今回ご紹介するのは、クラダシの物流を支える、頼れる存在「ひーちゃん」。
現在はFBC総合通販部とオペレーションマネジメント部を兼務し、両部署をつなぐ架け橋のような役割を担っています。オペレーションマネジメント部で培った物流業務の知識を生かし、2025年10月から総合通販部で物流面でのサポート業務に加え、バイヤーが仕入れ活動に専念できるように一部パートナーとのやり取りを巻き取ったり、業務フローやマニュアルを整備したりなどの業務を担当されています。
代表電話にかかってくる電話対応がとても丁寧で、お客さまや取引先の方の立場を想いながら言葉を選ぶその姿勢は、まさに相手を思ったコミュニケーションそのもの。穏やかで丁寧、でも芯のある仕事ぶりが印象的です。
プライベートでは、夏と自然が大好き。 「寒いのが苦手なんです」と言いつつも、山登りや川遊びを楽しむアクティブな一面も。もともとはインドア派だったそうですが、「予定を入れて出かけることで、気持ちがリフレッシュすることに気づいた」と言います。今でもお家で静かに過ごす時間も大切にしていて、昨年保護した愛猫との暮らしが何よりの癒しなんだとか。
そんなひーちゃんがクラダシ入社から4年間を振り返って感じているクラダシへの想いについて赤裸々に語っていただきました。
クラダシの他のメンバー紹介企画はぜひ「Youは何しにクラダシへ?」よりチェックしてみてください。
YOUは何しにクラダシへ?|クラダシ公式note|note社内メンバーがどんな想いでクラダシにジョインし、どんなことをしているのか。インタビューを中心に発信していきます。note.com
目次
- 「あ、こういう会社もあるんだ」偶然の出会いがきっかけ
- 怒涛の日々を支えてくれたクラダシのカルチャー
- 「伝える力」と「俯瞰する視点」が身についた4年間
- 信頼できる環境を未来につなげる
- 行動することで、きっと新しい出会いが生まれる
「あ、こういう会社もあるんだ」偶然の出会いがきっかけ
私は、就職、転職において最初からフードロスや食品に特別な関心があったわけではありませんでした。大学で英語を専攻していた私は、「英語を使って社会に役立つ仕事がしたい」と考えながらキャリアを歩んできました。
大学卒業後、IT企業でシステムエンジニア(SE)として社会人生活をスタートし、その後は商社で営業事務、そしてインターナショナルスクールの受付(入園営業)を経験。
さまざまな業界で働く中で、「自分のしていることが社会の役に立っている」と感じられる仕事をしたい、という想いが次第に強くなっていきました。
そんなときに出会ったのが、Wantedlyでたまたま見つけたクラダシの求人。
最初に見つけたときから「フードロスに取り組む企業ってどういうことをやってるんだろう?」と興味を持ちました。
母の実家が農家で、幼い時に形が悪いだけで販売ができなくなった野菜をもらうことが多くあり、そんな野菜を見て「こんなにおいしいのに売れないなんてもったいない」と感じていたんです。
クラダシを調べていく中で、フードロス削減をビジョンに掲げ、さらには三方良しのビジネスを築かれているところに深く共感をしました。
「ここなら社会貢献と自分の仕事を両立できるかもしれない」
そう思って、クラダシへの入社を決めました。
怒涛の日々を支えてくれたクラダシのカルチャー
選考が進んでいく中で感じたのは、クラダシの丁寧さでした。
面接官の方々は、私の小さな疑問にも一つひとつ丁寧に答えてくださり、言葉遣いややりとりの中にも誠実さが伝わってきました。
また、レスポンスがとても早く、選考自体もスピーディーに進んでいったのが印象的でした。他社の選考ではやり取りをする中であまり誠実に対応してもらえていないような印象を受ける場面もありましたが、クラダシではそうした違和感が一切なく、最初から最後まで一貫して温かく、誠実に対応してもらえたと感じています。
2021年7月にクラダシに入社した当時はカスタマーサポート(CS)職として内定をもらっていましたが、入社後すぐに物流業務も並行して担当することになりました。正直「おぉ、そうなんだ…」と驚きました(笑)。
でも、そういう柔軟さがベンチャーらしいなと感じ、前向きに捉えられました。そこからは一人で二つの業務をまわす日々が始まりました。覚えることが多く、まさに「怒涛」でしたが、不思議とネガティブな気持ちはなかったです。入社早々クラダシのカルチャーに触れられた気がして「頑張ろう」と自然に思えました。
それは、分からないことを素直に聞ける環境があったからだと思います。どんな質問にも嫌な顔をせずに答えてくれる仲間がいて、いつも誰かが助けてくれる。この自然と生まれる支え合う空気は、クラダシの良いところだなと感じます。
「伝える力」と「俯瞰する視点」が身についた4年間
クラダシはこれまでの転職で経験したことがない、全く違う業界だったのもあり、正直入社当初は不安でした。
