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NPOに転職する人どんなひと?バックグラウンド別メンバー紹介!vol. 12「児童福祉」

カタリバには、
どんな人が転職してくるの?

まだまだ馴染みのない「NPOではたらく」というキャリアに関して、面談でも「どんな経歴の人がいますか?」、「教育やNPOの経験がないと難しいですか?」といったご質問をよく頂きます。

意外に思われることも多いですが、実はメンバーの経歴は多種多様です。

教員をはじめとした教育業界の経験者はもちろん、縁遠く感じられるコンサルティング業界や金融業界、メガベンチャーやIT企業の出身者など、様々なキャリアを持つメンバーが活躍しています。

そんなメンバーたちのキャリアや転職の想いは下記からお読みいただけます!

認定NPO法人カタリバの役員・従業員 - Wantedly
認定NPO法人カタリバの役員・社員など組織のメンバーをご紹介。予測不能な変化が起きる時代を100歳まで生きるかもしれない、今の子どもたち。 自ら人生を切り拓き、豊かに生きていくためには、生涯学び続ける「意欲」と変化の激しい時代を楽しみチャンスに変える「創造性」が必要です。 しかし、教育機会が平等に行き届いているはずの日本で、目には見えない「きっかけ格差」が広がっていると感じています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/katariba/members

…とはいえ、100人以上いるので、自分と似た経歴のメンバーを探すのも大変かもしれません。

そこで、この連載では経歴ごとにメンバーのプロフィールをまとめて紹介していきます!




vol. 12「児童福祉」

今回は、第12回として「児童福祉」分野からカタリバに転職したメンバーの紹介です。

前林正洋

前林 正洋のプロフィール - Wantedly
認定NPO法人カタリバ, アダチベース
https://www.wantedly.com/id/masahiro_maebayashi

カタリバ入職前の経歴

1991年生まれ、埼玉県出身。中学時代に通っていた個別学習塾が、当時の自分にとってのサードプレイス。教員以外の関わり方で教育に関わる仕事を漠然と思い描きながら大学進学した。新卒では発達障害児支援を行う株式会社に入社し、教室長として店舗の管理や人材育成、現場での療育、保護者支援等を行っていた。

カタリバでの経歴

2021年に入職、以降アダチベースにて子ども、若者たちの支援とステークホルダーとの連携を行っている。高校生支援チームの組成、区立中学校での校内居場所プロジェクトの立ち上げ等を担当し、現在は困難な環境にある高校生年代への支援事業の責任者を担っている。学校や行政ともパートナーシップを築きながら、子ども、若者たちへのより良い居場所づくりを担っている。


加賀谷悠

加賀谷 悠のプロフィール - Wantedly
認定NPO法人カタリバ, オンライン不登校支援事業
https://www.wantedly.com/id/yuu_kagaya_b

カタリバ入職前の経歴

静岡県磐田市出身、大学・大学院修了後、児童福祉職員養成所を経て東京都福祉保健局に2年勤務。児童自立支援施設の職員として、被虐待経験のある子どもや発達障害の子どもの生活指導に従事する。

カタリバでの経歴

2021年に入職、オンライン不登校支援事業room-Kの立ち上げから関わり、家庭伴走チームにおいて不登校の子ども・保護者支援の開発に携わる。2024年からは、room-Kがメタバース上で運営する不登校支援の居場所での現場運営・フロアキャストマネジメントを担当。


山中友香

山中 友香のプロフィール - Wantedly
認定NPO法人カタリバにて、相談チャット事業に配属。 子育て中の保護者の相談を受ける「カタリバ相談チャット」、連携自治体の児童生徒からの相談を受ける「ブリッジ」の企画や運営を担当。
https://www.wantedly.com/id/yuka_yamanaka_c

カタリバ入職前の経歴

中央大学文学部社会学科を卒業後、エン・ジャパン株式会社で法人営業として約3年勤務。その後、海外のストリートチルドレンや児童養護施設のこどもたちを支援する国際協力NGOにて約5年勤務。 その後は、株式会社LITALICOへ入社し約8年半勤務。特性の強いお子さんへSSTを直接行なう児童指導員として入社し、児童発達支援管理責任者へ。個別支援計画書の作成、保護者への相談支援やペアレントトレーニング、お子さんが通う園や小学校、関係機関との連携を担当。

カタリバでの経歴

2024年10月に入職、相談チャット事業に配属。子育て中の保護者の相談を受ける「カタリバ相談チャット」、連携自治体の児童生徒からの相談を受ける「ブリッジ」の企画や運営を担当。



★☆ メンバーアンケート ☆★

(1)カタリバに転職した理由は?

