Gastroduce Japan株式会社は、食品×インターネットに特化した総合支援企業です。大手企業様へのサポートをはじめ、中小企業様のECもトップ店舗に導いた確かな実績を持ち、「楽天市場」や「Yahoo！ショッピング」といった国内屈指のECモールにて多数の受賞歴もあります。

社内すべての部門が“食品ジャンル日本一”を目指して研鑽を重ねる当社は、第2創業期を迎えています。今記事では、日本が誇る“GASTRONOMY（美食文化）”を世界に広めていくために事業をリードする代表の若松に、当社が掲げるミッション・ビジョン・バリューに込められた想いを聞きました。

若松 友貴 / 代表取締役社長・代表ECコンサルタント 

福岡県生まれ。一橋大学商学部を卒業後、2014年に楽天株式会社に入社し楽天市場のECコンサルタントを担う。同社在籍中には楽天賞を2回、楽天市場MVPを3回受賞。累積担当社数は1000社を超え、数多くの食品業者を中心にEC事業の拡大に寄与した。2017年には同社を退社し、「マーケティングは実行を伴って初めて意味をなす」との想いから食品ECに特化した実行型コンサルティング企業・Gastroduce Japan株式会社を設立。

マーケティング徹底力を強みに、食品EC業界のトップランナーへ

【ミッション】
“マーケティング徹底力で食品の未来を創る”

【ビジョン】
“常に食品EC業界のトップランナーである”

- 圧倒的なノウハウ、どこよりも「売上」「賞」にこだわる
- 日本一の食品特化ECコンサルタント
- 日本一の食品特化EC運用
- 日本一の食品特化制作ノウハウ

【バリュー】
“プロとしての正しい知識×当事者意識＝売上・利益上昇”

- プロフェッショナリズム
- 当事者意識
- スピード重視

ーーまずは、このミッションやビジョンを掲げた理由を教えてください。

Gastroduce Japanは“食”に特化し、ECを軸としたマーケティングを主事業としています。もともと私は、食品には人を笑顔にする力があり、企業様が思いを込めて作った商品を多くの方に届けることで、社会全体をより豊かにできると考えていました。この想いが、ミッションである“マーケティング徹底力で食品の未来を創る”に直結しています。

例えば、ECを活用することで、企業様の規模に関わらず優れた商品が多くの消費者に届くようになります。特に地方に拠点を置く企業様にとって、ECは新たな販路となり、地域の活性化にもつながります。そうした成功を目の当たりにしてきたことが、このミッションを掲げた理由の一つですね。

そして、このミッションを実現するためには、私たち自身が食品EC業界をリードする存在であることが不可欠だと考えました。だからこそ、“常に食品EC業界のトップランナーである”というビジョンを掲げています。このビジョンには、単に業界でトップを目指すだけではなく、企業様や地域社会の発展を牽引する存在になりたいという想いも込められています。

ーー若松さんの強い想いを感じますね。

 私は、日本が誇るGASTRONOMY（美食文化）を世界に広め、その成果によって日本を豊かにしたいと考え、起業しました。ECを通じて、全国各地の素晴らしい食品をより多くの人々に届けることで、地域の活性化や企業様の成長を後押ししたいという想いが原点です。

この想いを実現するために、起業当時から「マーケティングは実行を伴って初めて意味をなす」という信念を大切にしてきました。そこで、バリューとして“プロとしての正しい知識×当事者意識＝売上・利益上昇”を掲げています。この考え方は、単に知識を提供するだけでなく、現場で企業様とともに課題解決に取り組む姿勢に根ざしています。

食に特化し、マーケティング徹底力を強みにする私たちは、常に成果を出し続ける必要があります。日本の食に携わる企業様がその可能性を最大限に発揮できるよう、全力でエンパワーメントを行っています。

正しいマーケティング知識と実行力で、商品の価値を最大化

ーー起業時から、このミッション・ビジョン・バリューを掲げていたのですか。

起業時の想いをベースに、時間をかけて言語化しました。「IT」というワードが定着し、スマートフォンが普及し、ビジネスシーンではDXの必要性やAIの可能性について語られています。そうした流れのなかで、消費者の購買行動も変化しECが定着しました。

