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【創業者インタビュー】エンタメ好きが集まるレターファンの働き方を語る


目次

  • 1章:レターファンと創業者:清水の軌跡

  • 2章:「お客様のために」を実現するレターファンの働き方とは?

  • 3章:エンタメ好きが活躍するレターファンの社内交流

1章:レターファンと創業者:清水の軌跡

最初にレターファンについて教えてください!

 レターファンは、テクノロジーの力でエンタメ業界に貢献するべく、様々なサービスを提供しています。現在はライブのチケットサービス事業に注力しており、ここ数年でありがたいことに多くの事務所の方やファンの皆様に弊社のサービスを使っていただいています。その詳細はWantedlyに投稿している「【代表者インタビュー】エンタメ愛溢れるチームで人に必要とされるサービスをつくる」で紹介しておりますので、興味がある方はそちらを見ていただければと思います。

ありがとうございます、レターファンは大学時代に友人の方と共同で起業したと伺いました。起業のきっかけを教えてください。

 中学生の時に、生徒会長として生徒会を運営したことが一番のきっかけだと思います。生徒会では、生徒が自ら考え、ゼロから提案や運営をする経験をしました。その時に、自分たちがゼロから作ったものが周りの生徒や先生、地域の方から「ありがとう」と感謝されることがとてもうれしかったんですよね。それがきっかけで、人から共感され感謝されるようなものをゼロから生み出す起業家になりたい、と思うようになりました。

 大学に入ってから先輩が学生起業したスタートアップでインターンとして働くなど、起業という選択肢が現実味を帯びてきたタイミングで、同じように起業を志していた井口と出会い、起業することを決意しました。

「お客様から共感や感謝をしてもらえるようなものを自分の手で作り出す」というのが重要なキーワードなのですね。

ここからは、清水さんのレターファンでの仕事内容や仕事をする上で意識していることをお聞きしていきます。清水さんはレターファンでどのような仕事をされているのですか?

 仕事のメインは、プロダクトのデザインを作ったり、クライアントの方とお話しをして追加する機能の検討及び意思決定を行ったりしています。他にも、採用の仕事もしてしていて、社内では「なんでもや」っぽいかもしれませんね。

なるほど、社内では潤滑油のような立ち位置なんですね。仕事をするうえで、意識している言葉はありますか?

 ゲームクリエーターの桜井政博さんの「とにかくやれ」という言葉です。桜井さんはゲームクリエーターとしてとても有名な方で、この「とにかくやれ」は桜井さんがYouTubeチャンネルの「とにかくやれ!!【仕事の姿勢】」でおっしゃっていた言葉です。意味は文字通り、「とにかくやる」なのですが、桜井さんは「やる気が出ない時に何か考えても意味はない。とりあえず手を動かしてみる。そうすればやる気がついてくる。そして、アウトプット少なくして成功なし、手数を積むことが重要だ。」と強調されていました。この言葉を聞いた時に、「第一線で活躍されている方がとにかくやって、素晴らしいアウトプットを出しているのだから、自分もとにかくやらないといけないし、それ以上をしないと成功しない」と思ったんですよね。その動画を見て以来、数を積むことやすぐ行動するということを、より意識するようになりました。

「とにかくやれ」はすべての世代に響きそうな言葉ですね、「とにかくやれ」を意識して具体的にしていることはありますか?

 メンバーからの連絡への返信やプロダクトのFBをその日のうちに返すということを意識してしています。連絡やFBは目の前の仕事に追われて後回しにしがちですが、とりあえず手を動かして、次の日に持ち越さないようにしています。実際にできるだけ早く返信やFBをしたほうがメンバーとのコミュニケーションも円滑に進んでいるという感じています。もちろん、朝から晩まで予定が詰まっていてやりきれない日や、後回しでいいやと思う誘惑に負けてしまう日もありますが、そんな時にこの言葉を思い出して自分を奮い立たせています。

2章:「お客様のために」を実現するレターファンの働き方とは?

