目次
はじめに
ISTのVALUEとは
IST PANACHE
1.絶対的理想を追求する。
2.目的逆算「なぜなぜ思考」で、考え、考え、考え、動く。
3.自分の強みを磨き続け、突き抜ける。
4.できる方法を発明する。
5.超越的当事者意識で臨む。
6.全力で走り、挑み・失敗し、学び、成し遂げる。
7.正義と愛を胸に突き進む。
PANACHEとは
おわりに
こんにちは、広報の白さんです。
本日は外出しが初となる情報をみなさんにお届けしたいと思います。
特に今回のお話は学生さんからよくある質問である、「どんな人が多いですか?活躍していますか?」の回答にもなるかもしれません。
はじめに
ISTのサイトを見ていただいた方は気付いていらっしゃるかもしれません。
そう、私たちのサイトのどこをみても「ミッション」しか載っていないのです。
本日は、実際にミッションを実現するために私たちは何を大切にしているのか、ご紹介します。
ISTのVALUEとは
2022年4月、ISTは新しいミッションとして「すべてを、なくしていく。」を掲げました。
そのミッション実現のため、自分たちは何を大切にすべきか(=VALUE)を言語化するプロジェクトがその後約半年にわたり走りました。
”すべてを、なくしていく。”
この国の将来の鍵を握るDX。
未来を明るいものにしていくために、システム開発業界に蔓延るすべてのムダをなくしていく。
新しい常識を顧客、パートナーと共に創る。DXの在り方とやり方を、あるべき姿にしていく。
そのために、すべてをなくし、すべてを創っていく。本来あるべきシステム開発のスタンダード、ゼロ次DXで、
この国の未来を明るくしていく。
その破壊と創造の物語の参加者になるために、魂に宿るもの。
その物語を叶えていく主体者の、心意気。
心意気を創り広め、ひとりひとりの胸に宿るようになっていくことが、プロジェクトの目的です。
これから、
1,000人、1,500人、2,000人、3,000人、5,000人、10,000人、、、、、、となっていく、我々、情報戦略テクノロジー。
今いるメンバーは、ひとりひとり全員が、
この物語を、それぞれの個性と強みで創っていく、主体者となっていくのです。
物語を叶える。
そのために、ひとりひとりの胸の中にある心意気。
それがISTのバリューです。
そう考え、ISTのバリュー改め、「IST PANACHE(パナシェ)」を7つ定めました。
IST PANACHE
では、早速!以下にご紹介いたします。
1.絶対的理想を追求する。
顧客から依頼されること。それが必ずしも目指すべき理想であるとは限らない。
目的を果たすために、そもそも何が理想なのか?世の中と未来にとっての「絶対的理想」を顧客と共に描き、共に向かう。
2.目的逆算「なぜなぜ思考」で、考え、考え、考え、動く。
大きなことも小さなことも、すべてに必ず目的がある。その目的から逆算し考える。
ドリルダウンの「なぜなぜ思考」で考えながら動く。そうすることで、進むべき道、打つべきうち手は必ず見える。
目的逆算「なぜなぜ思考」を装着し、霧を晴らし道を開き、山の頂へ向かう。
3.自分の強みを磨き続け、突き抜ける。
それは仕事も人生も、豊かなものにしていくために。
オリジナルの強みを磨き身に着け積み上げていくことで、自信も信頼も積み上がっていく。
成し遂げるべきことにとって必要な人からの加勢も増える。
研ぎ澄まされて突き抜けていく強み同士の結合と「あなたで良かった」という想いの連鎖があるチームは強い。
4.できる方法を発明する。
共に創る「絶対的理想」を形にするために、前例・過去・常識に囚われずに、できる方法を日本中、世界中から探す。
なにがなんでも実現させる方法を探し動く。見つからなければ、行きつくための道を創る。
「ないものは発明する」という気概で。
5.超越的当事者意識で臨む。
「自分は〇〇の担当だから」「自分は責任者ではないから」という体裁の良さそうな言い訳で、楽をすることも逃げることもできる。
難しい山に登る時ほど、そう言いたくなる時がある。そんなことで理想は絶対に叶わない。
社内・社外、役職・肩書き、立場、役割。
すべての境界線を超えて、「誰かがやる」ではなくて「自分がやる」という、超越的オーナーシップとフォロワーシップで臨む。
6.全力で走り、挑み・失敗し、学び、成し遂げる。
全力で走りながら、挑み、失敗し、学び、改善を積み重ねる。
その繰り返しでプロジェクトの理想との距離は、一歩一歩、確実に近くなる。
たどり着くための自信も勇気も信頼も増していく。
成功から学ぶことも多いが、失敗から学ぶことはさらに多い。その学びを成長と成功の糧にして成し遂げる。
7.正義と愛を胸に突き進む。
この国で働く人、暮らす人に、そして未来にとっての正義と愛を胸に、プロジェクトの理想に向かって共に突き進む。
正義と愛の旗の元には、世界中の賛同が集まる。心意気を胸に。
以上が私たちが日々大切にしているバリュー、PANACHEです。
前提として、"PANACHE"は心意気でありますが、「必ず守らなければならないもの」ではありません。
7つの"PANACHE"の中で、共感できるものが増えたり、共感が深まったりすることを狙いとしています。
実際には「判断に迷ったら、立ち返る」判断軸として活用している場面も多くあります。
うまくいったときに「PANACHEのアレが出来ていた」と振り返ることもあります。
ですから、PANACHEはミッションを実現するための、仕事に向き合う心意気です。
ISTでは全員が共通言語としてPANACHEを使用しているので、目指す方向が合致しやすくていいな、と個人としても思っています。
コンテンツとしては以上となりますが、最後にそもそもPANACHEってなに?というところをご紹介して本日はお別れしたいと思います!
PANACHEとは
フランスの劇作家エドモン・ロスタンの戯曲シラノ・ド・ベルジュラックの最後において、主人公のシラノの死に際して、「皺ひとつ汚点ひとつ付けずに持って行くもの、、、それは自分の心意気だ」と言う場面があります。
「自分の心意気」という和訳がされているところの原文は「mon panache」 です。
mon は「私の、自分の」という意味です。
panacheは、「小さな羽」を意味するラテン語のpinnaculumが語源で、帽子などにつける「羽飾り」
という意味です。
古くから羽飾りが戦士のヘルメットにつけられていたことから、戦士の誇らしい振る舞い、騎士道的な勇敢さ、めざましい勇気、英雄的な勇敢さ、堂々とした品格などを意味します。
したがって、「勇敢さのある態度」「堂々とした態度」というような比喩的な意味で使われる言葉です。
英語でも同様の意味で"panache"という言葉が使われます。
「心意気」という言葉は、このようなニュアンスを一言では言い表せませんが、日本語の単語の中では、一番いい得ているかもしれません。
※「panache」のカタカナ表記について
フランス語の厳密な発音は「パナシュ」ですが発音しにくいため、カタカナ表記は発音しやすい「パナシェ」としました。
おわりに
こんなに全社員がPANACHEを理解して選択・行動している会社ってあるんだ!と入社したての頃に思ったのを覚えています。
今では自分に何が足りないか考えるとき、PANACHEを読み返すことで振り返りを行うことが出来ています。