今回お話を伺ったのは、岩手県にある一関営業所の所長を務める佐々木陸空さん。社内では、「りっくくん」と呼ばれ、ハイトーンの髪色がよくお似合いの明るいキャラクターでみんなに愛されています。
営業所の所長業務のほか、社長直下組織サステナビリティPJTのクラダシ基金の運営業務も兼務。クラダシ基金とは、ソーシャルグッドカンパニーを掲げるクラダシが、売り上げの一部を活用して社会貢献活動を行うために設立したものです。この基金を活用し、「クラダシチャレンジ」やフードバンク支援などを実施しています。
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そんなりっくくんの趣味はK-popアイドルの「推し活」。熱い想いで推しを応援する姿は、仕事に向き合う姿勢にも通じるところがあるかもしれません。
今回は、普段岩手県一関市で業務をしているりっくくんがクラダシで働くことになったきっかけや、仕事のやりがいについてじっくりとお話を聞いてみました。
クラダシの他のメンバー紹介企画はぜひ「Youは何しにクラダシへ?」よりチェックしてみてください。
YOUは何しにクラダシへ?|クラダシ公式note|note社内メンバーがどんな想いでクラダシにジョインし、どんなことをしているのか。インタビューを中心に発信していきます。note.com
目次
- 前職での無力感と公務員への挑戦。その先にあったクラダシとの出会い
- フラットな関係性の中で見つけた、自分の居場所と成長
- 一関営業所の所長として、挑戦できる喜び
- 「とりあえずやってみる」が自分を成長させ、未来のビジョンを拓いてくれた
- 「楽しそう」の直感を信じて、まずはクラダシに飛び込んでみてほしい
前職での無力感と公務員への挑戦。その先にあったクラダシとの出会い
昔からお世話になっていた方が一関市役所で長く勤められていて、その方の勧めもあり、公務員という道を目指して専門学校に通い、試験勉強を続けていました。その傍ら、人と接する楽しさやサービスの奥深さを学びたくて、ホテルのフロントでも働いていたんです。
公務員試験は年齢制限がある中で挑戦を重ねましたが、なかなか結果につなげることができず、この先の人生をどう歩んでいくべきか悩んでいたとき、転職サイトで「クラダシ」の求人に出会いました。
「クラダシってどんな会社だろう?」と興味を持って調べてみたんです。すると、会社のホームページで「私たちのバレンタインは2月15日から始まります」というキャッチーなキービジュアルが目に飛び込んできました。
その時、衝撃を受けたんです。「フードロス」という社会課題を、こんなに面白くてポジティブな言葉で表現している会社があるんだ、と。他にも売り上げの一部で大学生へ農業体験インターンシップを行う「クラダシチャレンジ」など、消費者と一緒に社会貢献に取り組む活動を色々とやっていて、
「この会社、面白そう!!!」
と、一気に惹きつけられました。
それと同時に、前職のホテルでは、バイキングの食材が山のように捨てられていたな、と思い出しました。その時の私は、目の前で起きている「もったいない」に対して、ただ見ていることしかできませんでした。
でも、クラダシに入社すれば、私が感じていた身近な課題を、気軽に解決できる機会を提供する側になれるかもしれない。そう思えたことが、私の心を強く動かしました。
まずはアルバイトとして入社し、1か月後正式に社員に昇格させていただきました。
面接の時、「いつか一関でクラダシチャレンジをやってみたいんです!」と、未来のビジョンを熱く語ったのを覚えています。その一言から、今では基金運営グループも兼務させてもらい、「クラチャレ」の運営に携わることができています。
フラットな関係性の中で見つけた、自分の居場所と成長
クラダシで働き始めて、まず驚いたのは、社員のみんながすごく優しく、フレンドリー、そしていい意味でフラットだということです。
みんなが積極的に話しかけてくれて、部署や役職に関係なく、オープンにコミュニケーションをとれる環境です。東京の本社から遠く離れた一関にいても、「りっくくん」と親しみを込めて呼んで声をかけてくださるあたたかさ。入社して間もない頃は、わからないことも多かったのですが、そんな私にも先輩方が丁寧に教えてくださり、すぐに会社に馴染むことができました。
また、クラダシは髪型や服装にもすごく自由があります。このハイトーンな髪色も、みんな「いいね!」って言ってくれます!
