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採用サービスとして昨今重要度が増してきている『Wantedly』。しかし、適切な運用が行えなければ、Wantedlyからの求人応募は増やすことができません。
GIGでは月間400名以上のエントリーを獲得してきたノウハウを活かし、Wantedlyの運用代行サービスを展開しております。この度、カウンティア株式会社さまのWantedly運用を約半年間サポートさせていただきました。
2015年3月に創業し、財務サービス事業とフィンテック事業を展開するカウンティア株式会社。当初はWantedly経由でのエントリー数が2週間に1件しかなかったそうですが、GIGが運用をサポートした結果、いまでは1日最大5件のエントリーを獲得するまで成長しています。
そこで今回、カウンティア代表取締役の姥貝賢次さん、また実際にWantedly経由で応募し入社に至った池谷和晃さんにお話を伺い、GIGのサポート以前の採用状況やGIGの運用代行について振り返りました。
採用に関して何もノウハウがない状態。「このままではヤバい」と思った
GIG山下:ご依頼いただいた当初は、どのような採用課題がありましたか?
姥貝:そもそも、どのように採用を進めていけばいいか、採用の方法自体がわかっていませんでした。Wantedlyも「登録すれば応募が勝手に来る」と思っていたくらいで、登録した後はほぼ放置状態。忙しかったということもあり、何も手を付けられていない状況でした。
また、Wantedlyに掲載されている他社の募集要項を見ると、エモい感じで書かれていたりするじゃないですか。しかし我々はそういった募集要項の書き方もわかりませんでしたし、ノウハウもなく、「このままではヤバい」「ちゃんと採用を進めていかないと」と強く感じていました。
カウンティア代表取締役 姥貝賢次さん
GIG山下:GIGにご依頼いただいた経緯はなんだったのでしょうか?
姥貝:GIG代表の岩上さんにお会いしたことがあり、Web制作以外にもWantedly運用代行をやっているという話を聞いたことがキッカケです。
当時、求人に対する応募が2週間に1件あるかないかという状況でした。どうにかこれを週1件のエントリー、さらには面談にまで進められるようにならないかと、GIGさんに相談しました。
そうしたら担当者さんは自信を持って「いけます」と答えてくださったんです。「カウンティアには個性が尖っているメンバーがいるから、キャラをしっかりと立てて社員インタビューコンテンツを載せていけば目立てる。さらに、事業内容も独自性があり尖っているから、ちゃんと設計してコンテンツを配信していけばターゲットユーザーに刺さる」と説明してくださって。
我々には採用や採用ブランディングに関して何もノウハウがありませんでしたから、GIGさんにまかせてみようと思って依頼しました。
「根拠ある提案に安心感を覚えた」多いときは1日5件のエントリーがあることも
GIG山下:今回のWantedly運用代行では、求人票(募集記事)と社員インタビューコンテンツの制作・運用をサポートさせていただきました。運用サポートの印象はいかがでしたか?
姥貝:社員インタビューのディレクションにおいて、カメラマンへの指示やインタビュー内容が非常にしっかりしていたのが印象に残っています。できあがってくる記事もクオリティの高いものでした。
また求人票については、「前回の募集にはこんな反応がありました。そのため、次はこうブラッシュアップして展開するのはいかがですか?」と毎回データをもとに根拠ある提案をしてくださりました。やり取りも気持ちよく、とても安心感のある進行でしたね。
GIG山下:Wantedlyの運用をともに進めていく中で、意識していたことは何かありますか?
姥貝:「このような事業をやっているから、こんな人材がほしい」という発想での求人はしない、ということをGIGさんとはよくお話させていただきました。というのも、我々はまだ事業立ち上げフェーズの会社。現状の事業に紐付いた採用だけだと、新しい道が閉ざされてしまうと思ったんですね。
それよりも、応募が来た人、採用した人に合わせて事業を変化させたり、新しく創ったりすればいいという発想で取り組んでいました。
GIG山下:パズルのピースを埋めるという感じではなかったんですね。池谷さんは姥貝さんのインタビューコンテンツを見て応募されたそうですが、応募した理由はなんだったのでしょうか?
カウンティア 池谷和晃さん
池谷:私がカウンティアを知るキッカケとなったのが、『ゼロからでもOK!新領域スタートアップを成功へ導く財務コンサルタント募集!』という募集記事でした。当時、何か新しいことにチャレンジしたいという気持ちがあり、特殊な職種の求人がないかとWantedlyを見ていたんです。
「マーケティング」や「セールス」などの求人数は多いのですが、「財務」というキーワードで検索するとカウンティア以外の求人はほとんどヒットしなくて。
いったいカウンティアとはどんな企業なのだろうと興味を持ち、求人票以外のページを読み進めていくと、姥貝のインタビューコンテンツにたどり着きました。エンジニアから公認会計士に転身した姥貝のキャリアを知って「こんなキャリアがありなのか!」と驚いたのを覚えています。
そして会社自体も最先端のフィンテック領域で事業をやっていて、小規模だからこそいろいろチャレンジできそうな環境もあることが伝わってきて、「姥貝みたいな仕事がしたい」「自分も新しいことに挑戦してみたい」と思うようになり、応募しました。
姥貝:GIGさんのWantedly運用代行がはじまって間もないタイミングにも関わらず、池谷のように私のインタビューコンテンツを見て応募してくださる方が多く、早速反響を感じることができたコンテンツでした。
エントリー数も1日1人は応募があるペースになり、多いときでは1日4〜5人のエントリーが集まるなど、GIGさんに運用代行していただいてからWantedlyの反響は非常に大きいです。
最終的にクライアントが自走するために、GIGはリソースとノウハウを提供する
GIG山下:現在はインハウスでWantedlyを運用されていますが、GIGの運用代行フェーズがあって良かったと思えることは何かありますか?
姥貝:「毎週コンテンツを出していく」という習慣が、カウンティア社内に生まれたことが良かったなと感じています。GIGに支援していただくまでは、Wantedlyは「更新していくもの」という考えがなく、一回出稿したら応募が集まるのを見守るというものだと考えていました。
しかしGIGさんと一緒にやっていくことで、「毎週新しいコンテンツを出していく」という概念が我々の中に生まれて。そして自ら新たな習慣をつくることは結構難しいことだと思うのですが、GIGさんが外から習慣をつくってくれたので、依頼した甲斐があったなと感じています。
GIG山下:「習慣」を提供するという点はGIGにとっても発見でした。僕らは、Wantedlyはプロでないと必ずしも運用できない媒体であるとは考えていません。むしろリソース不足やノウハウ不足といった課題に対して支援させていただき、最終的にはカウンティアさまのように、自走していただくことが大切だと考えています。
姥貝:今回ご一緒させていただいて、GIGさんのコンテンツ制作力はあらためて「すごいな」と感じました。GIGさんはWantedly運用代行以外にもオウンドメディアマーケティングやコンテンツマーケティングをやられておりますから、我々も「いかにGIGのセンスを引き出すか」というのを考えて取り組みました。
いまのカウンティアのWantedlyは、GIGさんのクリエイティブが土台になっています。弊社のように、Wantedly運用や採用ブランディングに困っている企業は、一度GIGさんに相談して“GIGのセンス”に触れるべきだと思いますよ。