※この記事は株式会社ログラス 公式noteにて投稿された記事です。
ログラスでは、社員に人材を紹介してもらう「リファラル採用」を推進しており、実際に社員の約4割がリファラル採用で入社しています。
しかし、「どのように声かけしていいか分からない」という悩みはつきもの。
そもそも声かけには勇気がいったり、誰に声かけすべきかわからない人も多い中で、リファラル採用に成功した社員はどんな動きをしていたのでしょうか。
この記事では、「リファラル入社をした社員」と「その紹介者」に話を聞き、リファラル採用を成功させるポイントを紐解いていきます。
株式会社ログラス カスタマーサクセス 小谷龍一郎(右:リファラル入社をした社員)
鳥取県日野郡出身。学生起業にてオウンドメディア事業の立ち上げを経て、BtoB事業に挑戦したく、お声がけいただいていたデジタルマーケ企業にジョインし、Salesforceインプリベンダーとして事業立ち上げを経験。
その後、株式会社あしたのチームにジョインし、経営企画部門の責任者として予算管理や内部統制整備などを幅広く担当。2023年よりログラスにCSとして入社。
執筆記事:上場企業子会社の経営企画部長がログラスに転職を決めた理由
株式会社ログラス 共同創業者・CTO 坂本龍太(左:紹介者)
鳥取県境港市出身。2013年初の新卒として当時60名程度であったビズリーチに入社。同社が1500人まで急成長する中で、求人検索エンジン、採用管理SaaS、新規SaaS事業の開発責任者など、新規事業を中心に経験。サイバーエージェントに移り、AIチャットボットサービスの基盤を担当。 2019年5月に株式会社ログラスを共同創業、CTOに就任。
執筆記事:CTOの私がログラスに熱狂している理由
目次
- 同窓の高校から繋がったご縁
- Loglassの第一印象は「とても面白いプロダクト」
- 選考はジャッジではなくマッチを確かめること
- リファラル採用は「皆でやっていく」取り組み
- 当時も今もログラスの熱量の高さは変わらない
- 1番良いと思う仲間を自ら集める、スタートアップの醍醐味
- 【ログラスをもっと知りたい方へ】
同窓の高校から繋がったご縁
ーーおふたりはもともと、地元が同じだったと聞いています。
坂本:私たちの最初の出会いは、鳥取の高校時代なんです。地方の進学校なのですが、クラスのほぼ全員が理系進学をして、そのうち約半分は医者になるような高校でした。
小谷:その高校で、私の姉と坂本さんが同級生だったんです。
坂本:小谷さんのお姉さんとは仲が良かったのですが、「弟が優秀だ」と常々聞いていました。さらに、私の名前が龍太、小谷さんの名前が龍一郎だったこともあり、勝手ながら親近感を持っていたんです。当時は特に関わりがなかったのですが、記憶に残っていたからこそ、後に再会した時は「あの小谷さんだ!」と、すぐにわかりました。
小谷:16,7歳で出会っているので、リファラル採用としての再現性は低いかもしれません。でも、冬は雪が深くて一人暮らしをしないと毎日高校に通えないような地域に住んでいた私が、こうやって東京で坂本さんと再会してログラスで働いているのは、人生何があるか分からないなと感じています。
Loglassの第一印象は「とても面白いプロダクト」
ーーそこからどのようにして、ログラスに小谷さんを誘おうと思ったのでしょうか?
坂本:まず小谷さんと再会した時のお話をしますと、2020年に「Loglass」が正式リリースし、「これからどうやってこのプロダクトを届けていくか」という課題に向き合っていました。その答えの一つとして、経営企画の方々向けのコミュニティを作ったのですが、イベント等を実施しているうちに、小谷さんがそのコミュニティに参加してくださったんです。
小谷:当時の私は、上場企業の子会社である「あしたのチーム」という会社で経営企画部長をしていました。
坂本:鳥取の米子東高校の出身者が、ログラスのお客様となりうる経営企画部に所属していて、それが友人の弟とは…。とても驚きました。そういった繋がりから、まずはLoglassのご提案をさせていただいたんです。ただし、プロダクトはまだまだ未熟な段階だったと思います。
小谷:そうですね。Loglassのシステムや目指す姿はとても面白いと思いましたが、機能的にはまだ足りないと感じたので導入には至りませんでした。でも、Missionについては、「これができるようになったら、すごく良いな」という印象を受けたことを覚えています。
当時の旧Mission
2023年に刷新した新Mission
選考はジャッジではなくマッチを確かめること
ーーお客様としてプロダクトを知ったことがきっかけで、ログラスという会社にも興味をもったんですね。
小谷:はい。この出会いから1年後くらいに、私自身が転職を考えるようになり、転職サイトに登録しました。すると、ログラスからスカウトがきたんです。「あ、坂本さんの会社だ」と思いました。
前職では経営企画部長をしていたのですが、ジョブチェンジしてビジネスサイドに戻りたいという意向がありましたし、Loglassというプロダクトを面白いと感じていたので、一度カジュアル面談をしていただくことになりました。
坂本:実は、小谷さんは学生時代に起業を経験されているので経営管理にも詳しく、さらに組織内での経営企画部門も経験されています。実際にコミュニケーションを取っていても、人柄も柔らかく、的確に物事を進められる方です。しかも、鳥取県出身ですし(笑)、ぜひログラスに入ってほしいと思いました。そのような経緯で、当時のCSだった矢納さんがカジュアル面談を担当した後、ぜひ本選考に進んでいただきたいとログラスからお伝えしました。
ーー小谷さんは、知り合いからの声かけはどう思いましたか?