個性を尊重してくれる会社の懐の深さも、この会社で働きたいと思える理由の一つです。
一関営業所の所長として、挑戦できる喜び
現在は一関営業所の所長として、日々さまざまな業務にも奮闘しています。
主な業務は、クラダシで販売しているお酒の管理です。酒類の販売には、税務署への報告義務があり、在庫や販売数を正確に管理しなければなりません。数字一つ間違えると、会社に大きな影響を与えてしまうので、常に緊張感をもって取り組んでいます。
そして、一関営業所ならではの活動として、地域に根ざした事業を企画・実行しています。これまでは、岩手県内の企業さまから商品を仕入れることがメインでしたが、最近は「クラダシ」という会社をもっと一関で知ってもらいたいという想いから活動をしています。
特に一関最大の屋外イベント「TGC teen ICINOSEKI FES 2025」 の出店は印象に残っていますね。2024年に一度応募をしてみたものの、一関での活動実績がまだなかったこともあり、落選してしまいました。この挫折から、「一関の地域に根ざしたクラダシ」を目標に自治体や学校、企業に積極的にアタックしました。その結果、今年は出店を勝ち取ることができました。当日はたくさんの方と対面でお話しし、クラダシの魅力を一関に直接広めることができたと実感しています。
「どうすれば一関の皆さんにクラダシの活動に共感してもらえるか?」を日々考えながら、地域の人とコミュニケーションをとるのが、仕事の大きなやりがいの一つです。
「とりあえずやってみる」が自分を成長させ、未来のビジョンを拓いてくれた
入社した時の私は、特にすごいキャリアがあったわけではありません。
ビジネス経験もまだまだ浅く、会議で自分の意見を言おうにも、「こんなこと言っていいのかな?」と自信が持てないことが多々ありました。でも、クラダシで働くうちに、少しずつビジネススキルを身につけ、今では自信をもって発言できるようになりました。
成長できた一番の理由は、なんでも「とりあえずやってみる」ことを応援してくれる環境があるからだと思います。新しい挑戦をしようと提案しても、誰も否定的なことを言いません。むしろ、「それいいね!」と応援してくれたり、「こうしたらもっと良くなるんじゃない?」って、みんなが前向きなアドバイスをくれるんです。
今では基金や一関での事業にとどまらず、中高生向けの講演会や大学の授業において登壇させていただく機会もあり、クラダシをより若い世代に広める活動も任せてもらえるようになりました。目の前の業務をただこなすだけでなく、「クラダシの一員として必要とされている」と実感しながら、「もっとできることはないか」と考えて日々業務に取り組んでいます。こうした環境で働けていることが、私にとって大きなモチベーションになっています。
将来、クラダシでやってみたいことが2つあります。
1つは、一関で地域に根ざした活動をもっと広げていくこと。
一関だからこそできることを考えて、地域の人たちを巻き込みながら、一関からクラダシの魅力を発信していきたいです。
もう1つは、「クラチャレ」をさらに発展させていくこと。
これまでに60回以上開催してきた実績を活かし、今年は新たに鹿児島県和泊町と連携協定を結ぶことができました。
クラチャレは、多くの人の協力があってこそ成り立つ事業ですし、私たちが掲げる「ソーシャルグッド」を体現できる活動だと考えています。
だからこそ、単に回数や地域を増やすだけでなく、その質を高めることが重要だと思っています。
関わるすべての人々、連携する自治体さま、そして社会全体に、より大きな形で価値を還元していきたいです。そうすることで、クラダシの社会的な存在意義をさらに高め、将来にわたって必要とされる活動へと成長させることができると信じています。
「楽しそう」の直感を信じて、まずはクラダシに飛び込んでみてほしい
私は働くうえで、「楽しそう」「やってみたい」という気持ちを大切にしています。これからも、自分の好奇心を信じて、新しい発見や出会いを探しつづけていきたいです。
もし、今転職やキャリアに悩んでいる人がいたら、まずは自分の直感を信じて、クラダシのカジュアル面談で話を聞いてみてほしいです。
私も最初は「自分に何ができるだろう?」と不安でした。でも、クラダシのメンバーは優しくて、わからないことがあっても、積極的に助けてくれます。だから、安心して飛び込んできてほしいです。
あなたの「やってみたい」が、クラダシで叶うかもしれません!