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GIGで学んだことを、未来の生徒に渡していきたい。“GIGインターン卒業”を前に - メディア事業部 mozuku

GIGでは、大学生を中心としたインターン生が多く活躍しています。未来の新卒採用に内定している「内定者インターン」はもちろん、GIGのインターンで学んだことを活かして未来に羽ばたいていくメンバーも。

今回フォーカスするのは、大学3年生時から1年半のGIGインターンを経て、この春に高校教員となるmozukuさん。「じつは当初、GIGでのインターンは前向きじゃなくて……」と語ってくれたmozukuさんの1年半の学びと、今後の夢を聞いてみました。

mozuku:津田塾大学在学中、株式会社GIG メディア事業部 インハウスコンテンツチームインターンとして入社。『Workship MAGAZINE』をはじめ、GIGBlog及びLeadGridのコンテンツ制作を行っている。

東日本大震災をきっかけに、英語とメディアに興味を持った

―まず、かんたんな自己紹介をお願いいたします!

現在大学の科目履修生で、この春高校英語教員になります。福島県出身で、大学進学と同時に上京してきましたが、コロナ禍突入により大学の授業がすべてオンラインになったことから、現在は福島県の実家で暮らしています。教員免許を取るため大学にもう1年通っており、さらに在学中に休学をしていたので、実質大学6年生に当たる年齢です。

―英語の先生になるんですね! 教員を志望した理由を教えてください

「教員になろう」と決めたのは、休学中にフリースクールでボランティアしたことがきっかけです。スクール運営をしている方々が、自分の子供でも他人の子供でも関係なく育てている姿を見るなかで、公教育の場でも「地域社会を巻き込み、みんなで子供を育てる」ことを実現したいと思ったんです。

一方で大学時代に学んだ英語とメディアに興味を持ったのはもっと前。2011年の東日本大震災のときでした。福島県はご存じのとおり大きな被害を受け、私も被災生活を余儀なくされていました。そのなかで、とくに福島県は風評被害もあったりと、メディアの報道に自分自身もまわりも惑わされることが多く、マイナス面の疑問を持ったのが始まりです。

そこで考えたのが、英語というツール。英語を知っていれば、国内だけでなく国外メディアや科学的な論文などが読めますよね。少しでも多く、正しい情報にアクセスしたい。科学的な視点からモノを見たいという気持ちから、英語に興味を持ったんです。そのあと大学では英文学科を選択し、英語教授法を学びました。

―メディアのインターンを志望したのも、震災の報道がきっかけだったのでしょうか?

そうですね。メディアに疑問を持ったはいいけれど、それを知らないで終わらせるのはいやだと思ったんです。インターンだけでなく、学科のコース選択時にはメディアコースに進み、英語教授法と並行してメディア論を学んでいました。そのうえでもっと実践的にメディアを知りたいと考え、メディア系のインターンを探し始めました。

―元からGIGのことは知っていましたか?

Wantedlyを使ってインターンを探していたのですが、人事の方からのスカウトで初めてGIGの存在を知りました。じつは当時、ほかの会社でのインターン生として内定をいただいていて、GIGに行く気はあまりなかったんです。だから「もし自分に合えばこっちに行こう」くらいの軽い気持ちで面接を受けました。

―ということは、面接を通じてmozukuさんがGIGを選ぶ理由があったということでしょうか?

当時から今までずっと上長である内田さんが面接官だったのですが、積極的に自分のことを聞いてくれる姿勢から、「内田さんのもとなら安心して働ける」と直感的に思いました。人間関係が理由でインターンを離職してしまった経験があったので、誰と働くかは大切にしたかったんです。

人事の方からWantedlyで送られてきたスカウトメッセージも、私のプロフィールをしっかり読み込んだうえでのメッセージでした。Wantedlyのスカウトって、手あたり次第に送っているテンプレのような内容が多かったので、「GIGは私のことをちゃんと見てくれてる」と思い、GIGでのインターンを決めました。実際入社してみて、インターン生を育てようという社風、インターン生もイチ戦力として評価してくれる環境が整っており、入社してよかったと考えています。

