こんにちは！人事の清田です。

今回は、当社のミッション・ビジョン・バリューについてお話します。ビジョンと聞くと少し抽象的な話に感じるかもしれませんが、私たちが何のために働いているのか、何を大事にしているのか、そこに込められた想いをなるべく具体的にお伝えできればと思っています。

当社に少しでも興味を持ってくださっている方がいれば、まずはこの記事を読んでほしいなと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

まずは当社の事業内容についてご紹介

当社は、「目の下のクマが気になる」「手の甲のシワが気になる」…など世の中の様々なお悩みに対し、解消できるような化粧品や健康食品を自社で企画開発し、ECサイト等で販売するD2C（Direct to Consumer）事業を運営している会社です。

お悩みを持ったお客様へのピンポイントなアプローチや、心を動かすクリエイティブのディレクション、精緻な分析・運用と、【WEBマーケティングに強い会社】という印象をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ミッション・ビジョン・バリュー策定の背景

そんな当社がこの度、ミッション・ビジョン・バリューを新たに策定しました！社長や管理職の他、中堅・若手社員も含めた部署横断プロジェクトを立ち上げ、トップダウンではなく、「自分たちの存在意義」と「会社の未来」を真剣に考え、完成させました。（1回3時間のワークショップを15回実施、大変でしたが良い時間でした）　　

では、策定の背景もお伝えしますね。

当社にも元々ビジョンはあったものの、そのビジョンを従業員が自分事として捉え、具体的な行動ができている、とは言えない状態でした。また、赤裸々な話ではありますが、商品部が想いをこめて作った商品を「自分はWEBマーケティングのスキルを付けたいだけで、別に化粧品には興味ないんだけど」という声が聞かれたこともあります。ー私たちが自社の商品に興味や誇りを持たない状態で、お客様に良いサービスが提供できるでしょうか？

もちろん、各従業員の働くモチベーションや目標が違ってもいいのですが、これからも成長し、お客様に求められる会社であり続けるために、全社で「自分たちが社会にどんな価値を提供していて、何のために働くのか」という目線の統一と、そこに向けて一丸となって行動するということが必要でした。

何のために働くのか。それは、当社の商品でお客様がお悩みから解放され、生活の質が上がり、生き生きとした毎日を送っていただくためです。私たちはそのために、妥協のない商品開発をし、お悩みを持った少しでも多くの方に届けられるよう努力を続けているのです。そんな想いを込めてミッション・ビジョン・バリューを策定しました。

Mission：　びっくりするほど良い商品で、世界のQOLを１％上げる

当社の商品開発ルールはシンプルに「びっくりするほど良い商品ができた時にしか発売しない」というもの。約800項目もの品質検査項目を設け、モニター調査で本当にご満足いただける結果が出た時のみ商品化しています。どんなに「買ってみようかな」と思わせる良いLP（販売ページ）を作ったとしても、商品が良くなければリピートはしていただけません。商品は事業の根幹です。

そんな商品で、“世界のQOLを１%上げる”　ことを目指しています。　※QOL＝Quality Of Life

世界中の全ての方にくまなくお届けするというよりも、まずは目の前のお客様に向き合い、QOLを上げることにこだわり、その影響の輪をどんどん広げて行き、結果として世界平均で１％上げる、という方向性です。一見小さな数値に見えますよね。しかし、日本の従業員数300名程の小さな企業が、世界のQOLを１%上げるということはとても難しいチャレンジだと思ってます。私たちは本気でそれを目指します。

Vision：　日本を代表する次世代のグローバルメーカーになる

ミッション実現のための、中長期的な理想の姿がビジョンです。

現代では、実店舗を持たずインターネットのみで流通する商品・サービスが増加しており、世界のいたるところでインターネット発信のブランドが生まれています。当社はそんな“次世代の”業界を牽引する存在として、日本を代表するグローバルメーカーになります。

Value：　「おもしろい」をカタチにして「ありがとう」を生み出す達人集団

ミッション・ビジョンを実現するための共通の価値基準・価値観がバリューです。「どんな組織であるべきか」ということにも近い概念です。ディスカッションを進める中で、私たちが大切にしたい価値観が２つ浮かび上がりました。

「お客様第一」と「プロフェッショナル」です。

当社は、商品部、WEBマーケティング部、カスタマーサービス部、管理部、人事総務部という構成です。会社が大きくなってきたことで便宜上部署に別れていますが、全従業員の最終目的はあくまでも共通して「お客様のご満足」。当たり前のことかもしれませんが、全ての仕事はそこに繋がっているのです。

お客様の満足に繋がりそうな、まだ実現されていない「おもしろい」アイディアを、机上の空論で終わらせるのではなく、検討を重ね、商品という形にしてお客様にお届けします。その結果として、「ありがとう」の声をいただいてはじめて私たちの仕事は完了します。そのために、プロフェッショナル＝社名にも入っている“達人集団”であり続けます。

また、このバリューには「自分たちも楽しみながら仕事をしよう」という想いも込められています。

例えば、自分自身が不調で仕事が辛くてしょうがない時、「誰かのために頑張ろう！」という意欲は湧いてこないですよね。まずは働く私たち自身が健康に、楽しみながら仕事に取り組むことが大切です。

そして、世界のQOLを上げるような成果を出すには、相応の努力が必要です。時には苦難も待ち受けるでしょう。その苦しい成長の過程もみんなで楽しんでやろう、そんな想いも込められているのです。

ここまでお読みいただきありがとうございます！　いかがでしたでしょうか？　

最終目的を「お客様のご満足」としている当社の想い、考え方が伝わっていたら幸いです。

ミッション・ビジョン・バリューは少し抽象的な文言だと思いますが、その裏には従業員のこうしたいという想いがたくさん含まれています。

私たちの大切にしていることや想いが少しでも伝わり、「良い会社だな」「この会社で一緒に働いてみたいな」と思ってくださる方がいれば、嬉しい限りです。

※本記事作成当時（2022年）の内容です。