はじめまして!
2023年12月にインターンとしてコウダプロに入社し、2月からヒット屋で働いております、岩永です。
1月までは社長室所属でしたが、組織体制の変更とともに異動となりました。
今回は人生で初めてメイクを経験したので、noteを書くことになりました!どうぞよろしくお願いします!
なぜ僕がメイクをすることに!?
ヒット屋は化粧品やサプリメントを中心とした、さまざまな商品の企画・開発を通じてクライアント様の事業発展をサポートするお仕事です。
ということは、化粧を体験しなくてはいけないでしょ!!
ってのは、完全なこじつけで、「メイクしてみたいな」と軽い気持ちで思ったのです。
とはいえ、まったくのメイク初心者の僕は何をすればいいのかわかりません・・・。
どうしたものかと頭を抱えていると・・・。
「困ってんの?メイクしてあげようか?」と何者かの声が・・・。
(話し方が若干上から目線で気になるな。)と思いつつ声の方向に目を向けると・・・
「どうも、メイクアップアーティスト(擬態)の安藤です。」
カウンセリングからスキンケアまで
メイクアップアーティストの仕事は入念なヒアリングから始まります。
自分の希望は男性のナチュラルなメイクです。
*安藤さんはカウンセリングもプロのようです。ナチュラルへの執着を感じますね
*メイクアップアーティスト(擬態)の仕事道具。
まずはメイクの前にスキンケアをすることで、化粧ノリをよくします。
■STEP1:拭き取り化粧水
まずは、拭き取り化粧水から!
きれいな肌になるように拭き上げるようです。
*いつの間にか、頭にネットが、、髪の毛が邪魔でしたかね
*割と強めに拭かれた気がした。
■STEP2:化粧水
化粧水を塗っていきます。
肌に水分を与えて、肌を整えます。
*優しく押し込めと熱心に指導が入る。
■STEP3:クリーム
クリームを塗ります。
保湿をすることで肌を整えます。(すべてのケアは整えるためにある。Byイワナガ)
*クリームは5点にのせて、塗り広げます。5点とは、おでこ、鼻、両頬、あごのことです。
スキンケアの最後は、ティッシュオフです!
「えっ、せっかく塗ったのにオフするの!?」と思いましたが、余分なクリームを除去するために必要な工程だそう。
これにより、クリームがメイクを邪魔することがなく、化粧ノリがよくなります。
*安藤、岩永を窒息させる様子
スキンケアが完了したところでいよいよメイクスタート!
安藤さんの解説つきでお送りします。
メイク編
STEP1:コンシーラー(その1)
安藤:コンシーラーを使うことで、毛穴の凹凸を埋めてなめらかな肌にします。毛穴が目立ちやすい、鼻の周りに塗っていきます。
STEP2:化粧下地
安藤:化粧下地を顔全体に塗っていきます。(BBクリーム塗るから、いらなかったかも、、(後日談))
化粧下地には、「色むらを抑える・ファンデーションと肌を密着させることで長持ちさせる・毛穴を目立ちにくくする」などいくつかのパワーが期待できます。
*喜んでる岩永
STEP3:BBクリーム
安藤:次にBBクリームを塗っていきます。BBクリームは、主に色むらを抑えるために使用するもので、ファンデーションともいいます。
よりきれいな肌に見せるためにしっかりカバーします。
(画像左)*要所だけ塗られた模様。全体に塗ってしまうとのっぺり感が出てしまうらしい
(画像右)*スポンジで馴染ませている模様
STEP4:コンシーラー(その2)
安藤:コンシーラー(固形スティック)を使って眉山を消しましょう。
最初のコンシーラーは毛穴用のもので、これは眉毛隠しのためですね。
STEP5:コンシーラー(その3)
安藤:コンシーラー(クリーム)を使って、ビューティーゾーンをよりキレイに見せます。
ビューティーゾーンがキレイだと、肌全体がキレイに見えます。ビューティーゾーンに人は目がいくんですよ、だからね、ビューティーゾーンは大事なんです。
(岩永:ビューティーゾーンって言葉は一生忘れないな…)
*ビューティーゾーンへの思いを噛みしめてました。(嘘)
ビューティーゾーンとはシミ・シワ・クマが表れやすい、目の下から頬にかけての美肌ゾーンのこと
STEP6:シェーディング
安藤:シェーディングです。眉下に影を入れることで顔立ちをはっきりさせるパワーがあります。
STEP7:フェイスパウダー
安藤:フェイスパウダーで仕上げます。肌がサラサラになってテカリを防止してくれます。肌をよりキレイに見せるためには必要なステップです。
*優しくのせていただきました。
これでベースメイクが完成です!
メイクを感じさせないナチュラルに仕上げていただきました!
でも、少し物足りないような・・・少し不満気な顔をしていたところ・・・。
「まだまだいくよ」とメイクアップアーティスト(擬態)の安藤。
(やっぱり上から目線なんだ)と思いつつ、内心を察してくれた安藤に感謝して、「よろしくお願いします。」
よりキレイにしていただきます。
続きをどうぞ!
