本日は、「マネジメント」について執行役員の二川とリーダーの半田で対談を行いました。誰しもが悩む、「マネジメント」とはそもそも何か、どんな人が向いているか、意識していることはなにか。改めて問い直すことで認識し直すこともあったようです。マネジメントに悩む方必見です‼
対談者紹介
二川喜文
- 現在は60名の組織の取締役 3つの事業部の責任者
- 2017年12月立ち上げ当時にのメンバーは4名。4年ちょっとでメンバーを15倍に。
- 目指すは筋肉質な組織
半田拓也
- 入社3年目でIS(インサイドセールス課)で20名のチーム責任者
- 現在、新たなマーケティング組織の立ち上げに関わる
- 誰もが輝ける組織を構築したい
そもそも、マネジメントとは?
お二人にとってマネジメントとは何ですか?
▼二川喜文(以下 二川)マネジメントが上手くいっている会社は存在しないと思う。うまくいっている部分とうまくいっていない部分に常に向き合っていくことがマネジメントであると感じてるな。
▼半田拓也(以下 半田)解釈という感じがします。どこにでもずっと課題はあって、掘っても掘っても出てくるものなので日々向き合っていくことが大事だなと思います。
▼二川 向き合い続けるって大事だよね。何より見捨てるのは嫌い(笑)
半田がマネジメントを始めて、最も苦労した事は何かな?
▼半田 チーム全員が同じ目標を目指している状態にすることが最も難しかったです。メンバーそれぞれ、将来の夢や目標、やりたいことは違うと思うんですね。それは非常に良いことだと考えています。ただ、会社として向かっている方向性を本質的に理解をして、メンバーの成長を進めていくというところをリーダーの仕事だと思っています。
以前、二川さんが仰っていたように、リーダーについて来させるのではなくて、会社の“ビジョン”に導く、という点にシフトして、目指しているものについてきてもらうという感覚で動いています。
初めはどうしても、「俺についてこい!」という雰囲気になってしまうので、そこが難しい点でもあります。
▼二川 そうだね!マネジメントとは直訳すると"管理する"という日本語になるじゃない?ただ、メンバーを管理するというわけではなくて、導くということを大切にしているな。そして目標達成をさせる。組織としての理想の姿や中長期的ビジョン、目標をとにかく伝え続け、そのGOALに導けるかが。
俺についてこいのリーダーは、良くも悪くも、そのリーダーがいる時にしか力を発揮しないかな。
「俺の目指すGOALを共に目指そうがいいんじゃないかな!」
▼半田 【リーダーは旗を立てて、目標やビジョンを決める。そして導き、メンバーたちの軌道修正も行っていくということだと捉えています!】
👇こちら、半田さんのインタビュー記事です。
補助輪論とは!?
組織としてのビジョン達成のために、リーダーとしてどのようなことを意識していますか?
▼二川 目的やゴールを設定し、それを明確にすること、それを言い続けることかな。
▼半田 常に【自分が一番燃えている状態】でいることや背中で見せるということも意識しています!
メンバーの結果を出すために意識してることは何ですか?
▼半田 目先のことだけに意識しすぎないようなコミュニケーションをとることを心掛けています。中長期的なその子のビジョンであったり、会社のビジョンを紐づかせた時に、今どのようなギャップがあるのかを一緒に見つけて、やるべき行動や試練を洗い出します。そして、ある程度まで伴走して自走できるように見ていくということです。そうすることで、やる気や結果もおのずと出てくるのではないかと思います。
▼二川 【自転車の補助輪】みたいなもので、始めは、サポートしながら走れる感覚をつけてあげる。良いタイミングである程度慣れてきたらその補助輪を外してみる。片方だけ外すのか、両方とも外すのか。サポートする量やタイミングを見極めて、自分でペダルを回して、バランスを取って進む練習をサポートをするようにしていく。
タイミング、外し方も人それぞれであって、「ここまできてごらん。」と進む距離の設定がある。この距離をどんどん伸ばしていき、いずれは目印がなくても1人で進んでいけるようになる。この力があれば、自走できているということになるよ。どこかでこけたりする場合もあるが、それはビジネスで言うと問題が起きているときで、ギャップを洗い出して導いていくというイメージかな。
この補助輪論、今振ってきたんだけど自分でもしっくり来たな!(笑)
今からできること
マネジメント力がある人は何を持っていると思いますか?
▼半田 【人に興味があるか】だと思っています!人に興味がない人に関しては、正直リーダーとしてのポジションにつくことは厳しいと感じます。この会社に入社して”人に興味を持つこと”も才能なんだと気づかきました。
▼二川 確かに!無関心からは何も始まらないよね。僕も常に人に興味を持ってる(笑)
半田がそう思うようになったきっかけは何だったの?
▼半田 例えば、会社において役職のある人であっても、最近調子どうですか?と聞いた際に、部下についてお話することは無く、聞いてもあまり出てこないという会話がありました。その時に、僕は自分の成果だけではなく、部下や組織全体の話しをすることが当たり前になっていました。人に興味を持っていることは当たり前ではないということに気が付きました。
二川さんは何かありますか?
▼二川 まず、人は関心がないと情報を取りにいかないし、入ってこないと思ってる。
「目に見えているものって本当に見えていますか?」
例えば、「今日、家を出発して最寄り駅まで何人とすれ違ったか言えますか?」ということ。
見えてるけど、関心を持ち情報を自ら取りにいっていないから、答えられないことがある。
情報を自分から意識的にとりに行くということは関心から始まっている。
物理的には視界に入っているけれども意識していないとそのものの情報は入ってこないよね。
つまり、【人に関心を持って興味を持って情報を取りに行くこと】によって、その人のためのマネジメントというものを考えられるのではないかな。
マネジメントの難しさはどこにあると思いますか?
▼半田 多種多様な人がいるからこそ、それぞれのマネジメントという無限のパターンが存在することが難しい点です。その人に合ったマネジメントをしないと、本来成長できたはずのメンバーができなかったり、離職につながる可能性もある。介在価値を見出せないかもしれないという怖さもあります。ただ、自分の力量が上がってくると伸ばせることもあるから、その点は楽しいです。
▼二川 難しさはGOALがないこと。それに自分の思った通りになったことが無い(笑)マネジメントって、型にはめて自分の思ったように動いてほしいって思ってしまうこともあるけど、そうするとうまくいかないんだよね。
動かそうって思うと動かないから、いかに所有観持って自ら気づいてくれる状態に導いてあげることが、難しさであり面白さかな。人が変わる瞬間に立ち会えた時も嬉しいな!結果、行動、表情などいろんなところでね!
対談お疲れ様でした!最後に一言お願いします!
正解もないし、終わりもないから
悩み続けることがマネジメントだと思います。
マネジメントに悩んでいる方は正解です!笑
記事を読んで、興味のある方はぜひカジュアル面談しましょう!^ ^
最後までお読みいただきありがとうございました!
私たちと一緒に働きませんか?
まずは気軽にカジュアル面談から!ご応募お待ちしております!!