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この会社が生まれたワケ

この会社が生まれたワケ


ふと、世界を見渡すと「日本は本当に豊かな国だなあ」と思う。

この豊かな日本を築いたのは、戦後の日本経済を牽引した中小企業だと思う。

日本には、ニッチでも優れた企業がたくさんある。


しかしながら、中小企業の存在意義は、軽んじられているように思えてなりません。日本の就業人口の75%は中小企業に占められている。だから、中小企業が発展すれば、日本経済はもっと良くなる。中小企業で働く人が、誇りを持って仕事に取り組めれば、日本の景色は変わる。そう考えて、コンサルティング業を仕事に選んだ。


時は、2008年。100年に1度と言われるリーマンショックが起こった。

市場規模は35%にまでダウンし、多くのクライアント企業が倒産し、多くの仲間たちが、まだこの仕事を価値を感じる前に、会社を去ることになった。あの時ほど、悔しい思いをしたことは、後にも先にもありません。その後、生き残った会社であっても日本全国400万社のうち、約70%が継承者不在とされる現在にあって、廃業を選択するクライアント企業もありました。その会社もニッチだけど、グローバルNo1の技術を持つ企業でした。そしてその後、新卒で入社した会社は民事再生への道へと進みました。

あの時、もっとこうしていれば。

自分が働く会社において、思ったことは山ほどあります。しかし、どんなに仕事ができようと、1人で1億円の利益をあげようと、誰1人救うことはできなかった。その悔しさだけは、一生涯忘れることはないと思う。


クライアント企業に対して、「もっと収益性の高い事業にしていれば」、「もっと働く人が成長できる組織を作れていれば」、「あと数年早く新卒採用に着手していれば」。目の前で企業が潰えて行くのを見て、何もできない歯がゆさだけが残りました。もうこんな風景はたくさんだ。もう目の前で企業が潰えていくことはたくさんだ。それを救える企業をつくろう。そうして生まれた企業がイノマルです。



お客様に愛され、選ばれる会社

競合他社を凌駕する事業優位性

人が集まり成長する会社

人が辞めない愛される会社


2500社以上の経営者と話をして、

その要因は、ほんのわずかな差にすぎない。そう確信しています。

経営者の意志と、ほんの少しの知っていたか否かの差。


「経営観に、変革を。」


社長のほんのわずかな意志の差が、会社としての大きな差になります。

事業だけではダメだし、組織だけでもダメ。今のままではダメなんです。

景気が乱れた時、業績が悪化した時、それからでは遅すぎるのです。

あの日見た経営者の涙を。働く人々の顔を二度と見ない。


そのためには、「今、やるべきことを全うする」。経営者の心に今、刺さらなければ、誰も救うことなんてできない。

単なる商品売りの名ばかりコンサル会社には死んでもならない。

例え、大きな事業機会があったとしても、それがクライアントの本質的な発展にならないのであれば、そんな一人よがりのサービスは絶対にしない。経営観に、変革を与え、「優れた事業」と、「人が集まり輝く組織」を有するカンパニーを日本で一番生み出す会社でありたい。だから私たちは、経営者を選びます。志の低い人、愛の無い人、傲慢な人とは付き合いません。

そして私たち自身が**カンパニーとして、発展を続け、日本企業の存在意義そのものを変えて行きたい。本気で今、そう考えている。

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