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新たに資金調達を発表!HRBrainは組織もプロダクトも第二成長フェーズへ

2017年1月に「HRBrain」のサービスをローンチしてから丸4年になりました。有料導入企業も累計1,000社を超えています。組織もメンバー100名を超え、絶賛採用を強化しています。代表堀に、この4年間を振り返って感じていること、今後の展望についてインタビューしました。

この4年を振り返って、今感じていること


改めて振り返ってみると結構長かったですね。濃密な4年間でした。サービスローンチの前は1年間ほど開発に費やしている期間があったので、実際は創業してからもう丸5年弱になるのですが、とても昔のように感じます。

創業のきっかけ

創業に関しては、きっかけというより、もともと何者かになりたくて起業志向が強かったんです。最初は小学生高学年の頃から、明確には高校三年生の時くらいから自分で会社を作りたいと思っていました。

小さい頃からサッカーをやっていて、高校では強豪校に進学しました。割とうまかったんですよ当時は。今は、すばやく動いてるイメージが全く湧かないってよく言われるんですけどね(笑) ちなみにその時の先輩がHRBrainに出資し、CMにも出てくださっている本田圭佑さんです。

サッカー自体は17歳頃まで選手を目指してがむしゃらに打ち込んでいました。

ただ当時、少々ヤンチャだったり(笑)怪我などで重要な大会への出場のチャンスを逃すことが続いて、サッカー選手になるのは難しいなと感じたんですね。何より身近に本田さんがいたので、自分はここまでの選手になれないな、と感じたのも今となっては良かったのかも知れないですね。

選手を諦めて自分の取り柄がゼロになり、これからどういう風に生きていこうと考えた時に、やはり何かの分野で一流になるという事からは絶対に逃げたくなかったんですよね。

じゃあ何の分野に進んでいこうかと考えていた時に、ビジネスであれば17歳位から行動していけばきっと良いところまでいけるだろうと考えました。ちょうどソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さん、それから堀江貴文さん、サイバーの藤田さん等がインターネット分野で大きなインパクトを世の中に与えているということを知って、単純に憧れました。その頃からインターネットの分野での起業を考えはじめました。

それから自分なりに調べながら、学生時代にウェブサイトを作って美容グッズを売ってみたり、いろんなことをしてみたんですよ。

けどまあ当然全然スケールせず、これはダメだと思って。一度修行をしようという思いで、2011年にサイバーエージェントに入社し、そこから5年半、様々な経験をさせていただきました。

なぜHRTechで起業しようと思ったのか

なぜHRTech×SaaSで起業したかというと、僕の場合は必ずこの分野で起業したいという想いを持っていたわけではなく、とにかく凄い会社を作りたいと考えていました。

サイバーエージェントにいる時に痛感したのが、とにかく登りのエスカレーターで事業をする重要性です。 つまり伸びている市場に適切なタイミングでいるかということが何より一番大事だということです。

どんなに素晴らしそうなものを作っても、その市場とタイミングの見極めを見誤るとそこからの全ての頑張りが無駄になるという意識というか危機感がすごく強かったので、どの市場で何するかというところに関しては深く考えましたね。

2つ目は、競合の環境。時間が掛かっても競合よりも良いサービスを提供できそうか、その自信みたいなものがあるかどうか。そこに関してはやってみなきゃ分からないけども、冷静に周りを見渡してみたら少なからず自信があったんです。

3つ目は、自分たちにユーザーに刺さるプロダクトが作れるか、言い換えるとユーザー目線に立った感覚があるかは凄く大事だなと思っています。例えば僕は、人事評価やタレントマネジメントは、サイバーエージェント時代に、僕自身がマネージャーとして重要性を痛感しつつも実際の運用は紙やエクセルが多く残っていて、非効率さを感じていました。 そのためどういった所にユーザーのペインがあるかをある程度は掴めていたので、今の分野にチャンスを感じ市場選択しました。

結果的には、1番目の市場選びとタイミングおよびポジショニングに関しては想像以上にポジティブでした。当時はSaaSという言葉自体まだ浸透もしていない黎明期でした。期待はしていたけど想像以上だったんですよね。

DXやリモートワーク、もう少しマクロに言うと働き方改革含めて、どんどん追い風が続けて吹いてきた。追い風が吹く度に帆を張り、しっかりと風を受け続けることができていたので、今があると考えています。5年前と比べるとHRTechのマーケットの盛り上がりをすごく感じますね。

