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先日、プノンペン周辺で働く日本人を対象に【組織を強くするブランンディングセミナー 】を開催しました。今回は新任広報の大城が、当日のセミナーの様子をお届けします!
ブランディングとは
『ブランドの特徴やイメージを浸透させて価値を高める』
これがブランディングです。
ようは、「〇〇といえばこれ!」という共通認識が広く行き渡ることで価格やクオリティ以外の部分でも選んでもらえる、ということ。
例えば「10円のお菓子といえばうまい棒」という話から「サッカー選手とスポーツカーといえばフェラーリ」という話までも、ブランディングで築かれた価値です。
組織を強くするブランディング
今回は、そんなブランディングで特に「ファンを増やし組織を強くする」ということにこだわったブランディングデザインを手がける、株式会社セルディビジョンの代表取締役である岩谷 真史さんをゲストスピーカーとしてお招きし、ご登壇いただきました。
岩谷さんが代表を務める 「株式会社セルディビジョン」さんのプロフィール
「価値を見つけ、つくり、高め、広める。そして、ファンを増やす」ことを目的に、様々な企業のブランディングデザインを手がける。目に見えるデザインだけにとどまらず、クライアントと深い関係を築きながらヒアリングを行うことで、クライアントが抱えている本質的な課題を抽出し、様々なクリエイティブを用いて解決していく。また、社外に対してのブランディングだけでなく、組織を強くするための社内ブランディングにも力を入れている。
株式会社セルディビジョンさまのWebサイトはこちら
受講者は会社経営や新規事業立ち上げ、NGOの代表、プロジェクトマネージャーなど、それぞれ所属や役割は違えど組織をよくしたい!という想いを持った方が30名近くも。なんと、3割以上が経営層の方でした!
セミナーは、仕事時間の終わりから、ピザとカンボジアビールを片手にスタート。
日本人相手であっても、カンボジア人相手であっても、経営や組織をまとめて引っ張る上で「ブランディング」や「ファンづくり」というワードはみなさん大事にされており、真剣にメモを取られていた方も多かったです。
セミナー内容では ブランディングの概要、ファンを増やすことで組織が強くなること、ブランディングの進め方から具体的な事例まで紹介していただき、セミナーの企画・運営をしていた私もついつい聴き込んでしまいました…
特にセルディビジョンさん独自のブランディングの概念、4つのアイデンティティである
- 理念の統一
- 行動の統一
- 視覚の統一
- ゴールに向かう戦略
のお話は、ぼんやりとしていたブランディングの輪郭がクリアにされたような感覚になりました。
ラストマイルのブランディング
もちろんラストマイルワークスでも、様々なアプローチでブランディングに取り組んでいます!
セミナーではカンボジアでのブランディング事例として、少しばかり弊社での取り組みについてもお話させていただきました。
文化・価値観の違うカンボジア人と日本人が一緒に仕事をする上で、ルールや決まり事で縛るのではなく理念に共感し会社を好きになってもらうことで、一人一人が「ラストマイルらしい」行動選択をし、向いているベクトルを揃えたいと考えています。
私たちのミッションは「発展途上国という辺境から努力が報われるという成功事例をつくる」
社員が失敗を恐れず挑戦し、努力しやすい環境や仕組みづくりを検証・改善を繰り返してラストマイルワークスらしさを定着させることで、みんなで同じ目標に向かって全力で走ることができる、強いチームになっていきたいと考えています。
そして社内から社外へ、各メディアやツールを使いサービスだけでなく理念や想いを広げ社外にファンをつくることで、社員がさらに会社誇りを持って好きになる!という相乗効果で価値を高めていければと思っています。
セミナーを終えて
今回、セミナーに参加してくださった方、そしてゲストスピーカーとして登壇してくださった岩谷さん、本当にありがとうございました。
セミナーでは時間が足りなくなるほど多くの質問があがり、その後の親睦会でも皆さん楽しそうに談笑されてました。アンケートでも、9割近くの方から満足という大変ありがたいご意見をいただき、嬉しい限りです。
実は私、入社して約1ヶ月半。
ブランディングや今回のセミナー企画を通して、一番いいタイミングで会社について勉強させていただけたのではないかと思っています。
振り返ってみると、ブランディングをしていたら自分がすっかり会社のファンになったような。
会社のあり方を『自分ごと』として捉えることがポイントなのだと、身を持って感じ大切な学びを得ることができたので、この学びを活かしてラストマイルのブランディングが「東南アジアのスタートアップ企業でのベンチマーク」として使われることを目標に、社内外問わずラストマイルに関わる全ての人を巻き込みながら今後もブランディングに取り組んでいきます。
最後に
これからさらに事業規模を拡大していくフェーズの中、最先端な技術を使って新しいものを創り出すことでそれぞれがミッションに向かい走っています。
プロフェッショナルな技術を存分に発揮し、共に世界を目指して走りませんか?