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【社員インタビュー】エンジニアリーダーになった今、チーム一丸となってHEROZのポテンシャルを発揮していきたい

■AI業務に集中できる環境を求めて、HEROZヘ転職

ーー入社前のキャリアとHEROZへ入社した経緯について教えてください。

ものづくりへの興味から、大学では機械知能航空工学科で力学などを学んでいました。卒業後は電線メーカーに入社し、製造部門で携帯のコネクターの装置の製造などを行っていました。部材を3DCADで設計して装置を作ったり、AIとはほぼ関係のない環境にいましたね。年次が進むと業務は外部業者と社内の調整役がメインで開発している感じがなく、「自分で手を動かして何かを作りたい」と思う自分には少し合わないなと感じていました。

そんな時、会社が推進し始めたIoTに関係する部門に異動になり、初めてAI業務に携わることになったんです。AIを学ぶ内に興味も高まり、意欲的に業務を行なっていましたが、思った以上にスムーズにいかなかったんですよ。会社にはITリテラシーがまだほぼない状況で、社内にはIoTに関して懐疑的な社員もいました。そのため、ビジネスのコアな部分を打ち合わせたくても、まずは社内の説得に大幅に時間を費やさなければならなくて。「もっとAIに集中できる環境に行きたい」。そう思って、大学の先輩でもあったHEROZ社員の大井さんにコンタクトを取り、リファラル採用をしていただいたんです。

ーー前職とは異なり、AI業務がメインのHEROZへの入社にあたって不安はありましたか。

前職でも実務経験は少しありましたし、プライベートで競技AIのプログラミングコンテストなどにも参加していて、世の中のAI業務のレベルに対するイメージは持っていました。そんな中でHEROZの技術レベルの高さも噂には聞いていて多少不安はありましたが、学びながらついていければとポジティブに捉えるようにしていましたね。

■「AIの専門家として自分がどう貢献できるのか」それを考えることが仕事の面白さ

ーー入社して、どんな業務に携わってきましたか。

建築チームに配属されたのですが、最初に携わったのは竹中工務店さんとのプロジェクトで、AIの強化学習を使って空調管理をするというものでした。社内のこともまだ知らない上に強化学習に取り組んだ経験があまりなかったのですが、まわりの方にサポートをしてもらいながら多くのことを学ぶことができました。

たとえば、ソフトなどはクライアント側の装置に実装して動かさなければいけないので、AIエンジニアといっても、AIの部分だけではなく、フロントエンドを含めた幅広い知識が必要なんですね。そのあたりの勉強もしなければという意識が芽生えましたね。

ーーどんな所に仕事の面白みややりがいを感じていますか。

クライアントから課題が挙がってきた時に、AIの専門家として会社、そして自分がどういう風に貢献できるかを考えることが面白いんですよね。クライアントの要望に合わせて、費用対効果を発揮できる解決策をいかに考えることができるか。これは自分にとって面白さであり、仕事をする上で大事にしていることでもあります。

ーーこれまで、一番むずかしいと感じた業務はありますか。

たとえば、「こうして欲しい」「このパラメーターは使えない」といったクライアント側の要望や制約が、リリース直前に出てきた時などは大変だったりしますね。こうしたトラブルができるだけ発生しないように、コミュニケーションをしっかり取ってお互いの齟齬をなくすように心掛けています。

AIはやはり専門的な知識を要するので、プロジェクトを円滑に進めるためには、この処理を行うことで何ができるのかというI/O(Input/Output)を理解しておくことが重要なんですね。スライドを使ったりしてクライアントにちゃんとInputについて説明し、すり合わせるようにしています。

■HEROZにあるのは、みんなで文化を作り上げていく気風とそれぞれに専門性を持つ能力ある人材

ーー現在、入社して3年目とのことですが、HEROZで働く面白さはどんな所にあると思いますか。

前職の会社が創業約100年の老舗企業で、社員数も数千人いるような会社だったんですが、HEROZは創業約10年、社員数も100人以下の会社です。組織の伝統や仕組みがすでにでき上がっていた前の会社に比べると、HEROZは組織構造などが未完成な部分があります。

だからこそ社員のやりたいことが反映されやすく、みんなで文化を作り上げていくという気風があると感じます。アイデアを考えるのが好きな自分としては、提案すると受け入れてもらいやすいこの環境はありがたいなと思いますね。

ーー一緒に働くメンバーはどんな人達ですか。

それぞれに専門性があって、自分の能力を発揮している方が多いです。前職だったら、“専門性”というと仕事におけるそれを持っている人が多かったのですが、HEROZの人達は仕事に関係なく専門性のある技術を持っている人が多いんですよね。僕はそういった能力については弱い方ですが、Kaggleのようなデータ分析のコンペが好きなので、そのあたりの知識は幅広く収集するようにしています。

ーーHEROZには趣味を追求しているメンバーが多くいますが、中井さんは登山が趣味とお聞きしました。

こだわりの一つかもしれません。大学時代に山中を走るオリエンテーリング部に所属していたんですが、結構過酷だったので社会人になってからは登山に切り替えて趣味としてやるようになりました。これまでに百名山の内、98の山を登りました。

普段見られない景色に出会えるというのももちろんですが、登山の魅力はそれだけではありません。山頂というゴールがあるので苦労が必ず報われますし、時にゴールへ一歩づつ近づいている実感を持つことができる。仕事ではなかなかそうはいきませんけどね(笑)。そういった点が僕が感じる登山の魅力です。また、登山と大学時代のオリエンテーリングを通して、ゴールに向けてのルートを考えて行動する大事さを学ぶことができたと思います。登山の魅力として山頂という報われる魅力があることと、一歩づつ近づいている実感を持てることがあります。

■今期からエンジニアリーダーに就任!メンバー同士で支え合いながら会社が持つ力を発揮していきたい

ーー入社3年目で、2022年5月から新たに編成されたビジネスユニットのエンジニアリーダーに就任されましたが、打診があった時の率直なお気持ちは?

予想外でした(笑)。もう少しエンジニアとしての経験を積んでから、マネジメント業務を担うのかなと思っていました。でも、「ちょっと早いな」と思いつつも、うれしかったですね。

ーーご自身では、どの点を評価されたと感じますか?

HEROZは、プロジェクト担当者の「こういうものを作りたい」という意志が反映されやすい会社なんですね。そうした環境で業務経験が出来たおかげで、僕も自分の意志をしっかり提案することができましたし、その積み重ねが成果として認められたのではないかなと思います。

ーーこれから、エンジニアリーダーとして行っていきたいことを教えてください。

できるだけチームで効率的に動き課題解決というゴールに近づけるように、プロジェクトをまわしていければと思っています。それから、HEROZはクライアントからもAIの専門家として期待されている会社です。専門家としてAIに詳しいだけではなく、プロジェクトを導ける力を発揮して、僕らの提供する技術がクライアントの市場価値を上げるものであることをしっかり伝えらえるようにしていきたいです。

ーー今後、どんな方にチームに参画してもらいたいですか。

「自分はこれが好き」というものを、ひとつでも強く持っている方に来ていただけるといいんじゃないかなと思います。社内には、同じように強みを持っているメンバーが多いので。

エンジニアリーダーとして、メンバーそれぞれの強みを活かし、弱みは補い合いながら楽しく案件を進められればと思っているので、ぜひ多くの方に参画してもらえればと思っています。

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