TOKYOのメンズスーツについてお話してくださる機会が増えたことは大変嬉しく思います。
さまざまな思いを持ってご来店してくださるお客さまの声を最前線で伺うことができ、そこから得たヒントをもとに繰り返しチャレンジをさせてもらえる店舗UXチームでの日々は、とても充実しています。


FABRIC TOKYO 渋谷MODI All-Gender Storeは、女性、男性、すべての人がメンズスーツをオーダーできるお店です。
心にも身体にもしっくりくる1着を、スーツ上下で ¥39,800からオーダーいただけます。
https://studio.fabric-tokyo.com/allgender-2022spring


Q.チャレンジするにあたっての印象に残ったエピソードを教えてください。

私は元々周りにどう思われるのかを気にして積極的な発言や行動ができない性格でした。
入社2年目で渋谷店に配属され、「Men’s Suit for ALL GENDER」のプロジェクトメンバーとして動き出せることになりましたが、それでも私はいつも自分の発言や行動がどう思われるのかを恐れていました。

学生の頃から失敗してしまったらどうしよう、間違ったことを言っていたらどうしようとネガティブなマインドが強く、社会人1年目では事業全体や店舗全体として発言や行動をおこすことの意味を捉えられておらず苦手なことを避けていました。
当時の上長との面談の中で、考え悩み行動ができない自分について相談した時に、そもそも成功か失敗よりもアクションを起こす回数の方が大事だよね?と言われ、「はっ」としたのを覚えています。
どれだけアイデアを練り込み、それについて一生懸命考えていたとしても、アクションしなければ相手に伝わらず、考えていないのと同じように映ってしまう。
ふと周りのよく発言しているメンバーはそれだけ行動しアクションの回数が多く、必ずしも全部が成功という成果を出しているわけではないと言うことに気づきました。正解だけを発信するのが主体性ではなく、何か議論をスタートするきっかけ作りができることだけでも、とても重要なのだということを学びました。

それからは発信をすることへのハードルが下がり、チームの中でも意見提示をしやすくなりました。All- Gender Storeで働くメンバーがどのようにお客さまに寄り添い接客を通して何を体験して帰って頂きたいか、プロセスを話し合い日々接客改善に努めています。
これからもさらに全店で性別問わずFABRIC TOKYOのスーツを楽しんでいただける日を目指して、発信を続けていきたいなと感じています。

Q.未来のFABRIC TOKYO新卒メンバーの方にメッセージをお願いします。

FABRIC TOKYOは常に変化し続けている企業です。
その為、主体性があれば、さまざまなことに手をあげ、挑戦しやすい土壌もあります。
決して常に前に出て、目立っているメンバーだけではなく、さまざまなタイプのメンバーが自分らしくチャレンジし、活躍できる環境です。
私は新人採寸研修も担当しています。是非一緒に、お客さまに感動体験を提供し、働きがいを見つけていきましょう。

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