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幸せな人とそうじゃない人の違いってなんだ?

みなさん、こんにちは。
おなじみ真理と心理の探求者こと、火起屋(戦略人事)の坂牧です。

2023年2月15日、バレンタインの翌日は代表誠吾さんの46歳の誕生日。

会議室から出てきた誠吾さんを皆で豪速球で囲い込み、老眼鏡とゲームセンターにあるロボットの手みたいなキャッチャー、本とワインをプレゼント。


(▲ワインの銘柄はインビジョンオリジナル、世界で一つのラベルです。)

最後は誠吾さんのお子さん二人が、ドラえもんとドラミちゃんのモノマネをして「最近お父さん帰ってこないから、おとりよせバッグで取り寄せよう」と奮闘する動画で締めでした。

いや〜、ほっこり。家族っていいですね。

さて、そんなほっこりした気持ちで執筆する今回のコラムテーマは「幸せな人とそうじゃない人の違い」について。今宵も語って参りましょう。

日本の幸福度ランキング、世界最下位


いきなり不穏な見出しですね。

私たちインビジョンの志は、「働く幸せを感じるかっこいい大人を増やす」。
じゃあ、日本の幸福度っていかほどなの?って話なのですが。

なんと、G7で最下位の56位。
そして子どもの精神的幸福度だけ切り取ると、38カ国中37位。
でも、身体的健康は1位という・・・・いやいや、日本、やばくないかと。

大人も子どもも、身体は健康なのに心が全然幸せじゃない。
悲しいかな、それが日本の現実なんですね。

幸せな人とそうじゃない人の違いって。


みなさんは、自分の将来はハッピーだと思いますか?それとも、苦労しそうですか?
中高生向けに実施している「らしさ教育」でも毎回同じ質問をしているのですが、回答は大体半々くらい。

一体なぜ、この回答の差が生まれるのでしょうか。
ハッピーな人とそうじゃない人の違いって一体なんなのか。
今回の記事ではそれを紐解いていきたいのですが・・

幸せな人とそうじゃない人の差って、何か大きなものがありそうですよね。
生まれながらの性格や育った環境、持っている能力など、沢山の時間をかけて出来上がった何かが理由なのではないかと感じる人が多いのではないかな〜と思います。
が、実際には違います。

将来幸せに生きる人とそうじゃない人の差というのは、鼻の先くらい、ほんの少しだけの違い。

それは、「自分は将来幸せだと思っているかどうか」。
イヤイヤ、何当たり前なこと言ってんのよという声も聞こえてきそうですが、もう少しお付き合いを。

「仕事で活躍できていれば」
「お金があれば」
「素敵な家に住んでいれば」
「素敵なパートナーがいれば」・・・

というように、将来の幸せに条件をつけてる人って案外多い。

「何かを手に入れたらその先に幸せが待っている」という思考。
断言しますが、この先に幸せはありません。

仮に求めていた何かができたとして、
それを達成した時はまた違う乗り越えるべきハードルを自分に課しているでしょう。
「もうちょっと、あともう少し、これができるようになれば、そうすれば…」
そうやって人は、一生終わらない螺旋階段を登ってしまっているのです。

脳のお話、「RAS機能」。


これは脳のお話ですが、
人間は毎秒、1100万ビットの情報を受け取っていると言われています。
1100万ビットってどのくらいかというと、文字数で例えるならばなんと400万字。
人は400万字分の情報を、1秒毎に、常に受け取っているのです。人間すごい…

でもその400万字分の情報を常に認識してたら、脳は大変なことになっちゃいます。
脳は省エネシステムなので、その1100万ビットの中の、0.001%だけを認識することにしました。

この情報の仕分け機能のことを、「RAS機能」と呼びます。


さて、このRAS機能さん。
一体何を基準に1100万ビットの情報から0.001%だけを取捨選択してるのか?

