CA(キャリアアドバイザー)を始めて約4ヶ月になる仲さん。
変化の要因や将来のビジョンについて伺いました!
工場勤務から人材ビジネスへの転身
ホールハートに入社したのは、2022年の3月。
それまでは大手メーカーの工場で働いていました。
高校を卒業してから3年ほど工場で働いていましたが、将来は両親が経営している保険代理店を継ぐことを考えていました。
工場勤務時代は、自分含め周りにもコロナ禍で金銭面で困っている人が多く、お金のことを勉強して教えてあげていました。
すると、
「教えてくれてありがとう!」
「助かった」
など、褒めていただくことが多く、これを仕事にしたら楽しいだろうなと感じていました。
そこで、まずAFPやFP2級の資格を取得しました。
しかし、両親が経営している代理店を継ぐことを考えた時に、必要のない商品やいい商品ではないものも売らないといけない可能性もあることを知り、今すぐに継ぐのはやめようと決意。
当初は自分ひとりで会社を立ち上げようとしていました。
そして、独立型FPを育てる会社経営者の方にTwitterで連絡をとり、直接お話ができることに。
そこで言われたのは
「まず大事なのは営業力」
ということでした。
力をつけるために、転職を勧められ、紹介していただいたのが石渡さん(『はじめてのエンジニア事業部長』)でした。
お会いしてからスグに入社まで話が進み、あっという間にホールハートに入社することに。
「営業をやりたい」と思っていましたが、人材ビジネスをやるつもりは全くありませんでした。
ですが、人材紹介事業は個人も法人も経験できるのがとても良いなと思いました。
どちらも経験することで、より営業力が身につくんじゃないかと考えています。
CA(キャリアアドバイザー)をやってみて
最初の1ヶ月間は1日に2,000〜3,000件ほどスカウトを送ったり、電話をかけたりしていました。
入社2ヶ月目からは本格的にCAとして動き始め、やっと自分なりのスタンスが見えてきた感じはあります。
しかし、当初はとても苦労しました。
大きく分けると、2つ苦労した点があります。
1つ目が、年齢についてです。
求職者のほとんどが自分より年上になるので、若くみられないようにしたり、見下されないようにどうすればいいか、ということを常に意識していました。
そのため、最初は年齢を言わないようにしていましたが、今は意図的に年齢を伝えることもあります。
そのほうが、フランクになんでも話せることもあるからです。
そして、「一緒に頑張ろう!」という同じ目線に立つことを意識しています。
また、転職したら終わりではなく、長期的な関係を築いていけるような努力をしています。
2つ目が、エンジニアについて知識がなく、知らない言葉が多くあった点です。
分からない言葉が出てきたらすぐに調べて、即時に解決するよう努めていました。
そうすると次第に、パズルのように全体が掴めてくるようになり、勉強してきたからこそ、知識となり、今はしっかり話せるようになっています。
面談で意識していること
求職者と話す際には、【否定しない】ということを意識しています。
「でも」という言葉は使わず、「であればこうじゃないですか?」や「それならば」等の言葉を使いながら、求職者が納得できるような面談になるように努力しています。
面談の流れとしては・・
アイスブレイク
▼
ヒアリング
▼
エンジニアの概要説明
▼
質問
で話をしています。
なかでも、エンジニアについての話はいちばん時間を取るようにしています。
なぜかというと、エンジニアについて求職者にしっかり理解してもらうことで、入社後のギャップを埋めることができると思っているからです。
また、求職者とのやりとりの質を高めるようにしています。
もともと候補者とのLINEのやりとりが下手だったのですが、今は改善し、当日リマインドを送るなどの細かい配慮を欠かさないようにしています。
結果が変わってきた理由
ここ数ヶ月で数字が上がってきたなと感じています。
社内で調査している【求職者のアンケート】があるのですが、満足度が高く、それが結果として反映されているのかなと思います。
満足度が上がってきた理由としては、求職者にわかりやすくスムーズに話せるようになったことがひとつの要因だと思っています。
初めのころは『伝わっていないな』と感じることが多かったのですが、今は専門用語を使い過ぎるのをやめ、誰もが知っている物事に例えて話すようにしました。
アニメのワンピースやスポーツに例えて、エンジニア未経験の方がイメージしやすいような伝え方をしています。
相手が理解できるような伝え方をしたことで、候補者の行動も変わってきたなと感じています。
実際、候補者が面接でちゃんと答えられるようになったり、自分で勉強してくれるようになり、6月頃から感触が変わってきました。
また、面談数にコミットしたのもよかったのかなと思っています。
数をやることで、徐々にどのように面談すればいいのかが分かり、パターン化して話しやすくなりました。
最近、数字が上がってはきていますが、もし数字が立たなかったとしても、変なところは候補者に紹介しないということを貫いています。
そこがブレたら負けだと思っています。
今後のキャリアについて
ゆくゆくはリーダーになりたいと思っています。
新しく入社する方は、年上の方が多いですが、年齢関係なくマネジメントができるようになれば、将来的にもそのスキルが活かせると考えています。
また、今後は企業との繋がりを増やしていきたいです。
企業との密な関係を作れたら、ホールハートの紹介だからこそ内定が出るということもあるかもしれないので、求職者にとってメリットがあると思っています。
自分自身としても、企業とコミュニケーションを取ることでビジネススキルを上げていけると感じています。
企業の方に、確認のためすぐに電話するのですが、仕事だけでなく、プライベートの話もして、話しやすい存在になれるように工夫しています。
個人としては冒頭に話した通り、将来的にはFPになりたいと思っています。
お金に困っている方は、職にも困っていることがあるので、FPと人材紹介の両方の仕事を両立していきたいです。
やりたいことはいろいろあるのですが、当面の目標としては自分主導で円滑に進められるようになることです。
リーダーとしてマネジメントができるようになるためにも、FPとして仕事ができるようになるためにも、もっと成果を上げていこうと考えています。
『はじめてのエンジニア』事業を立ち上げてから記念すべき100人目の転職支援を仲さんが担当