でも、CSの業務は前職での経験もありましたし、業界特有のルールなどは働きながら学んでいくことができたので比較的スムーズに業務を遂行できたと思います。また、入社前に業務内容を確認したときに、メール対応がメインでコールセンターのような電話対応はあまりないと聞いて、私自身文章を書くことに苦手意識がなかったので安心してとりかかることができました。事前に確認できていたからこそ、ギャップが生まれることなく、業務に取りかかれたのは大きかったですね。
一方で、クラダシで初めて経験した物流業務は、専門用語も多く戸惑いながらの業務スタートでした。
入荷、出荷など日本語としては知っているけれど、どのように現場で使われているのか、その言葉を実際にどう現場の人に伝えてコミュニケーションをとるのか、で戸惑いました。でも、「分からない」と投げ出すのではなく、自分の中で一度整理して、情報を取捨選択してから伝えるように心がけるようになりました。業務上で関わる人は、社外倉庫の担当者やお客さま、そして社内メンバーなど、本当にさまざまです。
だからこそ、相手の立場を想像し、わかりやすく伝える工夫が必要でした。
この経験を通じて、「整えて伝える力」が自然と身についたと思います。また、チームの目標を振り返ったり、自分の成果を俯瞰したりする時間が用意されていたのもよかったですね。その時間の中で、「こういうところが自分には足りなかったんだな」と気づくことができましたし、物事を客観的に見る視点も育ちました。
入社当時は目の前のことに必死だったけれど、今では「チーム全体をどう良くするか」を考えられるようになったのは、大きな成長だと感じています。
信頼できる環境を未来につなげる
クラダシの選考の時に感じた丁寧さや誠実さ、入社前にいいなと思った感覚は間違いがなかったんだなと働きながら日々感じています。転職経験が多い私ですが、今では、クラダシが自分の社会人キャリアの中で一番長く働いている場所になりました。
それはクラダシの働きやすい環境があるからじゃないかなと思いますね。「転職してよかった」と心から思える今の環境に出会えたことが素直に嬉しいです。
日々の業務の中で、目標の達成やフードロス削減に向けて程よく良いプレッシャーを感じながら働くことができています。クラダシで働く前は、上司に相談することをためらったり、誰が誰に報告すべきかを気にしたりする空気があり、本質的でない部分に頭を悩ませることもありました。
でもクラダシでは、なにかあれば相談したほうがいいという雰囲気があるし、上司や同僚の顔色をうかがうような文化もない。
それは、社内や組織に対しての信頼が根付いているからこそだと思います。
また、クラダシには「嘘をつかない」「真実を曲げない」誠実な人が多く、その波長に合う人が集まってきていると思います。経営層の皆さんも含め、まっすぐで人間味のある方ばかり。一緒に働いていて嫌な気持ちになる人がいないって、本当にすごいことだと思います。
こういった「クラダシの心地よさ」が私には合っていて、改めてクラダシが好きだなと感じています。
これからクラダシはさらに事業も組織も大きくなっていくと思います。
だからこそ、今の「助け合う雰囲気」はこれからもずっと大切にしながら次のステージに引き継いでいきたい。
困っていたらすぐに声をかけられて、誰にでも気軽に相談できる。
そんな空気を守りながら、急な業務が発生してもすぐに誰でも対応できる体制整備を進めていきたいと考えています。新しく入ってくる方が安心してステップを踏みながら成長できる環境を整えることが、これからの私の役割だと思っています。
行動することで、きっと新しい出会いが生まれる
私はもともと「考えてから動くタイプ」でしたが、頭の中で考えていても現実は何も変わっていないし、「動かないと何も始まらない」と気づきました。一歩踏み出してみたからこそいまの環境に出会えたんだと思います。
もし今、少しでもクラダシに興味を持ってくださったなら、まずは動いてみてください。
この記事を読んでくれている方々はもう動き出してくれているんだと思います。この一歩はきっと何かにつながります。ぜひ次の一歩も踏み出してみてください。
焦らなくてもスモールステップで、一歩ずつでいいんです。
きっと、その小さな一歩が、あなたにとっての「大きな出会い」や「転機」につながるかもしれません。
ーーーーー
私たちクラダシは、一緒にフードロス削減に挑み、社会を前に進める仲間を探しています。
ミッション「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョン「日本で最もフードロスを削減する会社」を掲げ、社会性・環境性・経済性に優れた持続可能なビジネスを展開しています。
もしこの記事を読んで、少しでも「クラダシで働いてみたい」と思っていただけた方は、ぜひ一度採用ページをのぞいてみてください。
きっと、あなたが輝けるフィールドが見つかるはずです。