最近のスタートアップでは多いですが、弊社では実務に関係ある・なし関わらず、国内外のカンファレンスや勉強会に参加してどんどん学んでもらうことを推奨しています(費用は会社負担OKです)
私も勉強がてら、DataRobotのイベントに。
DataRobotとは?データサイエンティストのタスクの一部(統計とか機械学習)を担ってくれるAIサービス。SPSSとかSASより安くて使いやすそうです。
結論、色々と勉強になりましたが、私もクライアントからよく聞かれる『AIって何?』というのがうまく1スライドにまとまってたので共有です。
写真の下の方にチラリと写っているのが、DataRobotのCEOのジェレミー氏。
よくある、「AI→機械学習→深層学習」の順番に円が小さくなっていく図、は誤解を与えるというかうまく表現しきれていないとおっしゃていて、なるほどな、共感しました。
基本的にAIをビジネスに活用するには、1.自分たちのビジネスの知識や経験と、2.データ、3.テクノロジーを駆使する能力、の3つが必要です。1.は仮説構築に必須ですし、実際にAI導入後もそれを使っていくのは現場の方々です。
2.のデータについてはそのまんまの意味です。このデータをいい感じに揃えるのが実は一番の難関かと思いますが、一旦、今回は省きます。
3.テクノロジーを駆使する能力も重要で、DataRobotはこの部分をカバーしてくれそうです。実際、KDDIさんや大阪ガスさんの事例を聞いていると効率化はどんどん実現していきそうです。まあ、1と、ある程度の2がないとどうしようもないですが。
弊社はカスタマーサポートの現場に特化したAI「Karakuri」を提供しています。弊社でDataRobotの利用シーンだと、AIに投入するデータの前処理のクラスタリングやクレンジングに活用したり、Karakuri内の大量データを傾向値を見るのに利用したり、とまずはトライしてみようと思います。
とにもかくにも、虎ノ門ヒルズの会場が入りきらないくらいの人がきていたので、この分野への注目度は非常に高いんだなと思いました。
自社でAIを使うか、AIを駆使する競合他社にビジネスを奪われるか、どちらを選びますか?
DataRobotのCEOも割と刺激的なことを言ってましたが、、、、
本日登壇されていた大阪ガスの河村さんの書籍が参考になりそうなので、ご興味ある方はぜひ。
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ちなみに、弊社カラクリでもデータサイエンティストや、データを駆使してビヒネスをしたい企画担当、営業担当、システムエンジニアの方を募集していますのでぜひ。