ここからは、レターファンでの働き方について伺っていきたいと思います!面談の際に、リモートかオフラインかどのように働いているのかイメージがつきにくいという話をよく聞くので、メンバーの方が普段どのように働いているのか教えてください!

 レターファンではリモートとオフラインのハイブリット形式を採用しています。働き方の自由度は高めで、それぞれのメンバーと会社のメンバーが業務内容やプライベートの事情を踏まえて、最ものぞましい働き方を模索しながら働いています。

働き方の選択に裁量があるのはメンバーにとってうれしいことですよね。とはいえ、リモートの場合はコミュニケーションがうまくいかないこともありますよね。

 はい、そこは難しい問題ですよね。

 弊社では、「リモートでも1つのチームとして働く」という意識を持てるような工夫をしています。例えば、開発チームの場合はSlackのハドルミーティング機能(スラック上にある音声通話やビデオ通話ができる機能)を使ってリモートのメンバーとオフィスに来ているメンバーがいつでも会話できるようにしています。これは対面だとしやすいコミュニケーションを、リモートでもしやすくするために行っている取り組みです。例えば、リモートで働いているメンバーがリモートで働いているメンバーに質問をすることって実はハードルが高いんですよね。「こんな質問をして相手の時間とっていいのかな」と思って聞けず後に大きな問題に発展したり、せっかく良いアイディアを思いついたのにわざわざSlackに書くほどではないかと共有を避けてしまったりということは起きうると思っています。そもそも、あまり対面で会ったことがない場合は、信頼関係を築ききれず、仕事上でのコミュニケーションでもハードルを感じてしまう人もいらっしゃると思います。なので、リモート・オフラインの働き方に限らず、ハドルミーティングを使って、同じ空間にいるような状態にして、すぐにコミュニケーションがとれるようにしています。また、オフィスでどのような話をしているのかを知ることができますし、気軽に話をしやすいのでメンバーの間で一体感が醸成されるとも感じています。

素敵な試みですね、レターファンで働いているメンバーの方が大事にしていることはありますか?

 ただ与えられた仕事をこなすというよりも、「お客様のために」という視点を持って自分なりに試行錯誤するという意識です。

 10人程度の少数精鋭メンバーで運営している会社がが売り上げを伸ばし、会社を大きくしていくためには、ただ与えられた仕事をこなし、パソコンだけに向き合いプロダクトを作るだけでは不十分です。プロダクトに関わる全員が「お客様のために」という視点を持って自分なりに考えて仕事に向き合うことで、お客様から求められるプロダクトになっていくと感じています。このような価値観がお客様と向き合う過程でメンバーに根付き、「お客様のために」どのような工夫をしたらいいのかを自分なりに考えて仕事をしているメンバーが多いと自負しています。

「お客様のために」は大事な視点ですね、このお客様視点が現れた事例を教えてください!

 分かりやすい例として、弊社のチケットサービス「TicketDive」のチケット表示ページの開発についてお話させてください。

 TicketDiveでは、入場時にチケットをスマートフォンで表示して現場の係の方が画面を操作して入場を確認しています。もともとはチケットの表示画面をかなりシンプルにしていたために、ファンの皆さんが間違えて入場確認ボタンを押してしまうことが多かったんです。そこで、どうしたら入場確認ボタンを押してしまう事態を防げるのかを考えるため、実際にもぎりの様子を見学させていただいたり、実際にユーザーの方にお話しを伺ったりしました。その聞き取りをもとにチケット表示画面の改良を続けた結果、間違えて入場確認ボタンを押してしまったというお問合せが減るようになりました。

 これは小さな例ですが、「お客様のために」という視点があるかないかでサービスの内容は大きく変わっていきますし、そこを意識することでお客様から求められるサービスになると考えています。

「お客様のために」という視点を持つと、よりよいサービスができそうですね。そのような開発を進めていくために整えている環境はありますか?