GIGインターンは「楽しいから行きたい」。今後も核となる職業観

―実際にインターン生として働き始めた当初の印象を教えてください

働き始めた当時はオフィスに出勤していて、周りにインターン生も多くいました。インターン生同士でランチに行ったり、たわいもない話をしたりと、溶け込むまでにそう時間はかからなかったです。周りの先輩インターン生は優秀な方ばかりで「卒業するまでにこのレベルに到達したい」という指標にしていました。

記事の執筆や編集、SEO設計など、「Workship MAGAZINE」に関わる業務全般を任せてもらっていましたが、もちろん初めての経験。右も左もわからないなか、上長やほかのインターン生に教えてもらいながら業務をこなす日々でした。ときには原稿が真っ赤になって戻ってきて落ち込んだりも……。今となってはいい思い出です。

―1年半のインターンを通じて、学んだことはありますか?

学んだことといえば、大きく2つに分けられると思っています。ひとつはスキル面。もし私が教員ではなく、新卒でメディア系の企業に入社したら、即戦力として活躍できるであろう力は十分備わったと思います。執筆ができて、編集ができて、リサーチができて、SEOもわかります。

もうひとつは、新しい職業観を学びました。私は大学時代、GIGインターンのほかにも飲食やクレジットカードの営業、相談員などのアルバイトを経験しました。そのすべてが「お金を稼ぐためにやらなくちゃ」というモチベーション。でもGIGのインターンは「楽しいから行きたい」と初めて思えたんです。仕事って楽しい、働くって楽しいというこの気持ちは、今後も自分の人生の核となる大切な観点です。

また教員になっても、GIGで学んだメディア運営のスキルは活かせると思っています。私は教職とメディアってとても近いものだと考えているんです。今後教員として、生徒が意思決定をするときによりベストなチョイスができるよう、多くのものを提示してあげたい。メディアも人が意思決定をするときの判断材料として使われるものですよね。メディアを学んだからこそ、この価値観は生まれたものだと思っています。

ーmozukuさんはGIG以外にもインターンをしていたと伺いました。GIGのインターンが他社のインターンやアルバイトと違う部分はありますか?

インターン生をイチ戦力としてカウントしているところだと思います。私の経験上ですが、インターンもアルバイトも「社会経験を積ませてあげる」「人が足りないから手軽に補充したい」という考えがあるところは少なくはありませんでした。

でもGIGはインターン生であっても戦力の1ピースとして数えてくれます。期待されているからこそ、期待に応えるべく学びたいし、働きたいと思います。最初からすべてできる人なんていませんが、「一刻も早く100に近づきたい」と思わせてくれる環境がGIGにはありました。1年半という長い間インターンを続けられたのも、その環境のおかげです。

「なんでやろうと思ったの?」を、未来の生徒にも

ー今後GIGインターンで学んだことを活かしてどんな先生になっていきたいですか?

「答えをすぐに教えない」先生でありたいです。生徒って、先生に答えを求めていると思うんです。答えを教えるのって簡単ですし、ついそうしてしまいがちだと思うのですが、答えをすぐに教えると、自分で考えて対処する力が身につかなくなってしまいます。「なんでやろうと思ったの?」「いまはどんな方向に行きたいの?」と生徒に常に問いながら、一緒に考えていけるような先生になりたいんです。

私はGIGインターンで、たくさんの「なんでやろうと思ったの?」を聞いてもらいました。時には上手く答えられなかったり、そもそも自分が何をしたいのかわからなかったりしましたが、この問いがあったから自分で考える力がついたと思っています。

生徒が将来自立して、大変なことに直面したとき、自分で考え自走できるような力をつけるヒントになれる先生になれたらと思います。

―ありがとうございました!!

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(この記事はGIG BLOGからの転載です)

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