テクニカルな領域も含め、マーケティング戦略は時代に合わせて変化を止めません。食に特化する当社は、豊富なノウハウをアップデートしながら“No.1”であり続けます。

起業当初から、“食品業界の未来を創る”という想いを持っていました。ただし、それを具体的に言語化したのは、事業を進める中でのことです。

ここ数年、スマートフォンの普及やDXの進展により消費者の購買行動が大きく変化し、ECが急速に広がりました。こうした環境の変化に対応し、企業様が持つ商品の価値を最大化するためには、正しいマーケティング知識と実行力が不可欠だと考えたことが、MVV策定の背景にありましたね。

ーービジョンに掲げる“常に食品EC業界のトップランナーである”の言葉が、とても印象的です。

ECに関連する事業者は多様です。プラットフォームはもちろん、コンサルティング、マーケティング、広告運用、クリエイティブ制作など、私たちも含めてさまざまな事業者がおります。ただし、すべての事業者が企業様に価値を提供できているわけではありません。知見やノウハウに乏しい事業者により、本来企業様が持つ可能性を閉ざしてしまう事態を目の当たりにしてきました。なかには、ECに苦手意識を抱えてしまう企業様もいます。

ビジョンに含まれる“トップランナー”のワードは業界トップであることはもちろん、仲間とMVVを共有しながらキャッチアップを重ね、食品ECの業界をリードしていく想いも込められています。

ーー若松さんは、食品ECのノウハウをどのようにアップデートしてきたのでしょうか。

前職にて多様な業界のECに携わりましたが、食品との相性が良かったことが大きかったですね。そこで食品業界に“一点突破”することに決め、さまざまな店舗の事例をリサーチして学び続け、独自のノウハウを積み上げてきました。その結果としてGastroduce Japanを立ち上げ、食品ECで数々の結果に恵まれています。

数ある競合他社のなかでは類を見ない結果を残していると自負していますし、大手も含めさまざまな企業様から信頼を寄せられていると思います。

ーー業界特化型の事業展開が、企業様からの信頼につながりますね。

そうですね。事業を展開するうえで、多くの事例を通じて得たノウハウは強みとなります。経験に裏打ちされた多様な施策を検討できますし、企業様に納得いただける提案が可能です。そうした背景から、食品に特化した事業展開によって、私たちの市場価値を高められているのだと思います。

「売上」や「賞」にこだわる、ハイレベルなチームを構築

ーーミッション・ビジョン・バリューの達成に向けて、具体的にはどのように取り組んでいますか？

ECで販売する食品は、主に自家需要とギフトに分類できます。さらに自家需要は嗜好品と必需品があり、必需品一つとっても高単価・低単価の商品に分かれており、それぞれのニーズが異なります。

その点を踏まえて、選択と集中を測りながら戦略を立てます。例えば“必需品・低単価”の商品を販売する場合、いたずらにLP（ランディングページ）を制作しても費用対効果の面で得策とはいえません。あくまで企業様の状況や商品の強みを踏まえて、ECモールの特性も考慮しながら販売戦略を立てます。企業様とコンセンサスをとれたら購買者に訴求できるクリエイティブを制作し、広告を含め運用していく、という流れです。

Gastroduce Japanでは、優秀なコンサルタントがクオリティコントロールしながら施策を進めています。このような仕組みによって、MVVの達成に向けた実効性の高い取り組みを実現しています。

ーーMVVの達成を目指すために、コンサルタントと一緒に施策を進めているチームづくりについて、教えてください。

コンサルタントは7～8名おり、コンサルタントが立案した戦略のもとで各種施策や制作を担うディレクターやクリエイターと連携して案件を進めます。社内では業務に必要な知識を共有しノウハウを蓄積する仕組みがあり、動画教材も準備しました。

そのほか、事例の共有にも力を入れています。メンバーが売れ行き好調な企業様の店舗についてさまざまな角度から仮説を立て、経営陣やマネージャーからフィードバックする機会を設けました。戦略的思考を身につけられる育成を目指しています。