 サービスに関する大事な情報を積極的に共有していく姿勢、情報の透明性は意識しています。

 例えば、サービス全体でイベントがどれくらい開催されているか、チケットがどれほど購入されているのかといった、サービスの運営状況は誰でも閲覧できるようになっています。これは、どのような方にどれだけ使っていただいているのかを把握することで、実態に合った優先順位でサービスを開発していくことができるようにするためです。

 また、同じサービスのトピックであれば、営業チームも開発チームも1つのチャンネルでやり取りしており、営業チームと開発チームがお互いに情報をスムーズに共有できるようになっています。それがあって、営業チームがクライアントの方からいただいた改善のご要望や重宝していただいている機能やその使われ方などを共有することができ、開発チームに今どんな機能が求められているのか、どこに改善の余地があるのかを漏れなく伝えることができます。逆に営業チームも開発状況を把握することができるので、機能に関するご質問を頂いた際に適切に答えらえるようになる、という効果があります。このように他部署間の情報の透明性を上げることで「お客様のため」の開発・サービス運営につなげています。

確かに「お客様のために」開発をしていくためには、情報は必要不可欠ですよね。

 そうですね、他にも開発したプロダクトがお客様にどのように使われているのかを実際に現場に行って見学させていただくこともあります。ファンのみなさんが機能に不便さを感じていないか、ライブを運営している方の実際のオペレーションがどのようなものなのかを現場に行って生の声を聞くことで、より「使いたい!」と思っていただけるようなサービスにつながっていくと考えています。

3章:エンタメ好きが活躍するレターファンの社内交流

ここからは、働いているメンバー間の交流についてお聞きしたいと思います。働いているメンバーや社内の交流について伺いたいと思います。メンバー間での交流の場はどのようなものがありますか?

 一つは、毎週金曜日に行う定例ランチ会が挙げられると思います。そこでは、直近の会社の出来事やサービスのことをその場で話し、今会社が何をしているのかを共有しています。他にも、メンバー間の交流を目的として業務以外の話もします。特に、弊社はエンタメ好きのメンバーが多いので、最近見たお気に入りのコンテンツについて話すことは多いですね。

エンタメサービスを扱っているレターファンでは、やはりメンバーにはエンタメ好きの方が多いんですか?

 そうですね、多いと思います。アイドル好きはもちろんのこと、アニメ、スポーツ、韓国ドラマとなどジャンルは多種多様です。仕事の合間やランチ会では最近見たアニメやYouTubeの動画の話をして盛り上がっています。エンタメ好きが講じて、自分の好きなものや最近面白かったものを見ていない人に薦めている光景はよく見ますね。僕も最近メンバーから呪術回戦を勧められて見るようになり、めちゃくちゃハマりました(笑)あとは、リモートで働いている人とリモートで一緒にゲームをすることもあって、今はGeoGuessrというゲームが流行っています。

エンタメ好きであることが仕事につながっていると感じますか?

はい、仕事に相乗効果を生んでいると感じています。

 エンタメは誰かの「好き」とその熱量で生まれている産業だと思っていて、僕たちはそんなエンタメ好きの方に楽しみ続けてもらいたいという想いで会社を運営しています。メンバーの一人一人がエンタメ好きだからこそ、エンタメに熱狂するお客様の気持ちに共感することができ、今後も素敵なエンタメが生まれ続けていくよう業界に貢献していきたいと考えています。なので、ただサービスを開発するだけではなく、お客様の「好き」に心から共感ができ、そんな気持ちを体現できるようなサービスを作ることにつながっていると感じています。そんなエンタメに対する想いに共感し、それを大切にできる仲間とこれからも一緒にサービスを開発していければと考えています。

ありがとうございます、最後に一言お願いします!

 エンタメ好きのメンバーとともに、業界をより盛り上げていきたい方、プロダクトが大好きで自分の持つアイディアでグロースさせていきたい方、是非ご応募よろしくお願いいたします!

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