小谷:過去の経験から、スタートアップの採用の大変さや、ポジションやカルチャーにフィットする人と出会う難しさは知っていました。だからこそ、矢納さんや坂本さんに「ぜひ」と声をかけていただいたのは嬉しかったです。
ーーログラスの採用・選考に対する思想をお伺いしたいです。
坂本:ログラスは面接において「見定めよう」というようなジャッジするコミュニケーションはしていません。
小谷さんのその後の本選考については、私以外のメンバーに関わっていただくことにしましたが
あくまで、ジャッジではなく「マッチ」を意識した選考を意識しているので、安心して紹介ができます。リファラル採用は「紹介した人が選考に通らなかったらどうしよう」と感じる人もいるようですが、受かったから優秀だとか、優秀ではないとか、そのように思うことはありません。
リファラル採用は「皆でやっていく」取り組み
ーー小谷さんの入社の決め手を教えてください。
小谷:2021年にログラスから内定をいただいて、前職の退職調整をしていたのですが、実はこのタイミングではログラスに入社できませんでした。入社を見据えて1day合宿にも参加したりと、モチベーションは高かったのですが、前職の都合でどうしても辞めることができないと判断しました。
坂本:メンバーも小谷さんの入社を非常に楽しみにしていて、首を長くして待っていたのですが、事情を伺う限りどうしても今は退職できない、重い話だということが理解できました。しかし、この状況での小谷さんの考えや判断を聞いて「逆に、将来は絶対にログラスに来てほしい」と感じました。会社の難しい局面を支えて最後までやりきる姿や、お世話になった恩を返してから退職するという判断に、私たちとしては小谷さんへの評価がかえって高まった感覚がありました。
小谷:この頃からさらに1年が経ち、後任もできたところで、改めて転職を考えようという気持ちになりました。でも、ログラスには一度ご迷惑をかけたので、自分からは連絡をしていません。でも、このタイミングで矢納さんが連絡をくださったのが決め手で、入社に繋がりました。
ーーなぜ、ご辞退の1年後に再びログラスから声をかけたのでしょうか。
坂本:2022年の夏くらいから、リファラル採用に力を入れていくという全社的な方針が固まって、すぐに矢納さんが小谷さんへ連絡をしたんです。前回のことがあったからこそ、矢納さんとしては「絶対に小谷さんに声をかけたい」と思っていたようです。それで、タイミングよく小谷さんが転職を再検討している時期に再び繋がることができました。
リファラル採用は色々な形がありますが、今回のケースのように「皆でやっていく」というのはとても良いスタイルだと思っています。
振り返ってみると、私自身が仲間になってほしいと願っていた小谷さんに対して、それを超える熱量で他の社員が「絶対入社してもらいたい」と思ってくれました。これはメンバー全員が、ログラスに合う人にぜひ来てほしいと考えている強い気持ちの表れだと思います。この「皆でやっていく」スタイルは今後も続けていきたいと思ってますし、「この人こそ」という方は、何年かかっても皆でアプローチしていきたいと考えています。
当時も今もログラスの熱量の高さは変わらない
小谷:私は入社するまで、足掛け3年間ログラスの方々とお話をしてきました。その中で印象的だったのが、経営陣の方の「どういう方針で」「どのようなプロダクトを」「何のためにつくるのか」という方向性の一貫性です。また、社員の方々からも一様に「僕らはこれをやるんだ」という熱量を毎回はっきりと感じる事ができていました。
そういった背景から、「私もこの船に乗りたい」と思いましたし、一緒に働いてみたいと感じていました。この印象は、ログラスと出会った当時も、70人規模の組織になった今も変わりません。
ーー初期のプロダクトも見ていた小谷さんが、実際に入社してみて、ログラスのここ数年の変化はどう感じていますか?
小谷:まず、カルチャーフィットしているメンバーが多く、熱量が高いという印象は当初も今も変わらず、ポジティブな印象を受けています。一方、プロダクト自体はできることが増えているものの、根本的な機能のパワーアップはこれからだと感じています。開発スピードをどんどん上げていきたいです。
1番良いと思う仲間を自ら集める、スタートアップの醍醐味
ーー最後に、これからリファラルする人に一言お願いします。
坂本:リファラル採用について私が思うことは、「ミッションを達成するために、自分たちが一番一緒に働きたいと思う仲間を集めて組織を作る」こと。ログラスだけのミッションを語りながら仲間を集めていく行為そのものが、スタートアップの醍醐味と思っています。そして毎日「今日もこの人といられて最高だな」と思える人と働けることが、何より大事だと思います。
小谷:自分自身がリファラル採用していただいた経験から、学生時代の同級生が何をしてるのかを意識するようになりました。正直にお話すると、これまではあまり興味がなかったんです。でも今は、当時優秀だった人や印象に残っている人について「今は何をやってるの?」と折に触れて聞くようにしています。地元が鳥取だと母数が少ないですが…。
坂本:母数が少ないからこそ、小谷さんとはすごく強い縁を感じました。「運命の歯車みたいなものってあるな」と思います。
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