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アイエスエイプランが手がけるプロジェクトを紹介するシリーズ第三弾。
今回は、アイエスエイプランの中で唯一インフラ領域を担当されている、PM(プロジェクトマネージャー)として活躍する大阪オフィスのtomitaさんにお話を伺いました。
複数のインフラ領域に携わるプロジェクトを担当
―はじめに、tomitaさんの担当されているプロジェクトでは、どんなクライアントに対してどのような業務を行っているのでしょうか?
tomita:エネルギー系のユーザーをメインとするクライアント2社と、教育機関・地方自治体をメインとするクライアント1社のもとで、インフラ領域の業務を担当しています。インフラ領域というと、サーバーやネットワークに分かれるのですが、もともとはネットワーク中心のクライアントのもとで、インフラ領域の中のサーバーに関する部分を担当していたところから始まりました。
―アイエスエイプランの中で、インフラ領域を担当しているのはtomitaさんのプロジェクトだけとお聞きしました。
tomita:そうですね。今までの経験の中で貯まったナレッジを活かし、インフラ領域を専門として業務をしています。一般的にアプリケーション開発を専門とする企業は、インフラ領域については詳しくないため、インフラ構築を外注されることが多いんです。数多くの外注先がある中でも「アイエスエイプランに頼みたい」とおっしゃっていただけることが多く、大変嬉しく思います。
ーアイエスエイプランに頼みたいと思っていただけるのは、なぜでしょうか?
tomita:理由としては、インフラにあまり詳しくないクライアントに自分たちの専門性を活かして直接会話をして、クライアントの持つ真の課題を見つけて解決を提案するところにあると思います。これにはクライアントの内部に入ってヒアリングをし続けることが必要だと考えています。
絶対に止めてはいけないシステムを、どのように構成するか
ー「インフラ」というと、すべての基盤というイメージです。
tomita:そうですね。インフラの基本的な考え方としては、「どれだけシステムが止まることなく稼働することができるか」です。もちろん専門知識は必要不可欠なのですが、それだけでなく「既存のシステムがどのように動いているか」を理解した上でシステム構築を検討することが大切だったりします。
ー専門知識だけ持っていても、既存システムのできた背景や構成を理解しなければ、システムに落とし込めませんね。
tomita:その通りです。例えば「二つあるサーバーの拠点のうち、どちらか一つが動作できなくなった場合にはもう一方で対応できる」など、システムによって仕様は様々です。既存システムはどのような考え方を持って構成されていて、新しいシステムではどう組みなおしたらシステムが止まらないようにできるかなど、もともとの設計に対する理解をした上で、専門的な知識や新しい技術をもとにシステムを構成していくことが必要です。
「クライアントと一緒に考える」姿勢を大切に
ー高い専門性を持ち、仕事を任せていただいている印象を強く受けるのですが、その他にもクライアントとの関わりの中で大切にしている要素はありますか?
tomita:専門性を持っていることはもちろんですが、「クライアントと一緒に考える姿勢」を大切にしていますね。その姿勢があって、継続して仕事を任せてもらえていることに繋がっているのだと感じます。
ー例えばどんな場面がありますか?
tomita:そうですね、例えば、ユーザー企業から直接困りごとの連絡がきて、即座に対応するなんてことがありますね。
ー本来的には相談が来ることはないのでしょうか?
tomita:本来の相談窓口はクライアント企業になっているので、そちらの企業への相談でなくてはいけないのですが、まず真っ先にアイエスエイプランに連絡が来てしまうことがあります。本当は私たちの対応外になってしまうのですが、これは「きっとアイエスエイプランに相談したら助けてくれる」と思っていただけている表れなのかなと思い、対応してしまうところもあったりします。ユーザー企業の提案資料の相談に乗って対応したりすることもあります(笑)
ー問題が発生した場合には、絶対に解決してくれるだろうと信頼の置ける方に助けを求めたいですもんね。
tomita:そうですね。やはりクライアントからは、「自分たちのシステムに対して、どれだけ主体的に動いてくれるか」という点が見られているのではないかなと思います。結果、それが仕事の関わり方にも大きな影響を及ぼしていると感じます。
実績を評価され、新たな分野に挑戦
tomita:そういえば今度始まる案件を依頼された背景が面白くて…。クライアントから「今までやったことない分野だと思うけど、アイエスエイプランに任せたら上手くやってくれそう」と言われて、地方自治体に関わる新しい仕事をいただけたんです。
ーその分野を得意とする会社ではなく、やったことがなくても今までの実績を評価されて任せていただけたんですね。
tomita:そうだと嬉しいです。地方自治体だと、ひとつの開発をすると他の地方自治体でも使いたいという声があがるんですよね。今回は初めてのことでまた全貌が見えませんが、ここでうまくいけば、また次の新たな仕事に繋がると思っています。こうやってアイエスエイプランが対応した地方自治体パッケージが全国に広まって行き、私たちの仕事で全国を塗り潰していくことにパズルゲームのような楽しみを感じています。