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社員インタビュー#4|「拘って、考えて、創る」を合言葉に。クリエイターと共に『家』をプロデュースする事業部を目指して(ファンコミュニケーション事業部 部長)

みなさん、こんにちは。
GROVE株式会社 広報の笠原です。

今回は社員インタビュー第4弾!

D2Cブランドやクリエイターグッズのプロデュース、POPUPイベントやアーティストライブなどのリアルイベントの運営、楽曲やLINEスタンプなどのデジタルコンテンツの制作販売等を手掛けるファンコミュニケーション事業部部長の岩堀さんにインタビューをしてきました!

岩堀さん自身の経歴をはじめ、ファンコミュニケーション事業部の立ち上げからこれからの展望までたくさんのお話をしていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください!


<Profile>
Name:Takuma Iwahori
Position:ファンコミュニケーション事業部 部長

–History–
2017.04 GROVE株式会社 入社
               メディア事業部 配属
2017.10 インフルエンサー事業部 異動
2019.04 インフルエンサー事業部リーダー 昇格
2020.04 タレントマネジメント部 異動
               タレントマネジメント部リーダー 就任
2020.09 ファンコミュニケーション事業部 異動
               ファンコミュニケーション事業部リーダー 就任
2020.10 ファンコミュニケーション事業部 部長代理 就任
2021.01 ファンコミュニケーション事業部 部長 昇格


Q.GROVEに入社してから今までどんな業務に携わってきたのか教えてください

GROVEに入社した当初は下から2番目に若く、弟分的な存在でしたが、6年半が経った今では事業部長を任せていただけるようになりました。

この6年半は、良い意味でGROVEにいる誰よりも幅広い業務に携わってきたと思います。

動画メディアを運営する新規事業に惹かれて入社し、半年間その業務に従事した後、営業部へ配属されました。

当時の営業部では、ゲームクライアントの新規開拓や、既存取引のある代理店さんとのクライアントワークをメインにしつつ、クリエイターのマネジメントも兼任していました。

営業部でMVPを取ったことをきっかけに、チームリーダーに任命していただき、社員のマネジメントも行っていました。その後、今まで一緒になっていた営業とクリエイターマネジメント事業が別々の部署として発足することになり、自分はクリエイターをマネジメントを行う部署のマネージャーに就いた後、現在の部署の部長に任命されました。

入社当時の自分には「これをやりたい!」といった明確な目標はなく、会社やお客様に求められることを求められる以上にやろうという気持ちでいたので、幅広く多くの業務に携われたことは、非常にいい経験だったと思います。


Q.ファンコミュニケーション事業部の立ち上げに至った経緯を教えてください。

親会社のAnyMindが企画、生産、デザインの作成、EC立ち上げ、物流、カスタマーサクセスといった、D2C事業を行う上での全てのリソースを組織で持っていて、その事業と連携したビジネスをGROVEで行うことになりました。

ちょうどその頃、競合他社で人気クリエイターが所属事務所を辞めて独立する動きが増えてきていて、業界全体としてクリエイターが事務所に所属する意義を問われていました。

そのため、GROVEもクリエイターと共にビジネスを行う上で、YouTubeのアドセンス収益頼りにならない、新しいクリエイターの経済圏を作っていくビジネスモデルを構築する必要があり、親会社と連携しながら最短スピードで事業部を発足しました。


—社長から事業部の立ち上げを任された際、不安はありましたか?

不安はなかったです。

最短スピードでクリエイターやファンのニーズに応えられる事業ができるところに惹かれ、今まで幅広く事業をやってきた経験も活かせるのではないかという思いもあり、打診されてすぐに「やります」と即答しました。



Q.ファンコミュニケーション事業部の立ち上げで大変だったことや苦労したことはありますか?

立ち上げ当時は部署のメンバーが自分1人しかいなかったので、何をするにも大変でした(笑)

周りに初対面の人たちしかいない慣れない環境で、仲間を集めたり、親会社とのナレッジやフローの共有を事細かくやらないといけなかったりと、やらなければいけない領域がとにかく広い且つどれもが未経験...という状況だったので、最初の頃は毎日必死に業務に取り組んでいました。さらに、業績も求められるのでとにかく刺激的な環境でしたね(笑)


Q.改めてファンコミュニケーション事業部のミッションと事業内容を教えてください

少し古風ですが「拘って、考えて、創る」を合言葉に掲げていて、クリエイターとファンと共に思い出に残るコンテンツを創る事業をしています。

具体的にいうと、ファッションブランドやファングッズの制作を軸にしながら、POP UPやファンミーティング、音楽ライブといったリアルイベントの運営を行っています。

また、むくえな、ミルと365日、みゅうの3組のクリエイターをこの部署でマネジメントしています。

この3組のクリエイターはファンビジネスを活動の主軸にしており、事業部としてはブランドやファン向けのコンテンツ制作をベースに置きつつ、企業案件の稼働や動画撮影などのサポートを行っています。


Q.ファンコミュニケーション事業部が担当するクリエイターへのマネジメントについて、大事にしていることや特徴はありますか?

