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【社員インタビュー】 より挑戦できる環境を求めて大手企業から転職。開発チームリーダーとして提案型の組織作りを目指す今

■スピーディーに動ける開発環境を求めて、大手企業からの転職を決意

ーーHEROZ入社以前のキャリアを教えてください。

大手自動車部品メーカーで、自動運転車向けのソフトウェア開発をしていました。大学ではAIの分野を学んでいたので、研究寄りのことがしたかったのと既存事業よりも新しい技術の開発に興味があったことから、転職を考えるようになりました。転職の際に重視していたのは、研究開発費投入比率が高く、スピーディーに物事を進めていける開発環境があること。

ソフトウェアやAIは、新技術が1年経たないうちに陳腐化するような技術の足が早い業界です。大企業では意思決定までのフローが長く、1つのプロジェクトをスタートするにも長時間を要しますが、前職は特に人命にも関わるプロダクトを製造していたので、当然監査やチェックにも時間がかかっていました。もう少しスピーディーに動ける環境で仕事がしたいと思っていたのに加え、自動車関係のことはだいたい経験したので、そろそろ別の業界でもチャレンジしてみたいという気持ちもありました。多種多様な業界へのサービスを提供する会社を軸に転職先を探す中、候補として挙がったのがHEROZでした。

ーーHEROZ入社の決め手は何だったのでしょうか。

やはり、フットワークが軽くて動きが速いということはポイントでしたね。ベンチャー企業は特にその傾向が強いですが、HEROZが特徴的なのはその上で地に足のついたビジネスを展開している点です。いくら新しいことがスピーディーにできても、どこまでそれを継続できるかには不安があったりします。ですが、HEROZは新しいことをクイックに試す一方で、大手クライアントとの取引も多く、ビジネスとしてはしっかり王道を行っている安心感がありました。

それから、人事担当者の方の対応にとても好感を持てた点も良かったです。こちらの疑問点にも迅速かつ丁寧に答えてくださり、こまかい気配りやサポートをしてくれる会社だという印象を持ちましたね。

■入社3か月後には建設チームのリーダーに。技術力のあるメンバーと新しいことに挑戦できる、やりがいを感じる現場

ーー現在、どのような業務を行っていますか。

建設チームのリーダーを務めています。チームとしては、お客様の要望や課題に対するソリューションを技術的に提供できるかをまず実験し、上手くいったものをニーズに適応させてお客様に提供するという業務を行っており、私は各プロジェクトを担当するチームに入り、エンジニアリングの観点からサポートする他、自らメインで入っているプロジェクトでは実際に手を動かして、システム開発や修正などの対応を行っています。

ーーリーダーとしてチームをまとめるにあたり、心掛けていることを教えてください。

実は、HEROZに入社するまで、マネジメント業務を経験したことがなかったんですよ。だから、入社3か月で現在のポジションに任命された時は「まさか」と思いましたね(笑)。正直、今もやるべきことについては手探り状態で、チームメンバーに助けてもらいながら前に進めている状態です。そんな中で心掛けているのは、まず徹底的に聞く側に転じること、それからこまめなコミュニケーションを取ることですね。今はリモートワークで画面上だけでは相手が何を考えているかが把握しにくいので、定例以外にも必要なら積極的にコミュニケーションがとれる環境を作るようにしています。

ーー建設業界、またHEROZで働く中で、やりがいをどんな所に感じていますか。

建設分野は、データの蓄積や活用などのDXがまだあまり進んでいない状況です。そのため、やらないといけない、やりたいことはたくさんあります。実際にDX化を進めることで巨額なお金が流れますし、そんなたくさんの人やお金、そして莫大なエネルギーが投入される建設という分野に対して、自分達の技術を用いて最適化を図ることができるのは、やりがいにもつながっていると思いますね。

