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バリュー浸透のポイントは“普段使い”できるかどうか。Gunosy Prideリリース後の動きを追ってみた。

こんにちは、役員秘書のmelです。Gunosyでは昨年8月に全社員が共有するバリュー(価値観と行動指針)をアップデートしました。その名も『Gunosy Pride』(以下グノプラ)。グノプラができる以前は『Gunosy Way』という10箇条のバリューが存在していたため、そこに込められた思いやコンセプトを継承しつつ、さらなる成長に向けてより価値の高いサービスを提供するべく再構築されたものです。

しかしバリューは策定してからが本当のスタート。しっかりと社員の間で浸透し、実際の業務や行動に結びついてはじめて成功といえます。リリースから約1年…われらがグノプラは果たしてどうなっているでしょうか。現場を探ってみます!

https://www.wantedly.com/companies/gunosy/post_articles/347946

※Gunosy Prideができるまでのプロセスを追った記事もあわせてお読みください!




取り組み①:役員の朝会スピーチ

Gunosyでは毎週月曜日に、全社員が集う朝会を実施しています。その中のいちコーナーとして役員が交代でスピーチを行なっているのですが、ここでグノプラを織り交ぜたお話をしていただいています。それぞれの業務や日々の気付きに絡めたスピーチなので、グノプラをより身近に感じられることが特徴です。中でも取締役の間庭さんは「こんな時に立ち返ろう」とグノプラの具体的な活用場面を提案するなど、常に浸透に向けて工夫して下さっています。

これまでさまざまな名スピーチが生まれていますが、個人的に直近で印象に残っているのは、岩瀬執行役員の「百年クオリティ」を目指して大事にしている仕事のやり方です。

1.その仕事の価値は何か?を明確にすること

2.ゴールへの道筋を設計すること

3.責任者のつもりで自分の品質をレビューすること

以上の3点を通じて「これでいい、ではなく、これがいい」と胸を張れる百年クオリティが出せるようになる、と語る岩瀬さん。

各バリューの意味をしっかりと咀嚼し、仕事のすみずみに染み込ませていることが伝わってくるようなスピーチでした。これからも役員スピーチはグノプラ浸透に向けてその役割をますます重要なものにしていくでしょう。


取り組み②:MVP選定基準にもグノプラが

半期に一度の社員総会で最も盛り上がるコンテンツの一つがMVP発表です。MVPは職種ごとに最も課題解決をした社員に贈られる賞。セールスを筆頭にマーケティングやエンジニア、コーポレート、さらには新人賞、ベストマネージャー賞などエントリー対象の幅広さが特徴です。

MVPの選出にあたっては社員投票をもとに役員会議で決められるのですが、選定基準に含まれているのが、何を隠そうグノプラの体現度合い。課題解決への取り組みや定量評価に加えて期間内にどれぐらいグノプラを実践したか、が問われるのです。

ここで、投票コメントの一部を抜粋して紹介しますね!

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●散らばっていた情報をマニュアルにまとめ、情報インプットの効率化を実現してくれました。百年クオリティを体現していると考えます。(百年クオリティ)

●ファクトベースで施策の舵を取りながら、自らも手を動かし事業課題の解決に貢献してくれている(サイエンスで機会をつくる)

●外部のステークホルダーも含めた難しいプロダクトの中で、三方よしの精神を忘れずに仕事に取り組む姿勢が見られたため(三方よし)

※一部社外向けに言い回しを変更させて頂いております

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仲間からの賞賛を得るには、普段からバリューを意識した思考や行動が求められるんですね。同時にバリューに沿った取り組みが圧倒的な成果に結びつくということの何よりの証明といえるでしょう。

取り組み③:グノプラチャンネル開設

弊社の主なコミュニケーションツールはSlackなのですが、ここに『グノプラチャンネル』を開設。「三方よし」「百年クオリティ」「サイエンスで機会をつくる」「逆境に熱狂せよ」の4つのスタンプが押された投稿が自動的にチャンネルに流れてくる仕組みです。

このSlack部屋にグノプラにまつわるさまざまな投稿があがってくることで、社内でどんなグノプラな話題で盛り上がっているかがわかるようになります。またそんな投稿に刺激を受けてモチベーションが上がったり、この部屋に取り上げられるような行動をしよう、と自然と意識がグノプラに向かう環境が整いつつあります。

これらの取り組みで社員の頭の中にグノプラが染み込みつつある、と思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか?周囲の社員に聞いてみました。

<現場のコメント>

  • 自社のバリュー4つを自信を持って言えるようになり、意味もしっかり理解していること自体がとても良い状態だと感じています!
  • 個人的には、グノプラができた当初は逆境に熱狂せよの精神に惹かれていましたが、最近では百年クオリティの観点が体現できているか?をよく意識するようになりました。

■ ■ ■

と、いうことでリリースから約1年という段階でのグノプラ浸透度合い、いかがでしたか?

役員の朝会コメントやMVP選定基準など、日常で目や耳にする機会が結構頻繁にある印象です。さらにそれを後押しするかのようなグノプラchannel。社員にとってはもうすっかり“普段使い”できる行動指針と化しているのではないでしょうか。

バリュー改定のその後は、これからもさまざまな形で発信していきたいと思います。次回もお楽しみに!

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