また、評価制度についてもMVVを達成しようと行動し、成し遂げた場合にしっかりと給与に反映できるように設計しています。

ーービジョンには「日本一の食品特化ECコンサルタント」「日本一の食品特化EC運用」「日本一の食品特化制作ノウハウ」というワードが3つ並んでいます。そのために、メンバーの活躍は必要不可欠ですね。

まさにそうですね。3つの“日本一”は、プロジェクトマネジメント、マーケティング、デザインといった各部門に紐づいています。各部門、すべてのメンバーが主役です。

ビジネスとして結果を出すために、ハイレベルなチームを作りたいと思います。

ーー「結果を出す」という面では、ビジョンに「売上」や「賞」にこだわると掲げられています。

各店舗の売上は開示できないため、賞をいただくことで対外的に明確なアピールができます。企業様に伴走し、魅力的な商品が持つ可能性を最大限に引き出し、売上の最大化を図ることが私たちの役割です。

私たちが支援する企業様は、成功への高い意欲をお持ちです。そのうえで施策を立案し、販促が成功することで、ECモールにおける月間MVPなどの賞をいただけます。店舗の運用開始から半年で月間MVPをいただいた実績もあります。

経験とノウハウを蓄積しメンバーを育成。100社以上のプロジェクト支援を目指す

ーーMVVの達成に向けて、課題点はありますか？

属人性の高さは課題ですね。当社のメンバーはまだ少数で、業務の標準化が十分に進んでいない状況です。特に、EC店舗の運用を担うディレクターのポジションは設置からまだ2年ほどで、経験値を蓄積している段階です。

しかし、こうした課題に対応するための取り組みを着実に進めています。育成として、先ほどお話しした教育体制のほか、週次ミーティングで知識やノウハウを共有し、メンバーのスキルアップを図っています。また、業務効率化にも注力しており、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）を導入しました。店舗運用の効率を向上させる最先端の仕組みを整備し、課題解決に向けた体制を構築しています。

ーー若松さんが思い描く、今後のGastroduce Japanの目標を教えてください。

やはり組織の拡大ですね。組織化されたチームをしっかり大きくして、時代の変遷についていきたいと思っています。具体的には、2025年に40名を突破する計画を立てておりますし、ここ数年で約100社以上のプロジェクトを支援できるように体制を構築したいですね。重要な役割を任せられる人をどんどん育てていきたいです。

また、自社運営する越境ECを通じて魅力的な日本製品を世界でも販売したいですね。越境ECの知見やノウハウを広げながら、日本が豊かになるために貢献できればと思います。ECモールを置いていない企業はまだまだありますが、伝統のある高級品など、日本が誇る逸品も含めて売れる場所づくりに力を入れていく構想もありますね。

そして、ゆくゆくは日本の食関連のビジネスで、世界を舞台に勝てるように事業を展開したいです。そうした取り組みが、食に携わる人全体への貢献であったり、食品の未来を作ることを後押しすると思います。

ーーその達成を目指すには、どのような人材が必要ですか。

『守・破・離』の精神を大切にしながら仕事を覚えつつ、自ら積極的に意見できる方でしょうか。そして、基本をしっかりとキャッチアップしたうえで意見やアイデアを出せる方を歓迎します。

また、チーム内で周囲のメンバーを大切にしながら、率先して動ける方も大歓迎です。チームや社内の雰囲気を良くしようと成長意欲を持ち、前のめりで取り組める方をお迎えできればと思います。

ーー最後に、現段階でGastroduce Japanにジョインして得られるものをお伺いできればと思います。

複数ポジションを担うメンバーも多く、マネージャー職のポジションはまだまだ空いている状況です。前向きにプロジェクトに取り組み、結果を出した方はすぐにキャリアアップできるチャンスがあります。

成長を実感できる場所でチャレンジしたい方、Gastroduce Japanのミッション・ビジョン・バリューに共感した方は、ぜひエントリーしていただければと思います。