※引き続き安藤解説でお送りします
STEP8:アイブロウ
安藤:スクリューブラシで眉毛の毛流れを整えたらパウダーで眉毛を書いていきます。
*淡々と進んでいきます。
安藤:眉マスカラで眉毛の色を変えていきます。
眉毛が黒いままだと、存在感が強いんです。なので、ピンクベージュで存在感を薄くします。
*しかめっ面に笑う安藤の図。
眉マスカラを塗りやすくするためにあえてしかめっ面にさせられています。
STEP9:アイシャドウ
安藤:アイホール全体にアイシャドウを塗っていきます。
グラデーションを作ることで、より自然に仕上がります。
*濃いめのアイシャドウを目の際のところに塗っています。
安藤:下瞼はチップを使ってアイシャドウを塗っていきます。指で塗る方もいらっしゃいますね。
STEP10:アイライン
安藤:ダークブラウン色のアイライナーを引いていきます。これによって、眼力を引き出します。
*まるで歌舞伎役者(失礼)
STEP11:マスカラ
安藤:ビューラーでまつ毛を上げます。上向きの方が可愛いでしょ
岩永:可愛くしなくても・・・
安藤:しゃべると危ないよ。
*安藤の目つきがガチです。
安藤:マスカラを塗っていきます。可愛いから。
(岩永:あ、可愛くなるんだ・・・うれしいかも?)
*覚悟が決まった顔
STEP12:ハイライト
安藤:ハイライトをのせます。顔に立体感を出すためですね。シェーディングは影、ハイライトは光。
STEP13:チーク
安藤:血色感を出すためにチークを入れていきます。これでもっと可愛くなるよ
STEP14:口紅
安藤:リップを塗っていきます。赤く染めて可愛くしましょう♪
(岩永:・・・。可愛くなれて嬉しい。)
*リップの偉大さを見比べてください。
フルメイクの完成です!!
ナチュラルな僕はどこにもいません。
しかし!可愛い私もありかな?
令和のイワちゃんのトレードマークはこの鮮やかな唇よ!
なんて、内心でふざけて考えていたら、何やら隣に動きが・・・
*アシスタント(擬態)の八尋が安藤に耳打ちしています。
*目は口ほどに物を言うとは、まさにこの顔
*歓喜の振りむき
安藤:こんなに可愛いお顔になられたことですし、ウィッグまで着けられるのはどうでしょう?
岩永:ウィッグまでする必要はないような・・・。メイクを楽しむっていう目標は達成しましたし・・・
安藤:目標?可愛くなることでしょ?あと一歩で山頂の日出が見えるというのに、きついからとそこであきらめるタイプ?
岩永:(その例えは適切なのだろうか・・・)あきらめないタイプだと思います。
安藤:だったら、答えは出てますね。八尋さんつけて差し上げて。
フルメイク(ウィッグあり)完成です!!
メイクしていただいて、ウィッグまで着けていただいて?本当に充実した時間を過ごすことができました。
今回、快くメイクを引き受けてくれた安藤さんには本当に感謝しかないです。
と、思っていたところ隣から声が・・・。
「なんだか、物足りないね」
安藤は物足りないらしい。
「可愛さ成分の不足を感じるんです。あと少し何かを足すだけでもっと、可愛くなれるんだよなぁ」
・・・
メイクアップアーティスト(擬態)の安藤は、まだやる気のようだ・・・
*不満気な表情の安藤
安藤:目と口周りの明るさが欲しいね。ラメと口紅いっちゃおうか!
岩永:ラメって、キラキラしてるやつですよね?
安藤:そうそう、絶対可愛くなる。うん。やっちゃおう。口紅もラメに負けない色にしないとね!
*誰もノリノリの安藤を止めることはできないのである・・・
安藤:ラメはグリッターで直接まぶたにのせていきます。口紅は可愛らしいローズピンクを強気なレッドで上塗りします。
*可愛くなることに抵抗のない岩永
これで本当に岩永のメイクが完成です!!
メイク前がこちら。
そして、メイク後がこちら!
なんだか"つよつよな女"になっちゃったかも・・・!?
せっかくメイクしたので、社内でお披露目です。
*この驚いた顔を見れただけで、メイクした甲斐があります。
本当に可愛くなれているかは横に置いときまして、メイクする機会をいただけたことは本当によかったです。
情報としてのメイクではなく、自分で体験することで、メイクしてる方の気持ちが少し理解できたと思います。
口紅はすぐ色移りするのに、落ちにくかったり。
マスカラは初めてつけると違和感がある。
時間がたつとメイクが浮いてるような感じになる。
メイクしてないようなナチュラルメイクの難しさ。
etc
メイクは大変です。
2月からヒット配属となり、知らないことばかりですが、勉強して、体験して、ヒット屋らしく成長していきます!
どうぞよろしくお願いします!
以下おまけ。