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オーランが2ヶ月に一度、現場常駐の社員を対象に実施する面談。さらに6ヶ月に一度、年度初めに設定した目標に対する振り返りも行なっています。いずれも社員が自ら作成する「キャリアシート」をベースに、仕事の進捗状況や今の自分の立ち位置、目標の達成度を確認したり、ライフプランを見直したり、新たな目標を設定したり…。メンターのアドバイスやサポートのもと、次の2ヶ月、次の6ヶ月を一緒に考えていきます。
今回は常駐先のシステムチームでPM(プロジェクトマネージャー)の補佐を務める植原のキャリア面談に潜入しました。
プロフィール
【面談担当】
左:根本 真子
Webディレクター。2021年入社。新卒で入社した舞台業界の企業で5年間務め、さらなるキャリアアップを目指しオーランに入社。現場に常駐する傍ら、社内での面談と広報サポートを担当。舞台業界との関わりは、副業の活動にて継続中。
【面談者】
右:植原 由希恵
PMO。2020年入社。パソコン講師を経て2019年にIT業界へ転職。現場に常駐し、基幹システムの導入支援として要件定義や社内トレーニングなどを担当。物流や会計、業務効率化などを勉強中。最近、配置替えにより業務内容が変わった。
まずは現状の確認からスタート
根本:植原さんは、現在システムチームのPM補佐ですよね。今の立場での仕事はいかがでしょうか?
植原:PMと距離の近いポジションなので、色々な情報が入ってきますし、各部署との調整やミーティングも多いです。自分で専門用語や専門知識を習得するだけじゃなく、PMがやりたいことを汲み取って、もっとサポートできるようになりたいというのが現状です。
根本:現場の業務をきっかけに、たくさんの自己学習に取り組んでいらっしゃいますよね。
植原:色々と自分で勉強していることを公言しているので、現場からの期待値も上がってきている気がします...。その期待には応えたいんです。そして、頼まれた仕事を全うしていたらどんどんやることが増えてきましたね(笑)。
根本:グラフィックレコーディングにも挑戦しているようですが、どうして学習しようと思ったんですか?
植原:発言録・議事録をグラフィックと文字でリアルタイムに記録する方法です。最近ミーティングや、システムチーム内でのやりとり、顧客との折衝が増えてきて、その記録をビジュアル化してわかりやすく残せたらと思ったんです。文字だけではどうしてもコミュニケーションの齟齬が起きてしまうので、そこをクリアしたかったんです。
根本:前から思っていましたが、植原さんは課題を見つけて、原因を分析し、対応策を考えて実行するということを自らしていて、すごいと思います!
話題は目標へと進展
根本:PM補佐として、チームビルディングにはどう取り組んでいますか?
植原:「自分がいなくてもまわるのがマネジメント」というのを本で読んで、業務が属人的にならないようなチームづくりを行なっています。仕事を標準化・仕組み化して、誰かが休んでも、業務をスムーズに回せるチームにしたいんです。
根本:マネジメント関係の本はどうやって探していますか?
植原:アマゾンで探したりしていますね。
根本:たしか、植原さんは会社の福利厚生にある、書籍購入の補助を利用していましたよね?
植原:はい、遠慮なく使わせてもらっています(笑)
根本:キャリアシートを見ると、「企画立案力を磨くこと」を目標に挙げていますが、そちらは進んでいますか?
植原:結論から言うと、それは一旦停止にしようと考えています。興味を持つものが変化してきて、今の熱量的には、目の前にある勉強が優先事項になっています。企画立案は、そこに強い人と一緒にやるという手もありますし、その方がずっといい結果につながると思うようになってきたので。
根本:目標が変化していくのはOKだと思います!植原さんは前回の面談のあとに所属チームが変わったので、目標が変わるのも当然ですよね。ところで、「目の前にある勉強」というのは?
植原:ずっと忙しくバタバタしていたんですけど、システムの稼働も安定してきたので、勉強を再開してみたんですよ。そしたら勉強すればするほど自分の無知を実感して、もっとチカラをつけたいという思いがムクムクと…。
根本:PM補佐との両立は大変かもしれないですが、頑張りましょう!私も全力でサポートします。
そして面談担当根本から見る植原は…
根本: 植原さんはきちんと知識やスキルを積み重ねていて、要件定義も行なうようになりましたよね。期待に応えたいっていう気持ちも強くて、それが成長を生んでいる。とても素敵なことだと思います。
植原:ありがとうございます。でも本当は気がついたら、マニュアルや仕様書の作成とか、色々と行なう立場になっていたという感じなんです。チームをまとめて、プロジェクトを遂行することにも興味があるので、早くPMになりたいという思いもあります。この間、資質を見極めるテストをやってみたら「適性あり」でした。
根本:私も植原さんはマネジメントの適性ありだと思っています。基本的に視野が広いですよね。ところで最近、スポーツはバレーボールをしているみたいですね!
植原:あはは。それは常駐先の社員さんに誘ってもらって、ノー残業デーの日などにしています。疲れるんですがスッキリします。仕事以外での交流も、私にとっては嬉しくて。
根本:現場の方とするのはコミュニケーションが取れていいですね!私はリモートでまったく体を動かさないので、適度に体を動かすのは本当に大事だと思います!(笑)
この後も和やかにつづく…
おわりに
植原の成長が話の中心に展開されているのが印象的でした。自分のキャリアを常に考える機会があり、面談担当からの客観的にフィードバックがあることがオーランの特徴の1つであり、社員1人1人が「らしさ」を持って働ける理由にも繋がっていることが面談に潜入することでよく理解できました。