その答えは、「意識」です。

例えば、「あのブランドのバッグ欲しいな〜」って思うとします。
そうすると、そのブランドを持っている街ゆく人の姿がやけに目についたり。
「旅行行きたいな〜」と思っていたら、やけに旅行の広告が目に入ってきたり。
そんな経験、きっと誰しもあると思いますが、これはRAS機能さんの仕業です。

ブランドのバッグや旅行などはわかりやすいですが、これは目に見えない領域も同じ。
例えば「自分って本当にダメだな」と思っていると、「ああやっぱり自分ってダメなんだな」と思わされるような情報を拾い、記憶として貯蔵します。
周りから見れば沢山褒められてるのに「自分は全然褒めてもらえない」と嘆いている人は、その人自身が「自分はダメだ」という方に意識を向けているのです。

RAS機能さんは、自分が向けている意識の方向性に基づいて、「あなたが欲してるの、これでしょ?」とポジティブネガティブかかわらず、正確に情報を拾ってくれています。

必要なのは、先にそうなると決めること。

例えば、「自分はかっこいい大人であろう」と決めたとします。
そうすると、脳は無意識にそうなるための情報を探し始めます。
「かっこいい大人であるためには、こういうことが必要なのか!」、そう思わされるような話が耳に入り、情報が目につくようになるでしょう。そして仕入れた情報を、「やってみよう」と行動し、実際にそうなっていくのです。

もちろん、逆も然りです。


「自分は幸せになる」と決めた瞬間に、意識のスイッチは変わります。
本当に、簡単なことなのです。
沢山努力して、何かを成さないと幸せになれないなんてことはなくて、ただ意識の向け方を、変えればいいだけなのです。

「自分はきっと苦労する」「自分はずっと幸せになれない」「ずっとそこそこの人間だ」、そんな自分の意識に気づいて、「自分は楽しく生きる」「自分は幸せでいる」「自分は突き抜ける」と決めればいいだけなのです。

「何かができるようになったら、そうなれる」のではなくて、
「そうなろうと決めたから、そうなれる」んです。

かのマザーテレサも言いました。

”思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。”

本当に、意識をどこに向けているかで、行動が変わって、人生が変わります。
人生をハッピーに生きるには、他人や状況は実は一切関係ないのです。
人は望まない状況の時、だいたい周りの何かのせいだと考えてしまいます。
でも、全部自分の内側の問題です。本当に全てが、です。
自分が今のその状況をどう捉えているのか、つまりどこの側面に意識を向けているのか。

幸せを決めるのは、そこだけだったんです。

自分の人生自分次第。己はどう生きるのか


「自分の人生、自分次第」。もはや口癖のようになってきました。
結局私がコラムを書くと、ここに終着するんだなあと自分でも驚きです。
でも、それくらい心からそう思ってます。

インビジョンは「船に乗るより漕ぐ」人と働きたいと伝えていますが、これはただ単に「自走できる人」と働きたいとか、そんな話じゃないんです。仕事ももちろんそうだけど、自分の人生を自分で漕いでいる人、そんな人と働きたい。

自分の人生が心底自分次第だと思っている人は、ご機嫌です。
周りの人や環境のせいにしていると、しんどくなります。
だって、周りは自分じゃコントロールできないから。

「湧いてくる感情ですら、自分で選んでますよね」と、
入社当時に新卒のあかねが言っていたことを今でも思い出します。

人生をご機嫌に生きるには、自分の意識をどこに向けるのか。これがキモ。

今自分はどこに意識を向けているのか?メタ認知して気づくことが必要です。
ありたい自分の意識の向けどころはどこか?内省して自分と対話することが必要です。
あとは、決めるだけ。

ああ、人生って、人間って面白いな〜。と今日も思う私でした。人間に乾杯。

時間があったら、こちらも是非読んでみてね!

▶︎「自分らしい人生を生きるための必須アイテム「内省」とは?」

▶︎「船に乗るより漕ぎたいか?こんな人と働きたい!」

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