会社の変化

やっぱり一番強く感じているのは優秀な人を採用しやすくなったことですね。

僕自身はさっき言った通り、自分の中でHRTechが将来ホットになる分野だと思ってそこに賭けた部分がありましたが、世の中はまだ全然そうじゃなかったので、当時人事評価のクラウドサービスという一見地味に見えるテーマで優秀な人を採用するのはとても大変だと読んでいました。

実際に採用は一番大変でした。例えば当時は規模の大きな資金調達をしている会社やVRやAIといった分野の方が、シード期のスタートアップにおける転職市場においては我々よりもセクシーに見える時代だったので、そういった会社との相対評価になるから、なかなか選んでもらうのが難しかったです。

ただ、振り返ると本当に良かったこととしては、スタート時点から現CTOやVPoE、セールス担当役員といったキーマンが初期の初期に入ってきてくれたことと、その後に採用する人材の基準を絶対に落とさなかったことです。喉から手が出るほどとにかく人が欲しいというときもこれまで山ほどありましたが、採用基準は落とさずにやってきました。

それが今となっては、優秀な人がいるから優秀な人が入ってくるっていう良いループができていて、それは良かったですね。

今でこそ100名弱のメンバーがいますけど、3,40名ぐらいまでは、メンバーの半分はリファラルで採用してきました。そこは大きかったなと改めて思います。

なぜかというと、リファラルって自分の大切なお知り合いを仲間に入れるということだから、そもそも中がちゃんとしてないととか、事業が伸びていないと、そもそも誰も入れたいと思ってくれないじゃないですか。なので、自浄作用みたいなもので、そういうところに向き合えたのはリファラルを頑張って良かったなというところですね。

更に変わってきたことでいうと、プレーヤーが増え、投資も集まるようになってきたのと、お客さまの求めるクオリティが年々上がってくるので、SaaSプロダクトとして求められるレベルが格段に上がってきたというのがありますね。UI/UXが良いことはもはや当たり前になっているので、それ以上の価値を作り、提供しなければいけません。

やはりHRTechやSaaSに追い風が吹いてるので、事業がしやすい環境下にあるけれど、そこに対してプロダクトの価値を磨いて、実態を伴っていかないといけないと今後は厳しいと思ってるので、SaaS企業としては本質的な価値が試されてる時期かなと思っています。

もう既にSaaS企業には、ネクストレベルが求められていますよね。

新たに資金調達をして、第二成長フェーズへ

昨年12月、新たに資金調達を発表させていただきました。会社としては今まさに第2成長フェーズだと思っています。

戦いのレベルや求められるレベルがこれまでより一つ上がっている中で、よりレベルの高い経営を目指しています。これまで以上にレバレッジが効くような状況にしっかりと持っていきたいですね。

こんな人と一緒に働きたい

自分の腕に自信がある!腕試しをしたい!という方にぜひ来ていただきたいです。

今HRBrainは、思い切りチャレンジをするにはとてもいいタイミングだと思います。

ホットな分野は常に移り変わっていて、優秀な人がそのときホットな市場に集まるという歴史がインターネットの分野にはあると思っています。 そういうホットな市場で腕試ししてキャリアを作っていきたいという方にぜひ来ていただきたいです。 先ずは三年、自分のキャリアにレバレッジをかけたり自分のキャリアをブーストさせたいという方は大歓迎です。

現状の課題感としては、事業成長のスピードが速い状況下で、ミドルマネジャーを育成したり、リーダー候補を採用する重要性が高まっています。そういうところに可能性やチャンスを感じる人にもぜひ来ていただきたいです。

HRBrainで働くということ

自分達が事業展開している場所では、ユーザーや世の中の課題を解決していくことが、ビジネスを拡大させることと綺麗に比例しています。

一人ひとりがより生き生きと働ける世の中に、お客様の一社一社がより強い会社になるように、「人と会社のグロースパートナーに」真の意味でなれるようサービスを磨いていきたいです。

僕らが日々真摯にプロダクトに向き合っていくことは、人事分野のレベルを一段加速させ、日本企業の成長を促進していると確信しています。

これからますます人事が創造性を発揮できる仕事に向き合える環境を作ったり、またデータを活用し、従業員一人ひとりおよび組織のパフォーマンスを最大化させ、グローバルでも戦える企業を増やすためにも、しっかりと良いチームでプロダクトを作っていきたいと思っています。

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