エンジニアとクライアントの間で——ディレクターのコミュニケーション技術
ディレクターの仕事で一番難しいのは、技術でも段取りでもなく、コミュニケーションだ。エンジニアとクライアントでは、言葉が違う。大事にしているものが違う。物事の見え方が違う。その間に立って、両者が同じ方向を向いている状態を保つ——それがディレクターの核心だ。エンジニアとの話し方エンジニアとうまく働くために一番大事なことは、「曖昧な指示を出さないこと」だ。「いい感じにしてください」「ユーザーが使いやすいように」「早めに」——これらはエンジニアを困らせる言葉だ。何をすればいいかが明確でなければ、手が動かない。エンジニアに伝えるときは、「何を」「どういう状態にするか」「いつまでに」を具体的にする。...