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成果が数字で測られる時代に、言葉の持つ力を忘れたくない– 編集者・泉 知樹

GIG社員インタビュー第50回目は、編集の泉知樹さんにお話を伺いました。

泉 知樹(いずみ かずき):株式会社GIG DX Consulting事業本部メディア事業部所属。編集者。関西学院大学を卒業後、新卒でGIGに入社。現在は日本最大級のフリーランスメディア『Workship MAGAZINE』で記事編集やディレクションを行いつつ、法人向けサービス『WorkshipENTERPRISE』のコンテンツマーケティング施策を担当している。

自分の書いた文章に反響があるのがうれしかった。行きついたのは「編集」という仕事

―大学ではどんなことを学んでいたか教えてください

関西の大学でマーケティングを学びつつ、人材開発系のゼミに入り、モチベーション理論やSNS活用を勉強しました。でも学びでいえば、アルバイトやインターン、サークル活動といった存在のほうが大きかったですね。それらにハマりすぎた結果4年時に2単位残して留年してしまったのですが……。

ただ残っていたのが資格検定に合格すれば単位が取得できる授業で、学校に行く必要がなかったので、「じゃあ東京に出てみよう」と留年期間中は上京してインターンをしていました。Webマーケやカスタマーサクセス、営業とさまざまな職種を経験できたので結果的には留年も良かったと思おうとしています。

―編集に関わろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

はじめはライターという仕事に興味を持っていました。大学のサークル活動で広報や渉外を担当していて、文章を書く機会も多かったんです。サークルのメンバーの話を聞いて文章にしたり、それを読んでくれた人が新たに入会してくれたりと、僕の書いた文章に反響があるのが楽しかったんですね。

そんな経験を重ねていくうちに、コンテンツを作成する仕事、文章を用いた仕事に関わりたいと思い、行きついた先に「編集」という仕事があった、という形です。

―世の中には多くのメディアがある中で、なぜGIGを選んだのでしょうか?

「編集者」って、新卒採用がとても少ない職種だと思うんです。パッと思い浮かぶのは出版社の新卒採用ですが、それ以外ってあまり見かけないですよね。

僕が就職活動で使っていたのは主にWantedlyだったのですが、Wantedlyに多く掲載のあるベンチャー企業ならば、なおさら経験豊富な中途編集者を募集しているはずで。やっと見つけた新卒編集者の募集が、GIGでした。

新卒でベンチャー企業に入ることに対してはまったく抵抗はなく、むしろ裁量権を持てたり、実力主義だったりする部分に魅力を感じていました。GIGはそんなベンチャー企業のなかでも自由な社風である一方、技術や表現へのこだわりが深く「良いモノを作る」ことに重きを置いている会社であるというイメージでした。その印象は入社後も変わっていません。

その道のプロと一緒に働ける環境

―現在はどんな業務を担当されていますか?

大きく分けて3つの業務を担当しています。1つ目が日本最大級のフリーランスメディア『WorkhsipMAGAZINE』の編集。2つ目がフリーランスと企業をつなぐマッチングサービス『Workship ENTERPRISE』の企業向けLP施策のディレクション。そして3つ目が『Workship』のSNS運用と、付随するフリーランス向けコミュニティ『フリラボ』の運営です。

たとえば『WorkshipMAGAZINE』の編集業務は、約15人(2021年12月現在)ほどいるライターさんのディレクションや企画出し、取材、校正作業といった業務はもちろん、メディアの窓口役も行っています。

企業からの問い合わせや掲載依頼があったら編集者が打ち合わせに向かい、どのような記事を『WorkshipMAGAZINE』で作成し、掲載すべきかをイチから考えていくのも仕事です。

―やりがいはどのようなところに感じますか?

所属するメディア事業部インハウスコンテンツチームは、GIG社内でも屈指の大所帯チームなのですが、その全員で一緒に活動していくことにやりがいを感じています。

その道のプロとして長年経験を積まれたフリーランス・業務委託の方もいれば、これからメディアのことを学びたいと門を叩いてくれたインターンの方もいます。僕よりもはるかに経験を積まれているフリーランスや業務委託の方から学べることは多くありますし、インターンの方から学ぶ場面もたくさんあります。その一方で、僕が教える立場に立つことも増えてきました。

僕はいま新卒2年目ですが、1年前先輩から聞いたことを自分なりに解釈し、チームに共有して理解してもらえたときはやはりうれしいですね。

―編集作業はもちろん、窓口対応やSNS運営などさまざまな業務を担当されていますが、どの業務が一番楽しいですか?

うーん、全部楽しくて困りますね……(笑)。

編集という仕事はすべての業務がかみ合ってできていると思っています。こっちの業務を頑張ればあっちの成果が上がる、そっちの数字を見ていくとこっちの数字も理解できる、といったように、ひとつの業務だけで完結することがないんです。

頑張れば頑張るだけ成果も見えてくるので、やっぱり僕にとってはすべてが「楽しい業務」ですね。

「やってみたい!」と言えば任せてくれる環境。その期待に応えたい

―いま、課題に思っていることはありますか?

入社して2年目になり、自分の成長曲線がゆるやかになってきてしまっている自覚があります。1年目の時は右も左もわからず、とにかく編集者として一人前にならなくちゃ! という焦りもあったのですが、一通りの業務を覚えたいま、さらなる吸収できるモノを自分から探していかないと、成長が止まってしまうフェーズにきたと思っているんです。

上司に相談し、実際に自分の実力の一歩先を試せる業務を割り振ってもらったり、社外の仕事も受けたりして、自分のスキルをさらに磨いていくよう、努力しています。

ありがたいことにGIGは挑戦が大切にされている会社です。「やってみたい!」と声を挙げれば、任せてくれる環境があります。任せてもらうからには期待に応えたいですよね。毎日トライ&エラーを繰り返しながら、さらなる挑戦を続けていきたいです!

―今後GIGで挑戦したいことを教えてください。

自分ができることをもっともっと増やして、担当できるメディアを大きく成長させたいです。編集という仕事に向き合い頑張っていれば、この先、自分が制作に関わった文章や記事で、誰かの心を動かせるかもしれません。

Web上の文章は、すべて数値が出てしまう時代ですが、数字の結果だけでなく、僕が扱う一つひとつの単語の選択で、読者の感情を動かすことができたらうれしいです。

―ありがとうございました!!

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