  • 公の福祉サービスや教育の枠組みでは、支援が届かないこどもたちがいると思ったから。
  • 困難を抱えている家庭において、相談できる人・資源の少なさが課題だと感じ、地域的制約や経済的なハードルに左右されない伴走システム作りに携わりたかったから。
  • 株式会社に勤めていると、常に会社の利益とこどもの福祉の間に立たざるを得なかったから。
  • 純度高くビジョンを追っていけると考えたからです。またNPOという組織形態のもと、多様なステークホルダー(学校・行政・寄付者・地域の方等)と協働してチームで仕事ができる点も魅力でした。


(2)カタリバで活きた前職の経験・スキルは?

  • 様々な断片的情報を蓄積させて色々な角度からアセスメントすること
  • 子どもを真ん中にした支援ネットワークづくりの視点
  • こどものさまざまな特性や合理的配慮への理解。
  • 発達検査(田中ビネー、WISC)の結果からお子さんの得意・苦手を概ね把握できること。
  • こどもと保護者、両者の視点に立てること。
  • こどもを診断(自閉症、ADHDなど)、あるいはグレーゾーン、ギフテッドなどの概念に押し込めない視点。
  • 一人ひとりの支援の見立てを立て、実践していくことです。支援方針や手立てが多様であるからこそ、前職の経験は活きたと思います


(3)苦労した(している)前職との違いは?

  • 成果を定義すること、仮説を立てるところから始めている点は違いがあると考えます。結果的に社会や子どもたちによりよい価値を提供していくために、僕達が何をしていくのかという点が常に求められることが特徴的で難しさもありますが、やりがいのある点だと思います。
  • 対面の支援から、基本的にチャットやZoomなどの支援に変わったこと。特にチャットでは、相談者の文面の中からその人の困りや背景、特性などを想像することが必要なので、慣れるまでは少し苦労しました
  • チャットというツールの特性上、またこどもの相談では小学校高学年や中学生も対象なので、希死念慮がある子にどう向き合うか…というテーマが前職より色濃くなりました。そこは、自分より経験がある職員に必ず相談し、一人で決めないことにしています。新たに学ぶことも多いです。
  • 主体的に課題を見出し、解決策を考え、周囲の合意・協力を得ていく必要があること
  • 変化と成長のスピードが速く、また組織への還元が求められていくこと




以上、今回は「児童福祉」分野からカタリバに転職したメンバーの紹介でした!

興味を持っていただいた方は、ぜひ下記募集の「話を聞きに行きたい」からエントリーをお待ちしております!

オープンポジション
多様な仲間と挑む、現場主義の毎日。正解のない現場で成長しませんか?
カタリバは、どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。現在では職員数150名、経常収益15億円を超え、国内でも有数の教育NPOに成長しました。 高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降はオンラインを活用して経済的事情を抱える家庭やメタバースを活用して不登校の子どもたちに学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。 Vision  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会 Mission  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 意欲と創造性をすべての10代へ Theme  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ・高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供 ・被災地の放課後学校の運営 ・災害緊急支援 ・地域に密着した教育支援 ・困窮世帯の子どもに対する支援 ・外国ルーツの高校生支援 ・不登校児童・生徒に対する支援 ・子どもの居場所立ち上げ支援 など ▶ NPOカタリバ 採用説明資料 https://bit.ly/3YtOAJS
認定NPO法人カタリバ


みなさまにとって、NPOではたらくことを少しでも身近に感じていただくきっかけになれば嬉しいです。
次回もお楽しみに!!

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