担当している3組のクリエイターの共通点は、熱量の高いファンが多くいるところとクリエイター自身も同じくらいファンのことを想って活動しているところです。

そのため、僕らも同じ熱量で向き合いながら、一緒にコンテンツを作り、その文脈に沿いながらその他の活動を支援していくというスタンスを大事にしています。

タレント業や女優業などマスメディアを通じてステップアップをしていくクリエイターとは方向性が異なり、ファンに対してどう発信していくかというところを最優先の軸において活動をしているので、ファンコミュニケーション事業部だからこそできることや担当する意味があると思っています。



Q.その他ファンコミュニケーション事業部だからこそ経験できる業務があれば教えてください

先程と似たような回答になってしまうのですが、グッズ制作だけを事業としている会社もある中でGROVEとしてなぜこの事業を推進しているのかというと“グッズやブランドの枠に囚われないクリエイター経済圏を作っていく、そこにGROVEがコミットできる状況をたくさん創っていく必要がある”と考えているからです。

代表的な例としてむくえなが挙げられるのですが、グッズ制作から始まって、楽曲制作、ファンミーティング、ライブイベント、書籍、メディア出演といったサイクルを作れており、アイデア次第でどんなものにも挑戦できていて、まさに僕たちがやりたいこと、できることを全て体現してくれている存在だなと思っています。

定期的に一つ一つクリエイター本人とコミュニケーションを取りながら、一緒にコンテンツを企画して推進できるので、グッズを作る部署、ブランドを作る部署といった枠にとどまらないのが面白いポイントだと思いますし、その分枠にはまらない面白い経験が得られると思います。


Q.ファンコミュニケーション事業部のやりがいはどんなところにありますか?

ファンコミュニケーション事業部では数ヶ月間かけて準備してきたものが一瞬にして結果となって現れるので、クリエイターとファンの反応が良かった時はすごく嬉しいですし、それによって目標を達成できればより嬉しいです。それに尽きます!

部署が始まって2、3年経ちますが、全く飽きることが無いですし、準備してきたものが世の中に出ていく瞬間は毎回緊張しています。

今年に入ってからはオフラインイベントを積極的に開催しているのですが、目の前でファンが喜んでいる姿を見たり、「ありがとう」と直接言っていただけたりする機会はとても貴重で、そこに制作から販売までのクリエイターとファンに関わる全ての工程にプロデューサーとして携わる魅力ややりがいがあると考えています。


Q.ファンコミュニケーション事業部はどういった人が向いていると思いますか?

僕は大のサッカー好きなのですが、一緒に働いている部署のメンバーもみんな何かしらのオタクか熱狂しているものがあります。

エンタメが好きで、常にファン目線でいられることはこの事業を行っていく上で非常に大きい資質だと思います。

また、クリエイターと一緒に制作をする事業なので、クリエイター想いな人で、クリエイターとしっかり向き合っていけるような人が向いていると思います。


Q.部長として部内のコミュニケーションで大事にしていることはありますか?

メンバーに伝わっているかはわかりませんが、とにかく一緒になって考えることを心がけています!

クリエイターへの提案の仕方や資料の作り方をはじめ、価格、クリエイティブ、商品在庫数など、自分が把握している限りの情報や想いをいつもメンバーに伝えようと心がけています。

伝えるところは伝えつつ任せるところは任せるようにしながら、「これでダメなら仕方ない!」と思えるところまでメンバーと一緒にアイデアを落とし込むようにしています。


※左:岩堀、右:クリエイター「ミルと365日」


Q.部長に就任してから、岩堀さんご自身のキャリアプランや意識に変化はありましたか?

昔から特にキャリアプランといったものは無いんですよね...
ただ、1年1年実直に目標に対して貢献していくことを意識してきました。

また、「エンタメ魂」を常に持つように意識していて、クリエイターとファンがワクワクする新しいことを妄想して、それをビジネスに落とし込んでいくことも大事にしています。

部長として、部署のメンバーそれぞれがやれることをしっかり増やせるように、メンバーのために行動したり、環境を整備したりすることを大事に仕事をしているつもりです。


Q.今後ファンコミュニケーション事業部としてやりたいことやビジョンはありますか?

最終的に、この事業を通じて“家”を提供できるようになりたいと考えています。

人生で1番大きい買い物が家だと仮定したときに、1番高価で貴重なシーンを提供できることはとても素敵なことだと思っています。

今は洋服やグッズを制作するという段階ですが、これを積み重ねて、いつかはクリエイターと一緒に“家”や暮らしをプロデュースするような、“家”を作れるくらいファンの生活に関わることのできる事業部に成長できたらいいなと思います。

エンタメという業界の性質上、どんなに面白くて人気のあるものでも、急に世の中から姿を消してしまうものも多かったりするのですが、逆に本当に実力があるものや愛されている人(物)は残り続けていくものだと考えているので、そういったものを少しでも多く創り出していきたいです。

数十年後に「昔ああいう事やってたんだよね」という武勇伝を作るのではなくて、今もなお生き続ける伝説を作りたいなと思っています。



以上、岩堀さんのインタビューでした!

次回の社員インタビューもお見逃しなく!

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