それから、HEROZで仕事をするという観点では、スキルレベルの高い人達とディスカッションをしながら物事を進めていけるのは、エンジニアとして幸せを感じます。また、HEROZはもともと将棋ウォーズというサービスを展開していた会社ですし、建設チーム自体、歴史のあるチームではありません。ノウハウがたまっている状態でもないので、結構手探りで業務を行っている部分が多くあります。だからこそ、いろいろな新しいことを試せますし、そこは個人的に面白さを感じられている点ですね。

ーー今後、建設チームをどんなチームにしていきたいですか。

チームの雰囲気はとてもいいと思います。これをリーダーが言うと良くないかもしれませんが(笑)。お互いにフランクに話せますし、感情抜きにフラットな状態でディスカッションをして、最適解を導き出せる人間関係が構築されています。それは表面的で一時的なものではなく、普段からのお互いの信頼感や心遣いなどを含めて成り立っているものだと思います。この関係は続けていきたいですが、とはいえ、メンバーそれぞれがもっと改善してほしいと思っている所もあると思うので、一緒に解決していきたいです。

現状、目の前の業務に取り組むのが精いっぱいで、新しいことや全体を良くしていく取り組みがなかなかできていないので、まずはそれを提案していけるチームになることが目標ですね。エンジニアだからこその技術的な観点でできることを探り、実現するために種をまくことが重要だと思っているので、それを促せる環境にしていきたいと考えています。

■自由度の高い、バラエティーに富んだ環境こそHEROZの魅力!異能人材の集合知で高みを目指せる会社でさらに成長したい

ーーどんな所で、HEROZでの働きやすさを感じますか。

リモートワークの仕組みが整っている点は、ありがたいですね。コロナが終わっても、このスタイルは継続されていくのかなと思います。あとは育休なんかも取りやすい雰囲気がありますね。子どもが体調を崩して病院に連れていくことになっても、メンバーに相談すれば快く対応してくれますし、サポートが手厚い。そういう風土みたいなものがあると思います。そして何よりも、深い知見や高い技術を持っている人がたくさんいるので、技術的に何かわからないことがあっても解を知っている人が社内にいる可能性が高い。これも働く上での大きな助けになっていると感じます。企業研究所とも似た環境ですが、部門ごとのスペシャリティが偏っていない点はこの会社の特徴ですね。この集合知をもっと活用できれば、会社全体としてより高みに行ける気がしています。

ーー今後、会社に期待していることはありますか。

たくさんありますね。まずは、今ある自由さはキープしてほしいと思っています。それを失ってしまったらHEROZの魅力も失われてしまうでしょう。自由だからこそ、いろいろな人が集まり、今のようなバラエティーある環境が生まれていると思うので。

それから、もっとメンバーが増えてほしいですね。現状、やりたくても人手不足で着手できていない課題なんかも多々あります。様々な野の人が集まってくれれば、そういう話にも対応できますし、できることが増えていくと思います。

ーーこれからHEROZで、どんなことにチャレンジしていきたいですか。

建設はもちろんですが、建設以外にもドメイン知識を広げていけるといいなと思っています。また、既存案件よりも大きなプロジェクトをマネジメントできるキャリアも積んでいきたいです。今、個人が自分のタスクに集中するあまり他が見えていないという状況も生まれているので、プロジェクト全体の時間の最適化につなげるためにも、まずは見えていない部分の可視化、マインド喚起なども進めていければと考えています。

あと一つやりたいと思っているのが、ワークフローの標準化です。今やっているAI業務は平たく言うとオーダーメイドなのですが、一品一様なものを作るためのワークフロー、作り方を標準化して、「こうやればあなたの欲しいものが作れます」というものができるのではないかと思うんです。そういうものをまず社内で標準化できたら、現在の業務をより効率化させて、自分がやりたいことでもある新しい技術の開発などへも取り組みやすくなっていくのかなと思ったりします。

ーーどんなメンバーにHEROZに参加してもらいたいですか。

まず、会社の価値観を共有できる人ですね。また、組織として実験的にいろいろなことに取り組める環境の中で、いろいろやってみたいというチャレンジ精神がある方は仕事もやりやすいですし、やりがいも感じやすいのはないかと思います。ぜひ、そんな方と一緒に働けたらうれしいです。

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