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【社長コラム】特に女性はホルモンバランスに合わせた業務負荷のコントロールが、長期的パフォーマンス向上に重要だとおもってる話

当社の採用に関心をもっていただきありがとうございます。

今日は長時間労働が常態化してしまっている社員(特に女性社員)向けに健康について書いた社内コラムを共有します。


改善していかないといけないのですが、最近常態的に長時間労働になってしまっているメンバーの健康が気になっており、特に女性も多く働く会社なので、健康に気をつけてほしいという想いで書く。

ホルモンバランスが通年安定している私を含めた男性陣は、本質的に女性の月経周期によるホルモンバランスの変化が理解できない。
そしてできないがゆえに、つい体の状態が同じ前提で話をしてしまっていることが結構あると思う。男性陣には以下の図をみて理解してほしいが、女性のホルモンバランスは月経周期に合わせてかなり変化するし、それにより体調やエネルギーレベルの変動が大きい。

引用:【女性アスリート・トレーナー必見!】栄養学から紐解く月経と減量


「常に全力」は聞こえはいいのだが、体と心の状態を無視して「常に全力」をやっていると、結果的に体調を崩したり体を壊したりして、長期的パフォーマンスが逆に下がる結果になってしまうことは注意した方がいいと思っている。
なぜなら仕事は短期戦ではなく、長期戦(持久戦)だからだ。

では、

「女性はどのように月経周期と付き合うことがパフォーマンスを最大化させるのか?」

この問いに対して女性アスリートのトレーニング方法が、最近参考になるのではないかと思っている。

極度まで負荷かけて追い込んで競い合う女性アスリートは、月経周期との付き合い方がパフォーマンス向上にかなり重要な要素として認識されているようで、月経周期や基礎体温を常にモニタリングして、それに合わせて負荷をコントロールするトレーニングをしているよう。女性の生理周期は通常28日間で、以下の4つのフェーズに分けられる。
それぞれのフェーズでホルモンバランスが異なり、体の反応も変わってくる。そしてトレーニング負荷を変えている。

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月経期 (1-5日目):

  • 体の状態: 一番デリケートな時期。
  • ホルモンの状態: エストロゲンとプロゲステロンのレベルが低下。
  • 対策: 強度を下げたトレーニングやリカバリートレーニングを行う。

卵胞期 (6-14日目):

  • 体の状態: エネルギーレベルが上がり、集中力も増加。
  • ホルモンの状態: エストロゲンが上昇し始める。
  • 対策: 高強度のトレーニングを行う。

排卵期 (15-17日目):

  • 体の状態: パフォーマンスのピーク。
  • ホルモンの状態: エストロゲンのピークとテストステロンの一時的な増加。
  • 対策: 最大努力のトレーニングを行う。

黄体期 (18-28日目):

  • 体の状態: エネルギーレベルが変動しやすい。
  • ホルモンの状態: プロゲステロンが上昇し、エストロゲンも再び上昇。
  • 対策: 中程度の強度のトレーニングや、技術練習、戦略練習を行い、必要に応じて休息やリカバリートレーニングを取り入れる。

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重要なのは、
やるべき時(卵胞期〜排卵期)に高負荷でやりきる。
そして調整すべき時(黄体期〜月経期)は負荷下げたり休息を増やす。

これを逆転させると結局体を壊したり、長期的パフォーマンスが低下する。


仕事も同じで、いろんな締め切りや顧客都合など対外的な要素もあるので全部をコントロールできないけど、自分の体の都合を考慮して、スケジュールや負荷を調整していってほしいと思う。
(※月経周期や基礎体温モニタリングしていない人はモニタリングした方がいいと思う)

男性については、ほぼホルモンバランスの変動がないと言われているので、いかに筋トレや食事で日々のテストステロンレベルを高く維持できるかが肝だと思う。最近は30代でもテストステロンレベルが落ちて男性更年期と言われるような無気力や疲労症状がでている人が増えているような研究もあるので気をつけてください。仕事の意識だけ変えようとしても変わらないので、その前にやるべきことはテストステロンレベルの向上です。ちなみに私は、心拍数と基礎体温と睡眠質量を日々モニタリングして仕事やトレーニングの負荷や休息を調整しています。

まとめると、やるべき時にしっかりと高負荷でやりきることも大切ですが、時には負荷を下げたり、休息をとったりすることも重要という話でした。
長期的に持続可能な形でパフォーマンス向上を目指してほしいなと思っています。

というわけで、今日も明日も健康第一でお願いします!

(参考)

・ChatGPT 4o

五輪選手ら女性アスリート91%が実感 月経サイクルで変化するコンディション対処法



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